声優・杉田智和の凄さとは。『銀魂』『ハルヒ』低音ボイスで魅了する独特の存在感

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『銀魂』坂田銀時をはじめ数々のキャラクターを演じている声優の杉田智和さん。男女問わず人気を集める杉田さんはどんな人? 経歴や出演作を振り返りながら、沼落ちせずにはいられない魅力を探ります。
『銀魂』坂田銀時、『うらみちお兄さん』兎原跳吉、『鬼滅の刃』悲鳴嶼行冥など、数々の人気キャラクターを担当している声優の杉田智和さん。渋くてかっこいい人物からコミカルなお調子者まで、どのような役柄も杉田さんらしく演じることで注目を集めます。

男女問わず人気を集めており、誕生日の10月11日には多くのファンがSNSでお祝いメッセージを投稿。Twitterでは誕生祭タグがトレンド入りし、話題になりました。

そんな声優・杉田智和さんの魅力とは? 経歴や出演作を振り返りながら探ります。

【Twelve Minutes#01】アジルス/スーパー生絞り 2021年09月19日【杉田智和/AGRSチャンネル】

via www.youtube.com「杉田智和らしさ」とは?立体的な低音ボイスで魅了するまずは杉田さんの経歴から振り返りましょう。
1980年10月11日、埼玉県生まれの杉田智和さん。高校3年生だった1998年にラジオドラマ版『魔装機神サイバスター』シンジ・キリハラ役で声優デビューしました。
翌年の1999年には、アニメ『魔装機神サイバスター』に初レギュラー出演。大学に通いながら声優として活動しはじめます。

TVアニメ初主演作は『ちょびっツ』の本須和秀樹役(2002年)。
2006年には『銀魂』の坂田銀時、『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョンといった人気タイトルの主役を務め、アニメファンならだれもが知る声優となり、大ブレイク。
その後もサブキャラクターの演技でも存在感を示し、第3回声優アワードで助演男優賞を受賞。巧みな演技力とアドリブから感じられる瞬発力がファンからの支持を集めました。

2020年にアトミックモンキーを退所してからは、自身が立ち上げた個人事務所・株式会社AGRSに所属。声優業と代表取締役を両立させ、活躍の場をさらに広げています。そんな多彩な経歴を持つ杉田さんが多くのファンを獲得した理由のひとつには、“低音ボイス”があるでしょう。

声が低いキャラクターに対して「怖い」、「強そう」と第一印象を抱く人もいるかもしれません。しかし杉田さんの声を聞けばイメージが変わるはず。温かさや優しさがにじみ出た声色で、どのようなキャラクターでも立体的に演じていくのです。
独特の緩急が癖になる。唯一無二の存在感

TVアニメ「うらみちお兄さん」キャラクターPV【兎原跳吉(CV.杉田智和)】

via www.youtube.com
たとえば『翠星のガルガンティア』に登場するAI・チェインバー。ロボットなので表情の変化はなく、淡々と事実を述べるキャラクターです。それでも杉田さんの声が入ると愛嬌のある雰囲気に。落ち着いた語り口でも、冷たさは感じさせません。むしろ主人公を支える存在として、友人や親のような温かさを醸し出していました。

『うらみちお兄さん』兎原跳吉のようなお調子者を演じたときも、人懐っこさや優しさの伝わる声に。セリフの内容だけでなく、声でも「根はいい人なんだろう」ということが滲み出るような演技で説得力を持たせていました。TVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』 キャラクターソング V...

TVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』 キャラクターソング Vol.9 キョン

via TVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』 キャラクターソング Vol.9 キョン
緩急ある演技も杉田さんの魅力。ブレイクのきっかけとなった『涼宮ハルヒの憂鬱』ではキョンを演じ、唯一無二の演技で存在感を示しました。

全体を俯瞰する地の文のようなキョンのモノローグは、セリフ量も膨大。長時間1人で語るシーンもありますが、予想外の箇所で早口にしたり肩の力を抜いた声にしたりと、飽きさせない演技をしています。
「次はどんなニュアンスなのかな」と視聴者の耳も釘付けに。杉田さんにしか出せない独特の緩急は、一度聴いたら癖になるはずです。杉田さんはその緩急を活かし、素早いオンオフの切り替えが要求されるキャラクターも演じています。
たとえば『銀魂』の坂田銀時。普段は全身の力が抜けたような声色で演じ、ここぞというときにはドキッとするほどのイケボに。

ギャップのある役も得意で、『七つの大罪』エスカノールのように体型が大きく変化するキャラクターも見事に演じていました。『劇場版 銀魂 THE FINAL』主題歌「轍~Wad...

『劇場版 銀魂 THE FINAL』主題歌「轍~Wadachi~」SPYAIR 期間生産限定盤A

via 『劇場版 銀魂 THE FINAL』主題歌「轍~Wadachi~」SPYAIR 期間生産限定盤Aもちろん『鬼滅の刃』の悲鳴嶼行冥や『魔進戦隊キラメイジャー』のオラディンのように、低音ボイスでは王道の渋い演技もお手の物。

『異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~』矢澤信之役では、大人の魅力が漂う落ち着いた声を披露しています。「この声が聴けるなら居酒屋に通いたい!」と思う人もいるのではないでしょうか。王道から癖のある役まで、どんなキャラクターも魅力的に演じる杉田さん。役柄の幅広さはもちろん、温かさを感じる声や独特の緩急で「杉田智和らしさ」を作り上げています。演技以外も多才!幅広い知識と才能声優として多くの人気キャラクターを演じてきた杉田さん。その才能は演技だけにはとどまりません。

『仮面ライダーキバ』では自身が演じるキバットバットIII世が歌う「キバって!おふろ」、「キバって!にちようび」などを作詞。ほかにもシナリオ執筆などで文才を発揮しています。

サブカルに関する深い知識も大人気。YouTubeチャンネルやTwitter、ラジオ番組などで趣味のアニメやゲームなどについて熱く語る場面も多くあります。温かい低音ボイスや幅広い演技、そしてファンを楽しませる多くの引き出しを持っている杉田智和さん。知れば知るほど、魅力的な沼にハマっていきそうです。

ちなみに現在放送中の『逆転世界ノ電池少女』では、アニメやゲームなどが禁じられた世界でサブカルを取り戻すために戦う司令官・バルザック山田を熱演。杉田さん本人を思わせるオタク知識が豊富なキャラクターなのでチェックしてみてはいかがでしょうか。

(執筆:ハシビロコ)

アジルスとヘブン状態【杉田智和/AGRSチャンネル】

via www.youtube.com杉田智和さんプロフィール杉田智和(すぎた・ともかず)
所属事務所:AGRS
出身地:埼玉県
誕生日:1980年10月11日
血液型:B型
愛称:杉、トモちゃん
代表作:『銀魂』シリーズ (坂田銀時役)、『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズ(キョン役)、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ  (ジョセフ・ジョースター 役)など。■内山昂輝の『鬼滅の刃』累は満場一致だった。闇と純粋さ、二面性を表現する声優
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当記事はnumanの提供記事です。

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