新国立劇場『シンデレラ』が極上のオペラに!2021/2022シーズン開幕に上演

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芸術の秋は、オペラ鑑賞で大人なデートを楽しもう。



■ロッシーニ歌いたちが集結した活気あふれる舞台

新国立劇場では、2021/2022シーズン開幕に、ベルカント・オペラの傑作『チェネレントラ』を新制作。ヒット作を連発したロッシーニのオペラ・ブッファの頂点に位置する作品で、おなじみのシンデレラの物語が極上のオペラとなった。

物語は変装に次ぐ変装で笑いいっぱいに進み、愉快な重唱、華麗な装飾満載のアリア、早口のアジリタで盛り上がるクライマックスと、ロッシーニの魅力が満載。フィナーレのチェネレントラ(シンデレラのイタリア語)のアリア「苦しみと涙のうちに生まれ」は、メゾソプラノの華麗なアリアとして独立して演奏されることも多い名曲だ。

ロッシーニの描くシンデレラは逆境にもめげず、自分の手で幸せを掴もうと奮闘する、どこまでも前向きで賢明な女性。そしてこのフィナーレの大曲が描く、許すことの難しさ、尊さが、幕切れに深い余韻を与える。



タイトルロール(題名役)のアンジェリーナ(チェネレントラ=灰かぶり娘)に登場するのは、イタリアを拠点に年々成熟を見せる脇園彩。王子ラミーロには、2020年新国立劇場『セビリアの理髪師』で脇園彩との名コンビぶりを見せ、大喝采を浴びた破格のロッシーニ歌いルネ・バルベラが登場する。

チェネレントラの父の男爵ドン・マニフィコには、イタリア・オペラ界のレジェンドとして活躍を続ける名ブッフォのアレッサンドロ・コルベッリ。滅多にない来日の実現に、オペラ・ファンの熱い期待が集まっている。

シンデレラを導く、王子の家庭教師(今回の演出では映画監督)アリドーロ役には、ベルカントの旗手としてヨーロッパで躍進中のガブリエーレ・サゴーナ。



■人生の応援メッセージが満載

演出は、イタリア・オペラの読み込みにかけては随一の演出家、粟國淳が担当。粟國淳と舞台美術家チャンマルーギの構想では、舞台は1950年代~70年代、映画黄金期のハリウッドやチネチッタのような映画スタジオ。

『シンデレラ』の物語が、『チェネレントラ』の映画を撮影しようとしているプロデューサーと映画監督がヒロインの女優を探す物語に変貌。ロッシーニが描く、逆境に負けず自分の力で幸せな人生を勝ち取る少女の姿を、ヒロインを勝ち取る女優に重ねて描く。

ロッシーニの『チェネレントラ』には、「誰もが自分の力で立ち上がって幸せを掴むことができる」という人生の応援メッセージが含まれている。映画ファンには堪らない、往年の映画のオマージュがふんだんに散りばめられ、レトロタッチでチャームポイント満載の美術・衣裳も見どころになりそうだ。



非日常の雰囲気が味わえるオペラは、いつもと違うデートにもおすすめ。

新国立劇場2021/2022シーズンオペラ 『チェネレントラ』

公演日程:10月1日(金)、3日(日)、6日(水)、9日(土)、11日(月)、13日(水)
会場:新国立劇場 オペラパレス
詳細:https://www.nntt.jac.go.jp/opera/lacenerentola/

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当記事はIGNITEの提供記事です。

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