交際しただけで嫁いびり!「これじゃ嫁は務まらない」とうるさいプレ姑問題

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 結婚するまでは優しそうな人だったのに籍を入れた途端、嫁いびりをしてくる鬼姑に豹変(ひょうへん)、というのは意外とよくある話。

ただし、なかには交際中から彼氏の母親が彼女いびりをするケースもあるようです。

◆彼氏の母親は、最初から気に入らない様子

25歳とき、金融機関に勤める2歳年上の男性と付き合っていた那須涼香さん(仮名・35歳)もそんな彼母からいびられた苦い経験を持つひとり。初めて会ったときの対応も明らかに気に入らないといった様子で、それはひどいものだったといいます。

「交際を始めてからちょうど3か月くらい経ったある日、すでに合鍵を渡されていたので彼のマンションを訪れ、晩ご飯を作りながら帰ってくるのを待っていました。そしたらいきなり彼のお母さんが来たんです。

入ってくるなり『アナタがウチの子の新しい彼女の涼香さん? ふ~ん』と全身を値踏みするようにジロジロと見られました。この第一声や態度にものすごく上から目線の人だなと、正直、いい印象は持てませんでした」

涼香さんは料理の手をいったん休めて挨拶しましたが、それからは矢継ぎ早の質問攻めにあったとか。家族構成や親の勤務先、学歴などを根掘り葉掘り聞かれ、「ちょっと釣り合わないような気がするけど、まあいいでしょう」と彼母。この言い草にア然としてしまいます。

「この人は私と親しくするつもりがない、むしろ敵視していると、さすがにわかりました。結婚したら100%嫁いびりされるだろうなって。

彼とは付き合ってから日が浅いこともあって結婚の話はまだ出ていませんでしたが、当時は20代半ばですからそこは年齢的にも意識するじゃないですか。けど、このお義母さんじゃ彼がきちんと守ってくれなきゃ無理だなと感じました」

◆会うたびに嫁のように扱い、ダメ出しや嫌味を言われる

ファーストコンタクトでの態度を見て、警戒を強めた涼香さんですが彼母は想像以上にひどかったようです。

最初に会ったときは彼が仕事から戻ってくるのを待たずに帰ってしまったそうですが、それからも彼女がひとりで家にいるタイミングを見計らったかのように襲来。勝手に料理を味見されてはダメ出しの嵐。褒められたことは一度もありませんでした。

「ウチは両親共働きで中学高校のころから私が代わりに晩ご飯を作ることも多く、料理の経験はそれなりにあったつもりです。でも、お義母さんは『こんなんじゃ○○家の嫁は務まらないわよ』なんて言ってくるし、結婚してないのに会うたびにいびられてました」

◆恋人よりも母親の味方をする彼氏

ほかにも部屋に置いてある棚の上にホコリが少し溜まっているの見つけては「ちゃんと掃除をしなさい!」と文句を言われ、一緒に住んでいるわけでもないのに彼の家の掃除や洗濯などもやるように命じてきたそうです。

「彼にはそこまでお願いされていないと説明しても『そんなのはこっちから気を利かせてすることでしょ!』ですから。もともと彼の実家はそのマンションから近く、普段からお義母さんが出入りしては掃除や洗濯、料理の作り置きなんかをしていたみたいなんです。

彼との会話でお義母さんの話はほとんど出てこなかったので最初はマザコンとは思いませんでしたが、実際に会ったときの一部始終を話しても『そんな意地悪をするわけないじゃないか』って信じてくれなかったんです。それどころか何度も訴えるうちに不機嫌になり、そのうち彼の関係までおかしくなっていきました」

母親の肩ばかり持ち、恋人の言葉に耳を傾けてくれようとしない彼氏に対して愛情が薄れていき、別れることを考え始めます。

◆平手打ちに蹴り…別れは修羅場に

そして、今回が最後と決めて彼に不満を訴えた際も同じような態度を取られたため、「婚約すらしてないのにお義母さんはあれこれと干渉してきてはダメ出しをするし、あなたに相談しても何もしてくれない。そんな人とはもう付き合えないから別れるね。さよなら、マザコン君」と口にしてしまいます。

すると、マザコンの一言に反応したのか激昂(げきこう)した彼がなんと彼女のほほを平手打ち。しかし、涼香さんもこれに怯(ひる)むことなく、とっさに彼の股間を思い切り前蹴り。うずくまる彼に合鍵を投げつけ、そのまま家を出てしまったそうです。

「この後もメールでキレまくり、謝罪の言葉すらなかったので返信せずにすべて無視。ただ、あまりにしつこかったため、あんたの職場にストーカーされてるって訴えてもいいけど、と送ったらピタッと止みました。

お義母さんもとんでもなかったですけど、彼もろくでもなかった。仮に結婚していたら絶対離婚していたはず。20代半ばの貴重な時間を無駄にしたとの後悔はありますが、あそこで別れてよかったと思っています」

円満な結婚生活を送るうえで義実家との関係は重要。姑となる彼母の自分への態度に加え、彼が嫁姑など義実家とトラブルになっても守ってくるか、そこはしっかり見極めてから判断したほうがよさそうです。

―自分史上最悪の恋愛―

<文/トシタカマサ イラスト/ただりえこ>

【トシタカマサ】

一般男女のスカッと話やトンデモエピソードが大好物で、日夜収集に励んでいる。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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