エリザベス女王、一晩の入院を経てオンライン公務に復帰

エリザベス女王(95)がウィンザー城でバーチャル対談を行い、およそ1週間ぶりに公務に復帰した。女王は先週、医師の助言により予定していた北アイルランド訪問を突如中止すると発表、のちに入院していたことが明らかになった。

現地時間26日午前、エリザベス女王がウィンザー城からオンライン公務を行った。城内の部屋の椅子に座る女王は黄色いドレスにパールのネックレスをつけ、バッキンガム宮殿を訪問中の韓国大使やスイス大使とオンラインで対面した。

しかし同日午後には、バッキンガム宮殿が声明で「陛下は残念ながら、11月1日に開催される『COP26サミット』のイブニングレセプションに出席するためのグラスゴーへの渡航を断念されました」と発表した。

女王はスコットランドでの休暇を終えて10月に英国に戻って以来、立て続けに公務をこなしてきた。現地時間20日には、医師による「数日間安静にするように」との助言を受け、エリザベス女王が予定していた2日間の北アイルランド訪問を中止したとバッキンガム宮殿が伝えていた

宮殿は翌21日に新たな声明を発表、「女王は予備検査のために水曜日(20日)の午後に病院に行き、本日午後ウィンザー城に戻りました。現在も元気に過ごしています」と病院で一晩過ごしたことを明かした。

女王はウィンザー城からおよそ19マイル(約32キロ)の距離にあるロンドンのキング・エドワード7世病院に車で移動し、専門家の診察を受けた。今回の入院について、新型コロナウイルスとの関連性はないという。当初宮殿は入院の事実を隠していたが、メディアによってリークされた後、声明を発表して事実関係を認めた。

女王が入院したのは、胃腸炎の症状が出た2013年以来のことだ。キング・エドワード7世病院は、故エディンバラ公フィリップ王配が今年初めに治療を受けるなど王室のシニアメンバーが利用する病院として知られている。

英紙『The Sunday Times』は、女王がプライベートでも多忙だったことや夜更かしをしてテレビを見ていたために疲労が重なったようだと伝えている。同紙の情報筋によると女王は今月、1人で食事をしたくないという理由で家族や友人達とひっきりなしにランチやディナーを共にしていたそうだ。

そして夜になると、過去に子供達の世話をしてくれた乳母のメイベル・アンダーソンさん(95)と一緒に過ごすことが多いという。

同紙が取材した王室関係者は「女王は時々メイベルを電話で呼び出しています。すると彼女は女王のもとへ行き、一緒にテレビを見ています。お二人はとても仲が良いんです」と明かしている。

ちなみに女王が夜更かしをして楽しんだ番組は、BBCの警察ドラマ『ライン・オブ・デューティ』や、18歳のテニス新女王エマ・ラドゥカヌ選手が活躍した今夏の全米オープンテニスだったそうだ。

画像は『The Royal Family 2021年10月20日付Instagram「The Queen and The Duke and Duchess of Rothesay attended the Opening of @ScotParl this morning.」、2021年10月26日付Instagram「Today The Queen received two Ambassadors in audience via video link from Windsor Castle.」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

当記事はテックインサイトの提供記事です。

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