DOES、復活後初の有観客ワンマンライブ『(R)evenge FEVER』で約1年半越しのリベンジ果たす

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DOESが10月15日に新代田FEVERで開催した、復活後初の有観客ワンマンライブ『(R)evenge FEVER』のオフィシャルレポートが到着した。

今年4月、無観客配信ライブ『(R)evolution#0.5』で、ようやく新たな季節の到来を告げたDOES。約5年ぶりとなるライブハウスツアー『DOES TOUR 2021 (R)evolution #1』に先駆け、復活後初の有観客ワンマンライブ『(R)evenge FEVER』が、10月15日に新代田FEVERで行われた。

照明が落ち、フロアに響き渡るゲイリーグリッターの「Rock & Roll」。かつて何度も聴いたこの登場SEに、ふたたびDOESのライブを体感できるんだという喜びと、幕開けのワクワク感に胸が躍る。真っ赤に照らされたステージに、森田ケーサク(Dr)、赤塚ヤスシ(Ba)、氏原ワタル(Vo/Gt)の順にメンバーが登場すると、オーディエンスは、声を出せないかわりに両手を上げ、手拍子で彼らを迎えた。そして、「道楽しようぜ!」という言葉とともに、復活後初となるライブハウスでのワンマンがスタートしたのだった。


ツアー前なので詳細は控えるが、止まっていた時計の針を進め、これまでとこれからのDOESをシングル曲中心にみせていった前回の配信ライブとは違い、「サブタレニアン・ベイビー・ブルース」、「修羅」、「曇天」といったライブ定番曲や最新シングルの楽曲はもちろん、DOES中期に生まれた、彼らの中でもダンサブルなナンバーが多く選曲されていた今回。そのセットリストからは、窮屈な状況かもしれないけれど、こうやって同じ空間、同じ時間を共にするのであれば、一緒にとことん楽しもうじゃないか!というメンバーの強い思いが伝わってくる。


ゆえに、後半戦に突入しそれまで後ろで一本に束ねていた髪を振りほどいたケーサクは、みずから叩き出すビートで終始オーディエンスを引っ張り、いつになく飛び跳ねながらベースを弾き倒しながらも、イントロや曲間でハンドクラップを率先していたヤス。そして、この日「身体を使って楽しもう」と何度も呼びかけていたワタルしかり、初めてライブハウスに来たという人にも、フロアでもみくちゃになっていたかつてのライブを知っている人間にも、こんな形で一緒に楽しむこともできるぜ、とコロナ禍でのロックバンドの楽しみ方を提示していく3人の姿がなんとも頼もしくもあった。


それにしても、こんなにもにこやかに演奏する男たちだっただろうか? ヒリヒリとした音のぶつけ合いを繰り広げる3人のイメージが強かっただけに、その姿は意外でもあったが、「ライブって楽しいね!」と満面の笑みで告げるワタルの言葉を聞いて納得した。そう、誰よりもこの日を迎えられたことを喜んでいるのは、ステージに立つ3人なのだ。


ダブルアンコールにも応え、この日のライブを終えた彼ら。新型コロナウィルス感染拡大の影響により、2020年元旦の再始動宣言の際に告知された、新代田FEVERでの復活ライブは中止となってしまったが、約1年半越しに同じ新代田FEVERで、バンドの復活を喜ぶファンに直接挨拶し、見事リベンジを果たした。ここから3人は、大事な人たちとの再会の旅へ出発する。さぁ、ここから共に、DOESが迎えた新たな季節を楽しもうではないか。


尚、10月26日からスタートする『DOES TOUR 2021(R)evolution #1』は、各会場ソールドアウトとなっていたが、緊急事態宣言解除後の規制緩和により若干数の追加チケットが販売中だ。3人の思いを、ぜひとも会場で直接確かめてほしい。

文=平林道子(音楽と人) 撮影=新保勇樹


当記事はSPICEの提供記事です。

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