よしもと芸人がオンラインで介護施設に笑いを提供! 西川きよし「私も後期高齢者なので…」


“笑い”のある介護レクリエーションをオンラインで提供する『よしもとお笑い介護レク~オンライン~』のサービスが9月22日(水)に始まりました。吉本興業やNTT東日本などが連携して進めるプロジェクトで、コロナ禍でレクリエーションの機会が減ってしまった介護施設に、よしもと芸人が一丸となって笑いを届けます。この日は、その発表会見とキックオフイベントとして、オール巨人による無料リモートコンサートが開かれました。

出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

「よしもとお笑い介護ブ!」が発足


『よしもとお笑い介護レク~オンライン~』は、芸人を派遣する吉本興業、通信回線やシステムを提供するNTT東日本神奈川事業部、介護施設にレクリエーションサービスを提供するエブリ・プラス、豊富な介護レクのノウハウを提供するBCC、そして介護現場との懸け橋となる一般社団法人・全国介護事業者連盟の5社が連携。昨秋から実証実験を重ね、全国の介護施設とオンラインでつないでレクリエーションを届ける仕組みを整えました。

コンテンツを担う吉本では「レクリエーション介護士」の資格を持つタレントが30人以上いて、今年1月には、全国の地域で活動する“住みます芸人”らによる「よしもとお笑い介護ブ!」が発足。部長は大阪府住みます芸人のspan!・水本健一が務め、今後、彼らを中心に、全国の介護施設に向けたオンライン介護レクなどの取り組みが展開されます。

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これまで7万人に提供


会見のMCはレギュラー(松本康太、西川晃啓)の2人。「介護職員初任者研修」と「レクリエーション介護士」の資格を取得し、介護施設でのレクリエーション活動や、介護イベントでの講演などに取り組んできました。

“あるある探検隊”でおなじみの彼らがギャグを披露したあとは、サービスを展開する事業者からの挨拶です。

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これまでも介護関連事業者の協力を得ながら、介護事業の活性化に取り組んできたという吉本興業ホールディングスの泉正隆副社長は、「芸人たちが培ってきた芸、コミュニケーション力を活かして高齢者を元気にしたいという芸人が増えている」とアピール。「今後も利用者、職員の人たちが少しでも笑顔になれるように協力していきたい」と話しました。

NTT東日本執行役員で神奈川事業部長の中西裕信氏は、「今回はICT(情報通信技術)に不慣れな人にも楽しんでもらえるように、コンサルティング、サポート、機器の提供などを担当します。この素晴らしい企画に参加させていただけることを喜んでいます。気合いを入れて懸命に携わっていきたい」と力を込めます。

一方、今回のサービスを提供するポータルサイトを運営するのはエブリ・プラス。佐藤亜以社長は「これまで約7万人にレクリエーションやイベントを提供してきた」と言い、そのノウハウが生かされることになります。

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さらに、BCCの伊藤一彦社長は「現場にひとつでも多くの笑顔が届けられるようにがんばっていきたい」と話し、全国介護事業者連盟の斉藤正行理事長も「要介護の高齢者のニーズ、生活の質を高めるために情報提供を行っていきたい。コロナ禍で楽しみが少なくなっているなか、笑顔、笑いを通じて、少しでも元気に過ごしてもらえる役割を担っていきたい」と意気込みを語りました。

アンバサダーは西川きよし


会見には、よしもと介護アンバサダーとして西川きよしも登場。自身も長年、家族と一緒に施設を訪問してレクリエーションなどをしてきたものの、新型コロナの影響でそれができなくなってしまったと言います。

「それで、なにかいい方法はと思っていたところ、今回のオンライン企画を聞きました。よしもと芸人が力を合わせて楽しいプログラムをたくさん届けたい。心ひとつにしてがんばるのでよろしくお願いいたします」

そう意気込みを語るきよしは、介護ブ!の部員たちに向かって「私も後期高齢者なので、君らに来てもらわないと」とひとボケ。

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オンラインならではの可能性について、「なかなか行けない山岳地域や離島なども含めて、住みます芸人とうまくコラボしながら、みんなといっしょに活躍の場を広げていきたい。もっとたくさんの人に資格を取ってもらって、笑顔が増えていければ」と期待を込めました。

オール巨人コンサートには2万人が参加!


会見では、介護ブ!による簡単なデモンストレーションも。「笑いは健康につながる」をテーマに、芸人らしく笑いたっぷりの介護レクに取り組む彼らが今回、披露したのは介護レクの定番ゲーム「グーパーゲーム」。左右でグーとパーを入れ替えながら、同時発声、同時動作をすることで脳の活性化につながるといいます。

「介護レクは芸人に合っていると思う」と言うMCのレギュラーの2人は、実際に自分たちが介護施設の現場で心がけていることをこう語ります。

「“失敗したら恥ずかしい”という気持ちから(レクリエーションのゲームなどに)参加しない利用者さんが多いんですが、間違ったり、失敗しても僕たちが絶対に笑いに変えます。みんなで楽しい空気に変えましょう、ということを心がけています」

すでにオンライン介護レクの経験がある松本は、「リモートだからこそのおもしろさがある。実際に、リモートで実施したクイズ大会がすごく盛り上がったし、そういうのが増えれば自分たちももっと楽しめると思う」と、その可能性に太鼓判。西川は「通信でもストレスなくやりとりできるので、現場に行ってるかのような感じでやらせてもらってる」と通信技術の進歩に目を見張ります。

出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

実際、介護の現場でオンラインレクリエーションへの期待感は高まっています。この日、キックオフイベントとして開催されたオール巨人のリモートコンサートには、なんと1,730事業所、約2万6千人が参加。それを聞いたきよしは「彼は歌がうまい、漫才よりうまいんちゃうか」とひとボケしながら、2万人という人数に「神宮球場くらいやで」と驚きの表情を見せます。

そして「巨人さんに負けないよう、(自分にも)歌のコーナーを作ってください!」とリクエストしていました。

当記事はラフ&ピースニュースマガジンの提供記事です。

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