仕事、お金、人間関係…20代男子のリアルな“お悩み”6選

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仕事やお金、人間関係についての20代男子のリアルなお悩み…。つましく堅実に生きる彼らの悩みは繊細な問題ばかり。3人の先輩たちが、寄り添いながら回答します!

■ お悩み1

社会性がなく会社で浮いている気がします。人に合わせるのが苦痛で、ついマイペースな振る舞いをしてしまいます。人付き合いはしたほうがよいものでしょうか。

「業務に支障がなければ、無理して合わせる必要はないと思います。この人が、他人に合わせるようになったら、もっとつまらない人間になってしまう気がします。人に合わせるのが正しいわけではないので、マイペースさも自分の個性や持ち味だと思ってみては」(漫画家・ひうらさとるさん)

今の気持ちを会社の人に正直に伝えるのも解決策のひとつ。「“人間関係が苦手である”と伝えるコミュニケーションのとり方もあります。たとえば『浮いているような気がするんです』『人に合わせられないんです』と伝えることで、その後の人間関係が円滑になる場合も。それを言うことは勇気がいることですが、一度思い切って向き合ってみることで、道が拓けることもあるのでは」(放送作家・白武ときおさん)

■ お悩み2

何にも興味がわかず、趣味がないです。周囲の人は映画やゲームに夢中になれるのがうらやましいです。

「趣味っていうハードルは高いですよね。寝ることでも、ボーッとすることでも、好きなら何でもいいかなと。何か趣味を見つけたいなら好きな友だちが興味を持っていることを教えてもらうのがおすすめです。自分で開拓していくのはバイタリティが必要なので、気の合う人の趣味に全乗っかりして、一度飛び込んでみるのがラク。すると、新しい世界が見えてくることもあるかも」(白武さん)

「自分の中に、ある程度悩みを持っているほうがいいと思っている節があるかもしれませんね。悩みくらいないといけない、みたいな。でも悩みを持つのって大切なことで、それが晴れた時に、特別な実感を得るわけですから。これ何の解決策にもなっていませんが…」(フリーライター・武田砂鉄さん)

■ お悩み3

ゲームへの課金がやめられません! ついレアアイテムを手に入れたいと思うと課金してしまいます。ゲーム中はお金を使っているという意識が低く、気が付くと高額に…。

「この方は、今のままでいいんじゃないでしょうか。これほどまでに熱中できる、楽しめるものがあるというのは、とても素敵なことですから。僕自身、自分がテンションの上がることや、快適に暮らせること、友だちを喜ばせることに関しては、金に糸目をつけません。それが、この人の場合はゲームなんですよね。なりふり構わず、お金を好きなことに使えるというのは個性だと思うから、一度、“自分はこういう人間なんだな”と認めたうえで、熱があるうちに楽しめるだけガチャを回し続けてほしいです。もし、どうしてもやめたい、というのであれば、家族や友だち、恋人に止めてもらうなど、第三者に協力をしてもらうのがいいと思います」(白武さん)

■ お悩み4

彼女は一緒にいる時間を優先してほしがっているけれど、正直友だちと遊んだりゲームをする時間も欲しいです。

「自分の中の最適な時間配分に困っているということですよね。“何がなんでもゲームをやるんだ!”という気概を感じるわけでもないですし。もし、本気でどうにかしたいと思っているのであれば、“ゲームもしたいし結婚もしたい”と全部取りをしようとせず、何を捨てて何を選ぶかということを、シビアに考える必要があると思います」(武田さん)

「きっと、仕事など日々の生活でいっぱいいっぱいで、時間に余裕がなく、配分が難しいんでしょうね。一緒にゲームをしてみるとか、彼女を自分の趣味に巻き込んでみるといいのでは。自分の知らないところで彼氏が何をしているかわからないから、不安になっているのだと思いますよ」(ひうらさん)

■ お悩み5

このまま実家に居続けていいのか悩みます。でも、給料も少ないし、趣味にお金も使いたい…。

「家賃を払っていないことで、自立していない気持ちを感じているなら、家にお金を入れるといいと思います。家を出たいけど金銭的な余裕がない場合は、パートナーと同棲をしたり、シェアハウスに住むのも一つの手です」(ひうらさん)

「僕は両親とは1年に1度会うかどうかくらいなので、両親が100歳まで生きるとしても、あと40回くらいしか会えない計算になります。そう思うと、家族と過ごす時間がいっぱいあるということは、大きな幸せですよね。もし、実家に居続けることがラクすぎて成長がないと自分が焦り始めたら出てもいいのかなと思いますが、“世間体を気にして”みたいな理由のために出る必要は、一切ないと思います」(白武さん)

■ お悩み6

同世代の給料が下がっているわけではないと思いますが、物価や家賃が高く、少し上の先輩の同じ頃よりも生活が苦しい…。損をしている気がします。

「これはもう、おっしゃる通りなんですよね。ただ、上司や年上の先輩は、この方が生活に苦しんでいることに気づいていない可能性がある。『俺たちは乗り越えてきたんで』と強制されたとしたら、それは間違っているし、『あなたたちの時代とは違うんです』と、物申していいと思います。難しいのかもしれないけれど、若い人たちの人口ボリュームは少ないので、声を上げないと上の世代が優先され、不利益を被ることになりやすい。それを自覚して、不平不満を表明してほしい、と思います」(武田さん)

「実際に、お給料は下がっていますからね。彼らより上の世代としては、申し訳ないと言いたいです。もう、投票に行くしかないです」(ひうらさん)

ひうらさとる 漫画家。1966年生まれ。毎月1日発売の『BE・LOVE』(講談社)で新連載「西園寺さんは家事をしない」が10月号からスタート。アプリPalcyで「聖ラブサバイバーズ」連載中。『ホタルノヒカリ』シリーズのコミックスも絶賛発売中。

白武ときお 放送作家。1990年生まれ。日本テレビ系列『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』など、数々のお笑いバラエティ番組を担当する。Webメディアに詳しい。著書に『YouTube放送作家 お笑い第7世代の仕掛け術』(扶桑社)。

武田砂鉄さん フリーライター。1982年生まれ。日本にはびこる男性優位主義について考察した『マチズモを削り取れ』(集英社)、『偉い人ほどすぐ逃げる』(文藝春秋)など、著書多数。TBSラジオ『アシタノカレッジ』の金曜パーソナリティを務める。

※『anan』2021年11月3日号より。漫画・松尾モノ 取材・文・重信 綾 鈴木恵美

(by anan編集部)

当記事はananwebの提供記事です。

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