ドラマ『岸部露伴は動かない(1~3話)』原作にはないドラマの面白さ

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2020年の年末に放送され、大反響を呼んだドラマ『岸部露伴は動かない』第1話~第3話が約1年ぶりとなる続編の放送に先駆けて再放送されました。

ドラマ『岸部露伴は動かない』は荒木飛呂彦による連載漫画が原作。100巻を超える人気シリーズ『ジョジョの奇妙な冒険』からのスピンオフで、コミックス全2巻が発売されています。

この記事では、視聴者に続編を切望させた第1話~第3話の内容や見どころを紹介します。

特殊な能力を持った主人公

主人公の岸部露伴は「ヘブンズ・ドアー」という、相手の一部を”本”にしてそれまでの体験を”読める”、そしてページに書き込めば行動や記憶を自由にコントロールできるというスタンド(能力)を使います。また、漫画家として「リアルな」作品に強いこだわりがあり、好奇心も過剰に旺盛。わがままな俺様気質です。この作品は、そんな彼が出会う奇妙な体験の数々を描いています。

第1話「富豪村」

周囲から隔絶されたような山奥に豪邸が集まっている「富豪村」。豪邸の所有者は皆、20代でここを所有し、その後に富や名声を得て大富豪になっているらしい。ただし、所有者になるにはある条件をクリアする必要があるのだそう。その真偽を調べようと現地へとやって来た露伴(高橋一生)と担当編集者の泉京香(飯豊まりえ)。しかし、そこで彼らに課されたのはとても奇妙な試験で…。

第2話「くしゃがら」

第2話の「くしゃがら」は、コミックではなく小説『岸部露伴は叫ばない』からのエピソードです。

ある日、カフェで新作の構想を練っている露伴の前に志士十五(森山未來)と名乗る男が現れます。彼は漫画家で(実は露伴は彼の作品を認めている)、編集者から「禁止用語リスト」をもらったと冊子を見せてくれます。そしてその中にある「くしゃがら」という言葉の意味が知りたいのだと言います。露伴自身も初めて聞いた言葉でした。その1か月後、古本屋で再会するのですが、志士十五の様子はガラリと変わってしまっていました。何かに憑りつかれたかのようです。心配した露伴は「くしゃがら」について調べることを止めるように言いますが…。

第3話「D・N・A」

泉は露伴に、彼氏の平井太郎(中村倫也)の記憶喪失を探ってほしいと相談します。有名な写真家だった平井ですが、6年前に事故にあってからというもの、社会復帰できずにいるのです。露伴に平井を紹介していると、そばを親子が通りかかります。そしてなぜか母親に連れられた少女が平井の袖をつかみ、転倒させます。露伴はそのとき、娘の様子に異変を感じていました。娘はなぜ、平井の袖をつかんだのでしょうか…?

原作にはないドラマの面白さも

原作を知っている方のほとんどは「あの漫画の世界を実写にすれば失敗する」と感じていたのではないでしょうか?しかしドラマが終わる頃には「あれ、どこもおかしくない。意外と面白かった!」と、すんなりと受け入れていたのでは?横柄でストイック、わがままでどこか品のある高橋一生の岸部露伴は、否定的な目線でドラマを見た視聴者の心さえも掴む魅力がありました。また、どのエピソードにも泉が関わるのは原作との相違点ですが、ふたりの掛け合いが見ていて楽しいと感じた方はとても多かったようです。

第1話の「富豪村」は、原作よりもマナーを通しての戦いの部分がボリュームアップして描かれていました。案内人として出てくる少年の演技も秀逸なので原作にはなかった面白さを感じました。

また、どのエピソードもドラマだけを見た視聴者も楽しめるように仕上げられています。

まだまだ続編を希望する声が多い本作。2022年も第3弾が放送されることを期待しています!

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