“SNSあるある”が現実に!「#あぁアレね展」で“大バズりツイート”と対面してみた

ウレぴあ総研



■バズったネタを現実のリアル世界に再現したらこうなった

SNSでバズった(流行した)ネタをまとめたサイトはいくつかあります。しかし、そのあるあるネタを現実世界に再現したらどうなるでしょう?

東京・原宿で「#あぁアレね展」という、SNSネタを現実で表現する画期的な展示が行われました。

■「へぇ、こんな展示あるんだ」ってカフェで女子高生が言ってた

入口にあったのはショーケースの中に入った「りんご」。ですが、説明書きは「みかん」となっています。

これは「殺伐としたスレッドやタイムラインに◯◯が登場!」というネタを現実化したもの。ネットではイラストとコメントが不一致という単発ネタですが、リアルで表現するとシュールレアリズムっぽさを感じます。

現実化は視覚だけではありません。「◯◯って女子高生が言ってた」というミームでは、カフェで女子高生が交わす会話アニメを本当に小耳にはさむことができます。

「マナー講師にこそ、マナーが必要だよね」など数十パターンの発言は、時に心に刺さる名言、時に「これ本当は創作でしょ?」と感じるものまでバラエティに富んでいます。

その隣も聴覚に訴えかけるネタ。「聞こえますか…あなたの頭に…直接語りかけています…」とSNSでよく見るフレーズが、会場の片隅に立つと実際に聞こえてきます。

■さらに謎を解明すべく、我々はアマゾンの奥地へ向かった

会場のさらに奥には、アマゾンのジャングルを描いたボードがあります。

「アマゾンの奥地へと向かった」は、昔のテレビの探検番組の定番フレーズ。現在では、何か疑問があった際にまず使われるネットミームとなりました。今回は記念撮影スポットとして現実化されています。

感動したのが、ネットでバズったネタの実物展示ゾーン。

「フォロワーが40人いることを褒められた」ことをツイートしたら、ほっこりした話に共感が生まれ、一気にフォロワーが4万人に増えた島根県のやすもと醤油さん。(@yasumotoshoyu)

直筆のお手紙や、"色鉛筆で描かれたとは思えない"「堅あげポテト」の本物も。(要は普通の商品そのままなのですが、ライトの当て方など逆にイラストへ寄せる陰影をつけ、カルビーからも正式に許諾済み!)

■あの大バズリツイートの実物(!?)も展示されていた

さらに証明写真の使い残しもありました。これがネットでバズったこと、記憶にありますでしょうか?

「サークルの広告を駅に出すはずが、間違いで証明写真が掲載された」というエピソードに登場した、実物の証明写真でした。この告白は10万リツイートもされています。

展示会初日には、証明写真の持ち主であるオカダダイキさん(@OK_ADAD)ご本人が来訪。

現在も一日に数件のリツイートがあり、バズった時の正直な気持ちは「海外にまで広がった時はコワさもありましたが、平和にバズれてよかった」とのこと。朝のワイドショー番組で取材を受けるなど、ネットだけでなく現実にも影響があったそうです。

今ではこの証明写真にも思い入れが生まれ、いつか将来は子供に見せたいとのこと。

■どうしてこんな展示が? 次回はあるの? 謎を解明すべく(以下略)

最後に本イベントを実行した、企画集団・餅屋の福間さんと岡本さんにお話を聞きました。

もともと所属するテテマーチ株式会社がSNSを活用した企業支援をしている中で、バズったものをテーマにした企画を立案。

本格的に動き出したのは半年前からで、コロナも落ち着きはじめたので、敢えて手触り感を大事にするリアルイベントでの表現となったそうです。

今回チョイスしたバズりワードの特徴は「絵がイメージできるもの」とのこと。なるほど、多くの人が同じイメージを共有しやすいと、現実化しやすいのかもしれません。

ちなみに、展示の裏ではいくつものボツネタ(例えばドルチェ&ガッバーナの香水)もあったとのことでした。

常日頃からTwitterに接し、その空気感や物の見方が好きな人(俗にいうツイッタラー)には刺さりまくりの本イベント。

唯一の無念は、初日の訪問だったので参加型企画の「バズったけど宣伝することないので◯◯教えて!」の結末を見られなかったこと。

Twitterだとバズった投稿に「◯◯教えて」のツイートが続き、元投稿に関係なくさらに盛り上がることがあります。本イベントではその反応を、壁に付箋紙を貼るというリアルかつアナログな方法で再現。

※今回は「美味しいお店教えて」、というリクエストでした。

開場直後は数枚の情報しかありませんでしたが、最終日には投稿(付箋紙)がわんさか。ネット上では「有益な情報が集まってる…」「リストにしていただきたい」との投稿(こちらは本当のツイート)がありました。

現段階では次回は未定だそうですが、面白い企画には意欲があり、コラボ案件なども募集中とのこと。今後バズったツイートを見るたびに「これ、リアルだとどう再現できるのかな?」という楽しみも増えそうです。

<追記>

テテマーチさんから「バズったけど宣伝することないので◯◯教えて!」の最終形態写真をお借りしました。たくさんの美味しいお店が集まったようですね。リスト化してほしいーーー!

(イベニア/高柳優)

当記事はウレぴあ総研の提供記事です。

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ