安彦良和の貴重な原画に震える『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN展』が開幕

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の軌跡を辿る初の大規模展覧会『安彦良和/機動戦士ガンダム THE ORIGIN展』が、埼玉・角川武蔵野ミュージアム内のEJアニメミュージアムにて2022年1月22日(土)より開催される。

>>>『安彦良和/機動戦士ガンダムTHE ORIGIN展』展示内容を見る(写真17点)

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、アニメ『機動戦士ガンダム』をベースにキャラクターデザイン、アニメーションディレクターなどを務めた安彦氏自らがコミカライズした作品。雑誌『ガンダムエース』で創刊号(2001年6月)から2011年8月号まで連載、後に安彦氏が総監督を務めたアニメ(全6章・2015~2018年)も制作される大ヒット作となった。

本展示会は安彦氏完全監修の下、約500点におよぶ貴重な原画が一挙展示されている。『ガンダムTHE ORIGIN』のイラストが飾る『ガンダムエース』の歴代表紙が並び、本作の名シーンを大スクリーンに映し出すオープニングシアターを抜ければ、その先には安彦氏の直筆原画がズラリと並ぶ、圧巻のスペースが広がる。会場は章立てごとに区分けされ、各エリアの入口には安彦氏のコメントが掲載されている。

一歩足を踏み入れれば、予想を超えたカラーイラスト・原稿のボリュームにただただ圧倒される。原画の一つひとつに目を近づけると、印刷ではわからない細やかな筆のタッチ、色彩が生々しく伝わってくる。さらに原稿は吹き出し内の写植文字が取られているので、一枚の画として鑑賞することができる。安彦氏直筆のセリフを読むことができるので、そこもファンにとってはたまらないはずだ。

作品の章立てに沿った形で印象的な場面が絶妙にセレクトされた原稿を目で追っていくことで、来場者は『ガンダムTHE ORIGIN』の物語を追体験していく。最後の2章となる「ひかる宇宙編」「めぐりあい宇宙編」エリアでは、作中のセリフが天井や壁に掲示され、掲載原画もグッと数を増していく中、感動のクライマックスへと誘われていく。

その先にあるのは、安彦氏の仕事場を再現したエリア。こちらに置かれている本は、実際の安彦氏の仕事場から持ち込まれたものだという。一つ一つの道具や本のタイトルをチェックしていくと、創作の秘密に触れたような気分に浸れるだろう。ここでは安彦氏のインタビュー映像、また安彦氏が監督を務める新作劇場アニメ『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』を紹介するスペースも設けられている。

「OTHER WORKS」エリアでは番外編的なイラストをまとめて展示。『ガンダムエース』に掲載された予告イラストほか、珍しいイラストを楽しむことができる。
そしてエリアの最後にある撮影スポットは、マチルダさんとの記念撮影光景を再現。アムロたちと一緒に、あなたも素敵な思い出の一枚を手に入れよう。帰る前には、本展限定のオリジナルグッズを扱うショップコーナーのチェックもお忘れなく。

テープカットには、安彦氏と角川書店エグゼクティブ・フェロー井上伸一郎氏が登壇。
安彦氏は「『ガンダムTHE ORIGIN』は描き始めて20年、描き終わってからも10年経ちます。新味のない素材で良いのだろうか、とも思いましたが、今ざっと見せて頂いて安心したのは(この仕事は)割とコンディションが良い時にやったな、と。丁寧な仕事が出来ていて良かったと思います。そこを見てもらえると嬉しいです」と挨拶の言葉を述べた。

改めて『ガンダムTHE ORIGIN』の魅力、そして安彦良和という稀有の才能を心ゆくまで堪能できるこの貴重な機会、ファンなら要チェックだ。

(C)創通・サンライズ

当記事はアニメージュプラスの提供記事です。

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