デパコスでメイクしても野暮ったい34歳。“カン違い”に気づいて大変身

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こんにちは。恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。

婚活をする人が増えてきたとはいえ、まだまだ婚活は「モテない人がやるもの」「出会いに不自由している人がやるもの」というイメージを持っている方が多いもの。マッチングアプリはいざ知らず、特に結婚相談所は非モテの最後の砦と思われているのではないでしょうか。

確かにそういう人も利用しているのは否定しませんが、だからといって「それなら“普通”の私が入会したら楽勝よね」と思うのは危険です。今回紹介する女性・綾子さん(34歳)も、そんな風に思っている一人でした。

◆モテるわけじゃないけれど普通だし、婚活すれば結婚できるだろう

綾子さんの元カレは職場関係者の紹介で知り合った男性で、20代後半から3年ほど交際していたそうです。結婚の話も出ていたものの、一緒に暮らすには越えがたい価値観の不一致があり別れたそう。

綾子さんは別れてしばらくして婚活をはじめ、パーティーなどへ参加するようになりました。ほどなくコロナ禍になり、結婚相談所に登録したそうです。

「今までも彼氏を作ろうと思ったわけじゃなく自然に付き合えたし、結婚相談所に登録したら1年後には結婚ぐらいしていると思ったんです」

ところが登録から1年が経とうとしているのに結婚というゴールは見えません。会いたい人からは断られ、興味を持てないような男性からしか申し込みがないそうです。

年齢ももうすぐアラフォー突入です。そこで婚活の仕切り直しのために、私のところへ相談にいらっしゃったのでした。

◆人気のデパコスを使い、メイクの知識もあるのに「もっさり」

綾子さんは髪がぼさっとしていて、前髪はうねっています。ファンデーションはしっかり塗っているのですが、クマやほうれい線は目立ちます。眉毛も無防備で、ぼさぼさの状態。

婚活写真を見せてもらったのですが、白いふんわりブラウスを着て髪を内巻きにした、よく言えば素朴、悪く言えばもっさりした女性が写っていました。

「このヘアメイクと写真では、あなたが会いたいと思える男性には、相手にされないですよ。戦闘力が低すぎて、結婚相談所の中では注目されにくいです。メイクは一度、基礎から習った方がいいですね。

コンシーラーは使ってます? 髪のケアも20代から変わっていないのではないでしょうか? 年齢が高くなるとうねりやすくなるんですけど、20代と同じケアだとボサボサになりやすいですよ」

「コンシーラーは特に使ってないです。髪のケア? この服がダメなんですか?」

綾子さんは、自分のメイクがイケていないというのはぴんと来ないようでした。30代女性のヘアメイクを指摘する人なんて、他にいないでしょうから無理もありません。

◆メイクに詳しいのに、なぜか野暮ったい女性たち

素朴すぎるアラサー女性は昔からいました。ただ、5年前の素朴系はオシャレに詳しくない自覚をお持ちの方が多かったです。

今はYouTubeやSNSで簡単にメイクの情報を手に入れることができ、アプリでパーソナルカラーも診断できます。それなりのメイクの知識をお持ちのことが多く、メイクに詳しいのに……それでも野暮ったいタイプの女性がいます。綾子さんも、SNSで人気のデパコスファンデーションを使っていました。

皆さん露骨な手抜きではなく、ファンデーションやBBクリームは使っているのです。ここでひとつ目安にして欲しいのが、コンシーラーを使っているかどうかです。

ネットや雑誌で得た情報や知識がどんなにあっても、たとえば自分に合う太さはどのぐらいか、どのぐらいの量を塗るべきなのか、それだけは習ったり、熱心に研究したりしないと分かりません。

◆自然な出会いより婚活の方が、外見の査定が厳しい実態

綾子さんのように、婚活を甘く考えすぎて「いざとなったら結婚相談所にさえ入ればなんとかなるだろう」と思って入会し、意気消沈する方は多いです。綾子さんは「以前は自然に彼氏ができていた」と言っていましたが、20代という時代がそもそもブランド。20代でモテたからといって、それが努力なしに一生続くわけではないのです。

結婚相談所という場所は「モテない人が多いから余裕」ということは決してありません。結婚したい男女が集まり、写真・年齢・学歴といった条件が並ぶとみんな、自分が選ばれるかなんていう勝率はさておき、写真がいい人の中から条件面を見て申し込むものなのです。

結婚相談所に登録したけれども、結局は同僚や友達の紹介で結婚したという方を何人か知っています。結婚相談所で申し込みしていた人より、ビジュアル面で素朴な方と家族になったということも、少なくありません。

◆婚活写真が素朴すぎると、異性の“視界にも入らない”

ある別の女性は「自然な出会いなら、話が合えばスペックとか外見がイマイチでも好きになることはあると思う。でも大金を出して結婚相談所に入ってまで、わざわざ条件が悪いひとを選ぼうとは思わない」と言っていました。彼女もその後、全く自分のタイプではなかった外見の同僚男性と結婚しているのです。

友達の紹介や職場の出会いなら、襟ぐりからヒートテックがチラ見えする素朴な女性と素朴な男性がゴールインすることはあります。でも婚活市場では、素朴すぎる男女は異性にとって“可視化もされない”のです。

特に女性が婚活をするのならば、足切りされないレベルの外見力がないといけない。これが現実。外見を見てから性格を見られるのです。

「人を外見で選ぶような人に合わせて外見を取り繕うことはしたくない。内面を見て欲しい」と主張して、どんなに外見を変えようと伝えても変えない人もいます。そういう方の場合は柔軟性のない内面にも、課題があるような気がするのですが。

◆婚活のために外見をすぐ変えられる人が、結婚も早い

綾子さんは幸い、すんなりメイクを習ってくれました。その後、髪型も変えて写真を撮り直したところ、申し込みは劇的に増えたそうです。

「こんなに変わるんですね! 写真を見返したら、前のは完全に“子どもおばさん”でイタかったです」と驚いていた綾子さん。ヘアケアも見直し、デート前に美容室でセットしてもらうこともあったそうです。短期間でクローゼットのデート服も総入れ替えし、あっさりお相手を見つけて退会しました。

「前の写真では40代男性からの申し込みが多かったのですが、写真を変えてから、年齢が近い方からの申し込みが増えました。以前申し込みしてくれていたのは、34歳という私の年齢を『若い』と感じる男性だけだったと思います。

申し込んでくれるお相手の外見、年収のレベルも上がって、今までいかに自分の戦闘力が低かったのか気づきました」

お化粧がイマイチな方の中で、こんなにすぐに対応してくれる綾子さんのような方はじつは珍しいのです。

多くの女性に出会ってきてはっきり言えることがあります。厳しい言い方ですが、30~40代になっても20代と同じ身だしなみを繰り返していたら、それだけで“ブス”になっていってしまう危険性があります。皆さんは節目節目で、「今の年齢の自分に合った身だしなみか」を確認しているでしょうか?

【取材協力】片桐愛未 メイクアップセラピスト

※個人が特定されないよう一部脚色してあります。

<取材・文/菊乃>

【菊乃】

恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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