鶴田法男×鈴木絢音(乃木坂46)舞台「六番目の小夜子」開幕!

Rooftop


unnamed-2.jpg

1月7日、 鈴木絢音(乃木坂46)の単独初主演となる舞台「六番目の小夜子」が東京・新国立劇場 小劇場で初日を迎えた。原作は、 作家・恩田陸のデビュー作で代表作でもある同名小説「六番目の小夜子」。 2000年にテレビドラマ化もされている人気作が、 今回初めて舞台化された。

演劇部に所属する高校3年生・雅子が通う学校には「サヨコ伝説」という不思議な言い伝えがあった。 3年に一度、 生徒の中から選ばれる「サヨコ」は、 「始業式に赤い花を生ける」「文化祭で『サヨコ』の舞台を上演する」「次の『サヨコ』を指名する」という3つの約束を果たす。 他の誰にも「サヨコ」であることを知られずに遂行すれば、 その年の進学率の向上など、 幸運が訪れると言われている。 その六番目の年、 始業式の朝に美しく謎めいた転校生・津村沙世子がやってきた。 彼女は何者で、 何を企んでいるのか。 その先には誰にも想像できない展開が待っていた。

津村沙世子を演じるのは、 「ナナマルサンバツ THE QUIZ STAGE」「銀河鉄道の父」など、 多くの舞台を経験している鈴木絢音。 演劇部の花宮雅子役を尾碕真花(ドラマ「女の戦争~バチェラー殺人事件~」「騎士竜戦隊リュウソウジャー」)が、 写真部の関根秋役を高橋健介(「ウルトラマンX」「刀剣乱舞」)が務める他、 熊谷魁人、 山内瑞葵(AKB48)、 飛葉大樹、 仲美海(劇団4ドル50セント)、 大原由暉、 志田こはく、 花崎那奈(ボクラ団義)、 緑谷紅遥(ボクラ団義)、 山本涼介、 森下能幸が出演する。 総監督は映画「ほんとにあった怖い話」「リング0~バースデイ~」などを手掛ける“Jホラーの父”と呼ばれている鶴田法男が、 脚本は『ウルトラマンX』(2015年/脚本)や『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(2020年~放送中/シリーズ構成)の小林雄次が、 演出は劇団マカリスター主宰・井上テテが務める。

unnamed-1.jpg

初日公演を前にゲネプロを公開。 演劇部の部室にもなっている「理科準備室」をメインに、 照明や音響をはじめ、 ホラー的な仕掛けも多く用意されていて、 緊迫感、 臨場感のある雰囲気を作り出している。 「Jホラー+舞台劇」というエンタメの新しいスタイルを見せてくれる作品に仕上がった。

ゲネプロ後、 鈴木絢音、 尾碕真花、 高橋健介の3人が囲み取材に応じた。

まずは、 鈴木が「千秋楽まで元気に走り抜けられるように頑張ります」と、 尾碕が「千秋楽まで気を抜くことなく、 いい緊張感をもって頑張りたいです」と、 高橋が「人気の原作で、 ドラマ版でも一度成功されている作品なので、 それに負けないような舞台を作れたらと思ってみんなでやってきました」と意気込みを語った。

役作りについて聞かれると、 鈴木は「動きを制限するのに苦労しました。 (自分自身は)ずっと動いている人間なので、 ミステリアスさを出すためにジッと止まって頑張って演じています」と“動き”について話すと、 尾碕は「雅子は『サヨコ』のお芝居に反対する少数派の人間です。 それは3年間やってきた演劇部最後の年に自分のやりたいものをやりたいという思いや責任感、 優しさがあってのことなんですけど、 私が言い方を変えてしまったり、 ニュアンスを変えてしまうと、 ただの“わがままな子”っていう印象になってしまうので、 そこに気をつけました」と“言葉の伝え方”を意識したと明かした。 高橋が意識したのは「雰囲気作り」。 「普通の高校生が集まっている部室の雰囲気を作れるようにナチュラルに、 というところを最重要課題としてやってきました。 その中に転校生という“異物”が入ってきた時の雰囲気作りが難しくて、 何回も何回も繰り返して、 その雰囲気作りができたのでよかったです」と稽古時を回顧。 主演の鈴木の印象について、 高橋は「めちゃくちゃ変な子です(笑)。 『2時間半、 毎日半身浴してる』って言ってて、 『やっぱトップアイドルはすごいなぁ』って思ってたんですけど、 その次の日に『今日も2時間半、 半身浴してきたの?』って聞いたら『30分です』って(笑)。 『すげえ嘘つくじゃん!』って(笑)」というエピソードを明かしつつ、 「でも、 真ん中(座長)としてみんなを引っ張ってくれる特別な存在感があったので素敵な方だと思います(笑)」としっかりとフォロー。

unnamed.jpg

尾碕は「最初は勝手に“クールな方なのかな”って思ってたんですけど、 稽古中、 みんながひとしきり笑い終わった後に別のところで笑ってたりして、 『そこで大笑いする?』って。 ゲラというか、 笑いのツボが浅いところは私とちょっと似てるなって思いましたし、 すごく優しい人です」と第一印象とのギャップを語った。

総監督は“Jホラーの父”と呼ばれる鶴田法男。 鈴木が「セリフの言い方を普段とは違う感じで教えていただいて、 それが“怖さ”につながったらいいなと思っています」と鶴田からアドバイスされたことを話すと、 尾碕も「『ジーッと見てなかった?』っていう短めのセリフがあるんですけど、 それをもっと印象付けて怖くしたいと鶴田さんがおっしゃって、 劇中では『ジーーーーーッと見てなかった?』ってわざと伸ばして言ってます。 言われないと自分では気づけなかったことが多々あって、 『なるほど、 こうやって“恐怖”を仕上げていくんだな』って思いました」と具体例を挙げて話した。 高橋は「Jホラーの父ということで怖い方なのかと思ってたんですけど、 全然そんなことはなくて」と鶴田の人柄の印象に触れ、 「12月30日が誕生日で、 みんなでお祝いしていたら『誕生日なんて、 この歳になったら嬉しくないよ』って言いながら、 嬉しがってました。 そんな素敵な父でした」と微笑ましいエピソードを披露した。 舞台の内容にちなんで、 もし自分が「サヨコ」に選ばれたら3つの約束を遂行しますか?という質問には、 高橋は「最初の“赤い花を生ける”くらいはやるかな? でも、 性格的に誰にもバレないというのは怪しいです。 この界隈一、 口が軽いので、 僕に秘密を言わない方がいいです(笑)」と自虐的に答えた。 尾碕は「私は最初の花を生けることすらしない。 1年間、 重責を負いたくないのではなからやらない」と拒絶。 鈴木は「私はしっかりやるんじゃないかなって思うんですけど、 一年間、 ニヤニヤし続けていると思います(笑)」と三者三様の答えとなった。

unnamed-3.jpg

2022年の抱負については、 鈴木が「のんびりと生きてけたらいいかなって思います」と答えたのに続き、 尾碕も「“気取らず、 気負わず、 気楽に”っていう3つの“気”を大事にして、 のんびりと生きていけたらいいなと思っています」とちょっとかぶせ気味のコメントを。 高橋は「若い後輩たちがいっぱい出てきて追い抜かれるんじゃないかと心配なので、 とにかく生き急いで、 “高橋健介ここにあり!”という感じでやっていきたい」と2人とは対照的に熱い思いを語った。

最後は、 鈴木が「2022年の観劇初めになる方もいらっしゃると思いますので、 気合を入れて頑張っていきたいと思っています。 ありがたいことにチケットの売れ行きが良いみたいで、 劇場に来られないよって方もぜひ配信でご覧いただけたら嬉しいです。 頑張ります! よろしくお願いします!」というメッセージで囲み取材を締めくくった。 舞台「六番目の小夜子」は1月16日まで東京・新国立劇場 小劇場で上演。 1月9日(日)18時開演の公演はRakuten TVでの独占ライブ配信が決定。 チケット価格は3,500円(税込)で、 1月16日(日)から23日(日)23時59分まで見逃し配信も行われる。

unnamed-4.jpg

撮影:伊藤智美

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ