有毒植物に触れて顔が2倍に 後遺症と闘う女性「この危険な植物を公道から撤去すべき」(英)

世の中には毒を持った動物や植物が多数存在する。イギリス在住のある女性は今年7月、犬の散歩中に毒性の植物「ジャイアント・ホグウィード」に触れてしまった。翌朝には顔の腫れとともに多数の水ぶくれができたため病院で治療を受けたが、3か月経った今でも後遺症に悩まされているという。『Manchester Evening News』『Metro』などが伝えている。

英ウォリックシャー州ストラトフォード・アポン・エイボンに暮らすクリスティーナ・サビーンさん(Christina Sabine、26)はある日突然、顔が腫れ上がり、皮膚には多数の水ぶくれができたため病院に駆け込んだ。すると医師からは、有毒な植物「ジャイアント・ホグウィード」に接触した可能性が高いと告げられたという。

クリスティーナさんは当時のことをこう振り返った。

「犬の散歩に出かけた翌日の朝、鏡を見ると顔が腫れ上がり、皮膚にはいくつもの水ぶくれができていました。皮膚が赤く、手には大きなオレンジ色の膿があって、まるで酸攻撃を受けたようになってしまって。全身が痛くて動くこともできず、これは命に関わるかもしれないと思い999番(緊急ダイヤル)に電話するか迷ったほどです。」

「『ジャイアント・ホグウィードのせいだ』と言われても何のことか分かりませんでした。それで調べてみると、犬の散歩でその植物の前を通るのでピンときました。でも毒があるとは知らなかったです。」

「ジャイアント・ホグウィード」は19世紀に観賞用としてイギリスに持ち込まれ、現在では野生化し川岸などを中心に広い範囲で生育している。樹液が皮膚についたまま太陽光や紫外線を浴びると火傷のような症状を引き起こし、目に入ると失明する恐れもあるという。

クリスティーナさんは7月23日、エイボン川に沿ってストラトフォードの町の中心部に向かう公道を歩いている時に「ジャイアント・ホグウィード」に遭遇したが、翌朝に目を覚ますまで自分の手や指、首、背中、足が腫れて水ぶくれができていることに気づかなかったそうだ。

その後、ウォリック病院(Warwick Hospital)へ行き、専門的な治療のためバーミンガムのクイーン・エリザベス病院(Queen Elizabeth Hospital)に転院した。

それから3か月経った今も痛みが消えず、歩くことや手を使うこともほとんどできないというクリスティーナさんは「ジャイアント・ホグウィード」の危険性についてこう述べている。

「毎日痛くて手がまともに使えません。この植物はとても危険だということを多くの人に知ってもらいたいです。この植物は背の高い茎の先に小さな白い花がたくさんついていますが、もし私ではなく子どもが触っていたらもっと大変なことになっていたかもしれません。」

続けて「公共の場に自生させるべき植物ではありません。もし自生していても、人々がそれに近づかないように知らせるべきです」と訴え、ストラトフォード地区議会に苦情を申し立てた。

現在調査中のため議会はコメントを控えているが、世間からは「駅の外や高速道路で見かけることもあります。土地所有者にこのような植物の処理を義務付ける法律があってもいいのでは?」「彼女は議会から賠償金を受け取るべき。議会は撤去を確認する責任があります」といった声があがっているようだ。

画像は『Mancester Evening News 2021年10月22日付「Dog walker’s face swelled to twice its size after she brushed against toxic plant」(Image: Christina Sabine / SWNS)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 上川華子)

当記事はテックインサイトの提供記事です。

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