話題の代替肉って本当に美味しいの? スーパーで買える大豆ミート食品3種を実食!


大豆ミートの躍進が凄まじい。モスバーガーやココイチなど、大豆ミートを使ったベジタリアンメニューを導入するチェーン店も年々増えており、ヴィーガン料理専門店もずいぶん目にするようになってきた。また、代替肉は環境問題の解決にも寄与するとして、SDGs的な観点でも高い注目を集めている。

一方で、まだまだ大豆ミートを食べたことがないという人は多い。やはり、「そもそも美味しいのか?」という疑問が残る。

そこで今回は、スーパーなどで買える代表的な大豆ミート食品を調理して実食。本当にお肉のような味がするのか、ちゃんと満足感が得られるのか、そしてちゃんと美味しく食べられるのか、冷静に検証してみた。
○ネクストミーツの「NEXT カルビ」「NEXT ハラミ」

まずはこちら、世界初の焼肉用代替肉として知られる、ネクストミーツの「NEXT カルビ」「NEXT ハラミ」。現在は一部のイトーヨーカドーなどで買うことができる。

また、一人焼肉で人気の焼肉チェーン「焼肉ライク」の全店舗でも、昨年から「NEXTカルビ」「NEXTハラミ」が味わえるようになった。これも美味しいと話題になっているようだが、本当にイケるのだろうか。

「NEXT カルビ」の封を開けてみると……おおっ、もう肉っぽい。

これを軽く焼くだけで食べられるということで、さっそく焼いてみたところ……

ちゃんと肉っぽい!

まずはそのまま何もつけずに食べてみると、カルビ風という割に肉質はやや固め。食感は確かに肉だが、少し大豆っぽい香りが目立つ気もする。

パッケージ裏に、「ぜひ焼肉のタレなどを付けてお楽しみください」と書かれていたので、その指示に従ってみることにしよう。

あっ、一気に焼き肉っぽくなった! あ~、なるほど、そういうことか。

これは「タレの味で誤魔化している」というネガティブな話ではなく、タレの味がつくことで、我々が思う「焼肉」のイメージにグッと近づいて、本当に焼肉を食べている感覚で楽しむことができるようだ。塩で食べる高級焼肉ではなく、タレとライスでガシガシ食べる系の焼肉のイメージである。うん、美味しいかも!

一応、「NEXT ハラミ」のほうも食べてみよう。一般的には、ハラミのほうがカルビよりも食べごたえというか、噛みごたえがあるはずだが、果たして。

おお~、なんと、ハラミ風のほうが身が厚く、肉質も柔らかくてジューシーさを感じることができる。個人的には、「NEXT カルビ」よりも「NEXT ハラミ」のほうが焼肉っぽい印象だ。うん、これは確かに美味しい。話題になるのも納得である。

こちらもできるだけ濃いめの焼肉のタレやおろしニンニクをつけることをオススメしたい。やはり、いくら美味しくても大豆ミートはあくまで大豆ミートなので、タレも付けずに肉の味を求めるのはさすがに酷というもの。ネクストミーツの「NEXT カルビ」と「NEXT ハラミ」は、焼肉のタレをつけて完成なのだと考えておこう。これはライスが進むだろうなぁ。

○伊藤ハムの「まるでお肉! 大豆ミートのからあげ」

続いては伊藤ハムの「まるでお肉! 大豆ミートのからあげ」。

つまり、ネクストミーツの焼肉が牛肉をイメージしていたのに対し、こちらは鶏肉風をイメージしているものと思われる。いずれもメーカーがそう明言しているわけではないが、消費者としては「焼肉=牛肉」「からあげ=鶏肉」というのが一般的な感覚だろう。

からあげは2分間予熱したオーブン(1000W)で3分30秒加熱。電子レンジだと500Wで約1分温めるといいのだという。

完成してみると、どうやらこれはからあげというより、どこからどう見てもチキンナゲットのように見える。ということで、ケチャップをかけていただきます。パクッ。

……ん? あれ? こ、これは…………………普通のチキンナゲットじゃないの?

と思えるほど、ちゃんとナゲット感がある。チキンナゲットと比べて、やや食感は柔らかいかもしれないが、違和感を感じるほどではないし、衣のサクサク感やニンニク、ショウガなどの下味も、ちゃんとチキンナゲット、またはからあげっぽくなっている。大豆臭さもまったくない。

ちなみに、中身はこんな感じ。いや~、これは普通にいいぞ。低コレステロール仕様で作られているようだし、これはまさに肉の替わりに食べても満足できる逸品だ。美味しい!
○アサヒコの「豆腐のお肉 ガパオ」

ラストはアサヒコの「TOFFU PROTEIN 豆腐のお肉 ガパオ」。アサヒコは「豆腐バー」などのヒット商品を抱える企業で、もともとは豆腐の製造企業としての歴史を持ち、2014年からロハス(健康的で持続可能な生活様式)な企業として再出発している。ちなみに、こちらは「大豆ミート」というより、厳密には「豆腐ミート」なのだろう(豆腐も大豆ではあるが)。

袋の封を少しだけ切り、500Wのレンジで40秒間加熱すれば完成。せっかくなので、目玉焼きとサラダも添えてガパオライス風にしてみた。

見た目は完全にガパオだが、味のほうはどうか。いただきます。

ほうほう。なるほど。これは……ガパオです。少し柔らかいけど、ちゃんとガパオです。大豆っぽさというより、若干の豆腐っぽさがあるが、ちゃんとナンプラーやバジル、スパイスの香りが感じられる。ピーマンやたまねぎ、人参なども具として入っているようだ。いろんな味わいが折り重なっていて、なかなか本格的である。

特に目玉焼きを崩したり、サラダと絡めて食べると、本当にガパオライスを食べているような感覚になる。こちらもコレステロールはゼロなので、罪悪感なく食べられそうだ。

流行っていることは知っていたが、なんとなく自分とは無関係なものとして遠巻きに眺めていた大豆ミート食品。ヘルシーなうえに美味しく、しかも環境問題の解消にも効果があるなら、これは積極的に試してみる価値はありそうである。少なくとも、今回試した3つの食品なら、物足りないと感じることはないはずだ。

当記事はマイナビニュースの提供記事です。

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