【皮肉最高】映画『ビバリウム』の無限地獄とは

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皆さん、訳のわからない映画は好きですか?
意味不明な映画には、制作者の人生観、さらには死生観がふんだんに散りばめられていることが多い気がします。この『ビバリウム』、紹介がとてもむずかしい。ネタバレ…と言うかそもそもバレるようにネタを説明することもむずかしい…。未見のあなたのために頑張ります!

イモージェン・プーツ×ジェシー・アイゼンバーグ

イギリス英語が愛くるしいイモージェンは、追い詰められた人間の芝居が上手い。これは『フィルス』でジェームズ・マカヴォイに壁ドンされたときに「ハァッ?」って震えながらキレるシーンを観たときにも思ったんですけどね、本作でも追い詰められまくる彼女、消費カロリーがえげつないです。
人って多分、極限状態になるとあんな声が出るんだろうなぁ。

そして『ソーシャル・ネットワーク』でお馴染みジェシーですが、早口で自信家っぽくまくし立てるあの感じが、常に余裕ぶってるあの感じが、本作ではいい感じに効いてくるわけです。

善良なカップル、とんでもない陰謀に巻き込まれる

本作を一文で表すならこうでしょう。
そこにはまあ、想像の斜めうえを行く「陰謀」が描かれているわけですけれど、相当意味不明ですがとりあえず一度、あきらめずに最後まで観てみてください。
自分なりになんとなく、ホントになーんとなく「こういうことだろうか…」みたいな感想を胸に微かに抱いたら、いろんな方が書かれている考察記事に突入してみましょう。そして、その中の一番しっくりくる感じのやつをチョイスするのが、本作に対する正しい向き合い方かと思われます。
正解は無限大だっ!

創作者の脳内世界

脚本はギャレット・シャンリーという方が書いているのですが、男性なのが以外でした。割と女性目線というか、悪い意味でスタンダードとされてきた男性の生き方に言及されていたりもして、すごく俯瞰されているんだなと。
こういう皮肉の効いた作品を観ると、いつ自分が皮肉られる立場になるかとビクビクしちゃうわけですけれども、そう思い悩まずに、自分だけの幸せを模索していけたらいい人生になるのかもしれませんね。

映画『ビバリウム』はDVD、Blu-ray他U-NEXTなど動画サブスクリプションサービスで観られます。

【公開】
2021年

【スタッフ・キャスト】
監督:ロルカン・フィネガン

脚本:ギャレット・シャンリー

出演:イモージェン・プーツ
   ジェシー・アイゼンバーグ 他

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