東野幸治の“群を抜いてすごい”ところとは――メッセンジャー黒田が語る『生存確認テレフォン』新章


東野幸治が生配信中に、吉本芸人を中心に“生存確認”の電話をかけて現状を聞いて回るオンラインのラジオ配信番組『東野幸治の吉本芸人生存確認テレフォン』。シーズン2の最終回予定だった8月30日(月)の放送で期間延長が発表されましたが、次回の放送が9月28日(火)21:00~に決定しました! そこで今回は、レギュラー出演しているメッセンジャー・黒田有に直撃。“芸人・東野幸治”の素顔や、番組の魅力を語ってもらいました。

出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

『生存確認テレフォン』は新型コロナウイルス感染拡大の影響で自粛の日々が続くなか、“おうち時間”をもっと楽しんでもらおうと東野がスタートさせた番組。昨年のゴールデンウイークにシリーズが始まって以降、お笑いファンだけではなく、業界の聴取率も高いと評判です。

月1回の配信の恒例企画となっているのが、黒田がジミー大西と料理で対決する「〇〇-1グランプリ」。これまで煮込み料理や中華料理などの対決で盛り上げてきました。

「東野さんはスパイを放ってるとしか思えない」


──『生存確認テレフォン』にレギュラー出演してきた感想を聞かせてください。

僕はしょっちゅう会ってますんで、生存確認されんでもいいんですけど(笑)。ジミー(大西)さんと僕に関しては前説、幕前みたいな感じちゃうかなと。僕はそれでいいし、すごくありがたい。
ただ正直な話、だんだんネタなくなってきたなっていうのはある(笑)。淡路島に家を買うたんで、「淡路島の玉ねぎ醤油」っていうのを作ったんですけど、そういう形でなんか作ったりしていかんと、1カ月に1回持たんなと。だから『生存確認テレフォン』が始まってから、僕のアイテムが増えていってます(笑)。なんか考えんとね、ふつうにしゃべってるだけじゃ、あんまりおもしろくないんで。

──東野さんとは、昔から交流があったんですか?

密にお話しするようになったんは『ちゃちゃ入れマンデー』(関西テレビ)が始まってからです。もう7年ぐらい続いてる番組なんでね。それまでにも、僕が東野さんの番組にゲストで出たりしたことは何度かありました。

出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

──おふたりのやり取りでは、東野さんがとてもリラックスしているように感じます。

僕の場合は(『ちゃちゃ入れマンデー』を)レギュラーでやってて、合間の時間もずっと東野さんとしゃべってるので、生意気なようですけど、気心が知れてるからかなと思ったりはしますけど。とはいえ、どんな球を放ってこられるかわからないんで……まあ、芸人冥利に尽きるというか。

──黒田さんから見て、東野さんはどんな人ですか?

僕もどっちかっていうと人のあら探しが好きなほうなんですけど、キャラ的なものもあるのか、後輩たちは警戒して自分の失態とかをあんまり言うてこないんです。でも東野さんの場合は、相談に乗ってるフリして、後からみんなにぶちまけるタイプなんでタチが悪いですね(笑)。「なんで知ってんねや?」みたいなことを知ってる。たぶん吉本でいちばん情報収集が上手いんじゃないですか。スパイみたいなのを何人か放ってるとしか思えないです(笑)。

──では、“芸人・東野幸治”の魅力は?

目が笑ってないから、司会者に向いてるんじゃないですかね。みんながほどよく緊張もしますし、どんな球でも拾ってくれるんで。ただ、自分が興味ない話題のときの顔はえげつないです。仕事としてやってる仕事と、そうじゃない仕事の分け方はちゃんとしてはるなと思います。
もし東野さんが芸人じゃなかったら、どんな人間になってたんかなとホンマに思いますね。簡単に言うたら、動物とかいっさい愛せない人やと思います(笑)。あと、番組とかで「行ってみたい」だとか「食べたい」だとか、そういうこと言うてはるんですけど、実際には1回も行ったことないと思います。仕事が終わってタクシーに乗るときの東野さんの顔、見てほしいですけどね。めちゃくちゃ暗くて表情ないですから(笑)。

出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

──これまでの東野さんとの付き合いのなかで、特に印象に残っているエピソードを教えてください。

エピソードとは違うんですけど、たとえば“芸人として次に行く道”というのは的確に答えはりますね。僕もYouTube(YouTubeチャンネル『くろだ煮』)は、東野さんがやれって言うたからやったみたいなところがあって。人をめちゃくちゃ見てはるんで、道は間違えない。そのへんはすごい尊敬できるとこなんで、ホンマに困ったときの東野さんのジャッジっていうのは、群を抜いてすごいなと思います。

──全幅の信頼を置いているんですね。

ただ、これを言うと、また違う方向で暴露されるんでね……「気に入られようと思ってこんなこと言いよった」みたいなこと言いはるんで難しいです(笑)。

師匠方にも電話して“ホンマの生存確認”を!


──番組の延長が決まりました。

電話でしゃべっておカネがもらえる、これほどええことないんでねえ(笑)。しかも15分、バカ話するだけ。僕としては、すごいありがたいプロジェクトやなと思ってますよ。

──これからの『生存確認テレフォン』に期待することは?

3時間の生配信ですし、今をときめく人気者もそうですけど、ほんまは実力あるけど日の目見てないヤツとかも吉本にはいっぱいいるんで、そういうところにもスポットを当ててほしいですね。
大阪の師匠方にも電話したらどうかなと思います。坂田(利夫)師匠とか……“ホンマの生存確認”はそういうところにあるんちゃうかなと(笑)。どこ行ったかわからへんみたいな人もいっぱいいるんで、テレビでは耐えられないけど、電話やったらギリOKみたいな人、そういう人を東野さんチョイスでやっていただいたらいいかなと思います。

出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

──たとえば、どんな人がいいでしょう。

前に出演しましたけど、(ソラシドの)本坊(元児)くんとかね。住みます芸人も、地方でがんばってる子だとか、そういう子を出したったらどうかなと。あと、しましまんず(藤井輝雄、池山心)さんとか。ほんまに生存確認せなあかんのは藤井さんやから。まあ、電話やったらすぐ切れますし(笑)。東野さんだからこそ聞けるみたいなことを、全員とは言わないですけど、何人かは出したってくださいよと。

料理通・黒田直伝! 一晩で干物を作る裏技とは


──『生存確認テレフォン』や『くろだ煮』のようなオンラインコンテンツについての考えを聞かせてください。

“テレビでできないこと”というよりは、“テレビでもできるけど、テレビがやらないこと”をやったらどうかなと思うんですよね。テレビってどうしてもスポンサーの絡みがあるし、そのなかでも特に「若い女の子や男の子が見るような番組」って言われるんですけど、若い子がおもろいと思うことは、おっさんはおもんないこと多いんです。でも、僕らぐらいの年齢がおもろいと思うことは、じつは若い子もおもろいんですよね。
たとえば、なんばグランド花月でウケる漫才はどこでやってもウケるんですけど、よしもと漫才劇場でやった漫才がウケたからといってなんばグランド花月に持ってきても、ウケないときがある。その感覚で、配信もそっちのほうに目を向けていったらいいんちゃうかと。「若い子向けに」って言うてる作り手側が年取ってたら無理なんです。それよりいっそ、おっさん、おばはんの目線で作ったら、じつは若い子もついてくるんちゃうかと思うんですよね。

──では、黒田さん自身がこれからオンラインコンテンツでやってみたいことは?

いま釣りにハマってるんですけど、料理もできるんで、釣ってさばいて料理するっていうのをやりたいなと思ってます。昔から釣り番組って絶対に視聴率取るし、釣り自体、若い子にもけっこう流行ってるし、需要はあると思うんです。

出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

──黒田さんといえば料理ということで、まだ番組などで紹介していない料理の裏技やマメ知識があれば、この機会にぜひ教えてください。

「ピチットシート」っていう商品がAmazonなんかで売ってるんですけど、これはぜったい買うべきです。たとえばアジとか3匹パックで買って、1匹余るなんてことあるじゃないですか。それを開いてピチットシートで挟んで冷蔵庫に1日入れといたら、一夜干しができるんです。意外と知られてないんですけど、漁師さんとか釣り人からすると当たり前のものなんですよ。
もともとは業務用やったらしいんですけど、コロナ禍でけっこう売れてるみたい。塩水にちょっとつけて、そのまま30分ぐらい置いておいて、水気を取ってからシートでぴたっと挟んで冷蔵庫に入れるだけ。うまみ成分のアミノ酸が出て、おいしい干物になります。マンションとかだと、外に干すのは無理やと思うので、そんなときはピチットシートで冷蔵庫に入れてみてください。

──ありがとうございました! それでは最後に『生存確認テレフォン』を楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。

『生存確認テレフォン』は、吉本の層の厚さを再確認できる番組やと思います。もちろん芸人は個々にがんばってるんですけど、ここでまた新たなグループができていったらおもしろいと思いますし、そのためには皆さんに聞き続けていただくことがいちばん。ぜひこれからも聞き続けていただけたらなと思います。

『吉本芸人生存確認テレフォン』は、9月28日(火)21:00~24:00に配信。FANYチャンネル公式YouTubeで視聴できます。

当記事はラフ&ピースニュースマガジンの提供記事です。

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