「人と比べない」って難しい。他人と自分の「優劣」にこだわってしまうときに思い出す4つの心がけ

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人と比べることはよくないとはいっても、どうしても他の人と自分で、どっちのほうが優れているのか、恵まれているのか、などと測ってしまうことがあるでしょう。そんな時、気づいたほうがいいことがあります。
「人と比べないほうがいい」と頭では分かっていても、つい誰かと自分を比べ、どっちのほうが優れているのか、恵まれているのか、などと考えてしまうこともあるでしょう。人と比べて嫉妬してしまいそうになったときに、思い出したい4つの心がけをご紹介します。

1:相手と自分は「違う人間」である

相手が自分と全く同じ人間で、見た目も体も何もかも同じのクローン人間であるなら、比べてしまうのは、ある意味、仕方ないかもしれません。でも、そんなわけはありません。別の人間なので、それぞれに得意なこと、苦手なこと、好きなこと、苦手なことが違います。

だから、相手にとっての幸せが、自分にとっての幸せとは限らないし、相手にとって合うことが、自分にとっても合うとは限らないのです。

自分は自分らしく、自分に合ったもの、環境を手に入れたほうがいいのです。そうしたら、相手を羨ましがっている場合ではないことに気づくでしょう。

2:相手の幸せの「背景」をきちんと見る

人と比べ、羨ましいと感じたとしても、その相手の恵まれた環境の「背景」が見えていないということはよくあります。

例えば、「隣の芝生のほうが青い」と思ったのであれば、単に青いことを羨ましがるのではなく、「相手は青くするために、肥料を与えたり、手入れをしたりして、努力したのかもしれない」とまで考えられるようにならないといけません。自分は手入れをしていないのに、相手の芝生の青さを羨ましがっても、それは単にわがままです。

何かを手に入れれば、必ずと言ってもいいくらいに、別の何かを失います。つまり、相手は青い芝生を手に入れたからこそ、失っているものもあるのです。例えば、手入れをするために、趣味に費やす時間が減ってしまうこともあるでしょう。

相手が失っているものまで理解できたら、もう一度、「自分はそれを失ってでも、相手が持っているものが欲しいのか」を考えてみるといいでしょう。そして、もし失う覚悟が持てるのであれば、相手のいいところを学び、真似してみるところから始めてみればいいのです。

相手の表面的ないい部分だけを見るのではなく、「それを手にするための方法、そして、維持するための努力」まで考えられ、同じようなことができるようになったとき、ようやく自分も“手に入れられる段階”になったと言えるのです。

3:「自分に集中する」ことが大切

人と自分を比べている人は、よそ見をしているようなものなので、自己に集中できていません。それでは、いい結果が生まれないのも当然です。

例えば車の運転をしているときに、隣の車ばかり気にしていたら、目の前に障害物があっても、気づくのが遅くなってしまいます。逆に、自分の運転に集中していたら、安心安全な状態で、すんなり目的地に着けることもあるのです。

人生はいつだって、「自分との戦い」です。だから、比べたり、競ったりする相手は「他の人」ではなく「過去の自分」にしたほうがいいのです。「過去の自分」よりも上手にできるようになったとき、自己の成長を喜び、これからもがんばろうと思えるようになることが大切なのです。

4:「自分にとっての幸せ」を理解する

自分自身のことや「自分にとっての幸せ」を理解していない人は、意外といます。だから人と比べ、自分のほうが優れていたり、恵まれたりしていたら安心し、そうでなければ落胆するのです。

でも、本当に「自分にとっての幸せ」を分かっている人は、人のことなんて気にしません。人がどうであろうと、自分はただ自分の幸せを追い求めればいいと理解しているからです。

そして、他の人が成功したことに対しても、「それは相手に合うものだから、手に入れることができたのだ」と考え、「自分は、自分に合うものを手に入れればいい」と考えます。実際に、本当に自分にふさわしいものは、手に入れられる可能性は高いものです。

自分に合ったものを手に入れると、人は自分らしくいられて、心地よく感じます。逆を言えば、自分に合わないものを手に入れても、幸せにはなれません。それは、いくら高い社会的地位であっても、です。

だからこそ「自分に本当に合うもの」を理解しましょう。日頃から、自分の心の声を聞いて、自分がどのように感じているのかを理解することが大切なのです。

ここまで「人と比べそうになった時に思い出したい心がけ」を4つ紹介しました。人のことばかりを気にしていると、知らず知らずのうちに、自分が望んでいない間違った方向に進んでしまう恐れがあるのです。よそ見をしないで、自分に合ったものを手に入れられるよう、しっかり“自分の人生”を歩みましょうね。
(文:ひかり(恋愛・人間関係ガイド))

当記事はAll Aboutの提供記事です。

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