ラストアイドル、選抜バトルを経た最新シングルは「どんどん新しくなっています!」

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 ラストアイドルの11thシングル「Break a leg!」が12月8日に発売される。

同作品では17名の“イチナナ選抜”を決めるため、全32名のメンバーが総当たり戦でパフォーマンスバトルを行う「ラスアイサバイブ」を開催。さらにイチナナ選抜内での立ち位置を決めるべく、下位のメンバーが上位を指名して入れ替わり戦を挑む「立ち位置バトル」も行われた。それらの熱き戦いを通じて最終メンバーが決まっていくなか、様々な人間模様が交錯していった姿は、ラストアイドル結成時の勝ち抜きバトルを想起させたものだ。

今回asageiMUSEでは、激闘を終え選抜メンバーに選ばれた小澤愛実、鈴木遥夏、橋本桃呼、籾山ひめり、間島和奏にインタビュー。ラスアイサバイブの感想やメンバーに対する想い、新曲に懸ける意気込みなどについて訊いてきた。

 左から橋本桃呼、鈴木遥夏、小澤愛実、籾山ひめり、間島和奏。間島以外の4人は高三の同級生という共通点を持つ。

左から橋本桃呼、鈴木遥夏、小澤愛実、籾山ひめり、間島和奏。間島以外の4人は高三の同級生という共通点を持つ。

――イチナナ選抜おめでとうございます。まずラスアイサバイブで大変だったことについて教えてください。

小澤愛実 もう全部ですね(笑)。普段はどんな争いでも「やるしかない! 行けるところまで上を目指すぞ!」という感じですが、今回は初期の入れ替えバトルに近いものを感じる企画。でもメンバーみんなで絆もできていますし、今の関係値で改めて戦うとなるとやっぱり苦しくて。バトルが始まってからも、毎回「この子はこういう系の曲を歌うだろうな」とか「自分は可愛い系でいこうか、あえて裏をかいてカッコいい系でいこうか」などと、心理戦じゃないですけど探偵のように考えて考えてをずっと繰り返していたので、疲れました。

橋本桃呼 もう3~4年一緒に活動している仲間だから、この関係値ができているなかでバトルするのはメンタルにきました。そして毎回のバトルが全部、自己プロデュースなので、衣装や曲を何から何まで企画しなくてはいけないんです。お母さんに衣装を送ってもらうことを繰り返すのも結構大変でした。

籾山ひめり バトルに負けてしまったあと、すぐ回復しなくてはいけないことが一番辛かったです。勝てた時は自信に繋がるけど、連続で負けてしまった時は自分に何が求められているのか分からなくなったり、曲選びを間違えてしまったのかなどと自分を責めることが多く、そこから自分の気持ちを高めるのが大変でした。

鈴木遥夏 もちろんメンタル面は大変でしたし、あとはダンスと歌ですね。1分半は必ず披露するルールで、私はそこまで歌が得意ではないので絶対にダンスを全部覚えると決めました。最大4日連続でのバトルがあって、12曲を覚えていくのが本当に大変でした。覚えるからには本家の方へのリスペクトが大事だから間違えてはいけないし、歌詞も覚えないといけないのに、ダンスが難しくて上手く歌えないということもありました。

 小澤愛実。1期生。2003年4月9日生まれ。神奈川県出身。

小澤愛実。1期生。2003年4月9日生まれ。神奈川県出身。

 鈴木遥夏。1期生。2003年6月29日生まれ。千葉県出身。

鈴木遥夏。1期生。2003年6月29日生まれ。千葉県出身。

――17位だった間島さんは通算成績が負け越し(14勝17敗)でした。

間島和奏 初日のバトルを終えた時に、勝ち負けを気にしていたら30戦乗り切れないと悟ったんです。でも今回はファンの方が投票する方式なので、勝たせてあげられなかったという責任感をファンの方に負わせてしまうのが辛かった。一方でバトルをやるとたくさんの方が観てくださるという手応えもあったので、やるしかないなと思いました。自分が最初に6連敗してしまった時は、ファンの方に対する責任が2倍、3倍と膨れ上がる感じでした。

――みなさんの曲選びにも個性が強く出ていると感じました。

小澤 私は48グループさんに一番の憧れを持っているので、基本はアイドル曲。その中で曲調がカッコよかったり、普段はあまり歌わないシックな曲を混ぜたりして、振り幅を見せようと思いました。昭和の歌謡曲にも挑戦したんですけど、ファンの方から<愛実ちゃんはやっぱりアイドルの曲の方がいいね>と言ってもらって、ちょっと冒険しすぎたかなと思ったので、そこからは最後までアイドル曲をやりました。

橋本 基本的にはハロプロさんが多くて、あとはAdoさんやLiSAさん、西野カナさんなど自分が好きな曲や有名な曲を歌うほうが、ファンの方も聴きやすいし、投票しやすいのかなと思いました。

間島 「自分の好きな曲しか歌わないぞ!」という気持ちで、好きなアニソンなどを入れました。今回のバトル企画は既存のファンの方に喜んでもらうのももちろんですけど、新しいファンの方にも届いて欲しいなと思ったので、アニメ曲を入れたり中森明菜さんのような昭和の曲も求められているのかなと思って、その中で好きな曲を選びました。

籾山 いつも話していることなんですけど、私はキャンディーズさんや松田聖子さんを見てアイドルになりたいと思ったので、ここは自分の「好き」を全面にアピールしようと思いました。あとは憧れている鈴木愛理さんの曲も歌いました。自分が好きな曲を30曲連続で繋げたら、一つのプレイリストになるようにしたいと思ったので、可愛いやカッコいい、しっとりなどバラつきのある選曲にしたんです。

鈴木 ラスアイサバイブは自分のソロライブだと思ってセトリを考えました。自分が歌いたい曲はもちろんですけど、本家の方のパフォーマンスが浮かんでくるような曲を中心に選んだんです。もしかしたら他のアイドルが好きな方でも<本家と似ているね>って思ってくださって、そこから応援して下さるかもしれないし、リスペクトを含めて選びましたね。

 橋本桃呼。2期生。2003年6月28日生まれ。山口県出身。

橋本桃呼。2期生。2003年6月28日生まれ。山口県出身。

 籾山ひめり。1期生。2004年3月22日生まれ。栃木県出身。

籾山ひめり。1期生。2004年3月22日生まれ。栃木県出身。

――みなさん無事にイチナナ選抜に選ばれたわけですが、それぞれの順位に対する想いを聞かせてください。

間島 最終日は朝イチのバトルで、同率のメンバーもいて入るか入れないかの境目だったので、スタッフさんから「夕方に連絡します」と言われていたんです。その時は終わったことへの安心感が強かったので、あんまり気にしていなかったです。でもファンの方はその日一日ドキドキしていたらしく、17位に入れてファンの方が喜んでくれてよかったです。

小澤 最終的には2位でしたけど、自分はメンタルがお豆腐なので心は荒れまくりでした(笑)。ファンの方が<今○勝しているよ>と教えてくださるんですけど、目の前の数字を見すぎるとそれに囚われてしまうので、あまり気にしないようにしていました。でもツイッターとか見ちゃうと細かい数字も分かってしまい、「おっと!?」とドキドキすることもありましたね。とにかく目の前のバトルを一つ一つ完走することを目標に前を向いていました。

――メンバー間であまり年齢は気にしていないと思いますが、高校生メンバーとしての実感はどうでしたか。

鈴木 私は同級生メンバーが高い順位にいるのを見て、いい刺激になりましたね。8位の私よりも高い順位にいると、ついていかなきゃという気持ちになれます。4回連続で負けた時には「やばい、一生立ち直れない」と落ち込んだけど、もう一回頑張ろうという気持ちになれました。

籾山 これまでは年上のメンバーが活躍しているのを見ると、自分はアイドル歴が長いことを自信にしていたのに「自分は今ここなのか、下だな」と思ってすごく悔しかったんです。ラスアイサバイブという企画は自分でチャンスを掴める機会だから本当にありがたくて、自分を認めて欲しいと思って頑張ったし、5位という順位をいただけてラストアイドルを引っ張れる存在になれるように頑張りたいと思えました。そんな時、一緒にいるメンバーが一生懸命頑張る姿を見て、私も全力で頑張れました。

橋本 この中で唯一の2期生なので、同い年感があまりなくて…。同級生というより「先輩」という感覚があります。

小澤・鈴木・籾山 ホントに~!?

橋本 本当ですよ! なんでそこ疑うんですか!!(笑) 本当に尊敬しているから、ついていきたいという思いで必死でした。みなさんパフォーマンスも上手なので、必死にしがみついて1期生さんの後を追わないと、という感覚でした。

――そんな10代のメンバーを間島さんはどんな目で見ていますか。

間島 素直に「いいな」って思いました。これまでの曲ではわりとフロントメンバーが決まっている感じだったと思うんですけど、今回はどんどん新しくなっている感じがあって、それがいいなと思っています。

 間島和奏。1期生。2000年4月26日生まれ。北海道出身。

間島和奏。1期生。2000年4月26日生まれ。北海道出身。

――選抜メンバー17人が決まってから今度は「立ち位置バトル」。その初戦で17位の間島さんがいきなり1位の阿部菜々実さんに挑戦しましたよね。

間島 最初は違う曲を歌うつもりで、その曲で闘うならほのぴー(西村歩乃果=11位)だと思ってたんですけど、権利の関係で歌えなかったんですよ。それでどうしようか迷って、自分の役割は何だろう?と考えたときに、これしかないと思って菜々実ちゃんを指名しました。

橋本 それで一気にみんな引き締まって、立ち位置バトルが始まった気がしました。

間島 トップバッターだったので、振り切ってやったらみんなもできるかなと思いましたね。とにかくトップバッターということを意識していました。

橋本桃呼 本当に圧巻すぎて、最初にこのクオリティーでこられたら、私たちどうしたらいいんだろうってなったんですよ。

小澤・鈴木・籾山 わかる~!!

鈴木 しかも白い服だったんですよ! 肌も服も白かったので消えてしまいそうで、3Dの映画を見ている感覚。視界がぼやけて、「私は何を見ているんだろう」という感覚になりました。

橋本 それくらい引き込まれて、すごかったです。

籾山 雪の妖精(間島)と炎の妖精(阿部)が戦っているようでした。

小澤 だからなのかな、寒いのに汗ばんでいたの(笑)

 年上の間島を高三メンバーが挟むなか、唯一2期生の橋本は大人しそう?

年上の間島を高三メンバーが挟むなか、唯一2期生の橋本は大人しそう?

――そんな中でヒリヒリした対戦がなんといっても小澤さん(2位)と橋本さん(9位)。

橋本 小澤さんというよりも2番という立ち位置に行きたいと思って。私はずっと2期生のセンターとしてやってきて、でもラストアイドルにあまり貢献できていないと思っていました。センターの阿部さんはラストアイドルの顔という感じでとても貢献されていて、だから阿部さんをサポートできる存在になれたらいいなと思って2番を指名しました。

――小澤さんは最初、橋本さんに負けました。

小澤 もう絶対に来ると思っていて。ファンのみなさんのおかげで掴み取った暫定2位でしたが「自分なんかが」という気持ちも強くて、みんなが「あの2番はへなちょこだからすぐいける」って思ってるんだろうなと勝手に思い込んでいたし、桃呼あたりが来そうだなと思っていたんですよ。前日の振り入れの時も、なんか桃呼と目が合う回数が多いなと思っていて。

橋本 え、本当ですか!? 全然記憶ないです(笑)

小澤 こっちは意識しちゃってて、だから指名された時はそこまで驚きはなかったです。最初は負けてしまったけど、あの時の桃呼は本当にすごいパフォーマンスで、私のほうは自分のアーカイブを一生見られないくらいの出来だったと思います。緊張に勝てなかったのと、実力不足で申し訳ないという気持ちもありました。

――その悔しさが逆指名になったわけですね。

小澤 負けてしまった時、自分が誰を指名するのかと考えた時に、ファンのみなさんがあってこその暫定順位から自分の実力不足で落ちてしまったのが申し訳ないなと思って。ファンのみなさんの気持ちを考えた時に、もう一度その暫定順位に挑戦すべきなのかなと思って、指名させていただきました。

橋本 私が勝った時は驚きしかなくて、愛実さんが「また取り返しにきます」と仰っていたので、絶対来るだろうなと思っていました。

小澤 負けた時に「取り返せるように頑張ります」と言ってしまったんですが、桃呼を指名する時には「指名する側ってこんなに震えるのか」って初めて分かって、いろんな感情が入り混じりました。でも自分がグダグダして終わったらラスアイサバイブ自体がいい締まり方ではなくなってしまうので、最後は気合いを入れて、勝っても負けてもとにかく全力で、アイドルが好きな気持ちと気合いだけで臨みました。

――そんな熱い戦いを経てリリースされる「Break a leg!」がどんな曲なのか教えてください。

小澤 「Break a leg!」は、成功を祈る、幸運を祈るという意味で、スポーツシーンとか何かをする大会の前にもかける言葉です。私たちがラスアイサバイブで厳しい戦いを乗り越えたからこそ、ファンのみなさんの心により深く届けられると思っています。そして11枚目のシングルで選抜になれたメンバーも惜しかったメンバーも、全員で力を合わせてラストアイドルを盛り上げていけるように一生懸命がんばりますので、よろしくお願いします!

【ラストアイドル 11thシングル概要】
タイトル:Break a leg!
発売日:2021年12月8日
価格:初回限定盤A~C(DVD付き)1834円/ラスアイ盤 1019円/WEB盤 1019円

【リード曲「Break a leg!」歌唱メンバー】
阿部菜々実、小澤愛実、山本愛梨、大森莉緒、籾山ひめり、木﨑千聖、松本ももな、鈴木遥夏、橋本桃呼、安田愛里、下間花梨、西村歩乃果、米田みいな、畑美紗起、大場結女、町田穂花、間島和奏

 「Break a leg!」初回限定盤A

「Break a leg!」初回限定盤A

 「Break a leg!」初回限定盤B

「Break a leg!」初回限定盤B

 「Break a leg!」初回限定盤C

「Break a leg!」初回限定盤C

 「Break a leg!」ラスアイ盤

「Break a leg!」ラスアイ盤

 「Break a leg!」WEB盤

「Break a leg!」WEB盤

(取材協力/山本菜摘、森田聖子、Issey Nakanishi 撮影/林 晋介)

当記事はasageiMUSEの提供記事です。

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