ブームの調味料「ハリッサ」が辛ウマッ!つけるだけで別世界の味に

女子SPA!

 最近流行りの、気になる調味料。

マリトッツォ、フルーツ大福、クラフトコーラ……2021年も後半戦に突入していますが、今年はステイホームが多くなったこともあり、話題になった流行フードはたくさんあるように感じます。

その中で、スイーツでもなく、飲み物でもなく、“調味料ジャンル”で数年前からじわじわと人気上昇しているのが、「ハリッサ」。

みなさんはもうご存知でしょうか? 名前は聞いたことがあるけれどまだ試したことがない、どうやって使ったらよいのかわからないという人も少なくないかもしれません。

そこで今回は、「ハリッサ」についての基本情報をお伝えしながら、自宅で簡単においしく味わうコツなども合わせてご紹介したいと思います。

◆ハリッサは、チュニジアやモロッコなどが本場のスパイス調味料

ハリッサのパッケージを見ると、“アフリカの”、“地中海生まれの”、“チュニジアの”など、説明は実にさまざま。

ハリッサとはチュニジア、モロッコなどの北アフリカ北西部に位置するアラブ諸国で多く用いられる「唐辛子ベースの辛いスパイス調味料」のことです。今ではイギリスやフランスなどヨーロッパ諸国でも入手しやすく、エスニックレストランではタジン料理やケバブ料理などに使われる定番調味料になっています。

形状としては“ペースト状”のタイプが主流ですが、なかにはパウダー状のものもあります。使われるスパイスは商品によって若干異なりますが、唐辛子、ガーリック、コリアンダー、クミン、パプリカ、キャラウェイなどがメイン。辛さも辛いものから控えめなものまでさまざまです。

日本ではスーパーでもチューブ状のタイプを購入できたり、カルディや輸入食材店などではこだわりの瓶詰めタイプが揃っています。

それではこのハリッサを自宅で楽しむ場合、どんな料理がふさわしいのでしょうか? 珍しい調味料って、買ってはみたものの最後まで使い切らずに終わってしまうことも。そんな心配がないように、簡単でおいしい活用アイディアを紹介したいと思います。

◆トマトソース、煮込み料理など、超万能に使える

ハリッサが活躍しうる料理は無限大で、本場ではタジン料理やケバブ料理などに使われるのが主流ですが、日本では再解釈が入り、餃子のタレに添えたり、グリルチキンに添えるのが簡単でおいしいと紹介されています。

確かにハズレなく、とってもおいしいです。他にも、コンビニで買う麺類(冷やし中華や冷やしラーメン)や揚げ物(唐揚げ、コロッケなど)にトッピングとして加えても美味。

キムチの味に飽きたときに加えてみると、世界観がガラリと変わります。いつもの野菜炒めや焼きそばの味付けとして少々加えると、絶品の風味が生まれます。

◆サラダチキンにも!超簡単レシピ

そして私がもっとも気に入っているのが、「サラダチキン」に合わせるというアイディア。自作で作る際には、調理の煮汁に大さじ1~2を加えるのが良いですが、市販のサラダチキンでもOK。ビニール袋の中にサラダチキン1枚とハリッサ小さじ1/2を合わせて表面をよくなじませ、しばらくおいておくだけで、いつものマンネリ味が大変身するはずです。

まとめると、ハリッサとは、辛味のあるエスニック系の万能調味料であるということがおわかりいただけたかと思います。

想像以上に気軽に簡単に美味しいエスニック風味を作れますから、気になる人は是非一度お試しくださいね!

<文・写真/食文化研究家 スギアカツキ>

【スギアカツキ】

食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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