会社員がiDeCoで運用をすると、30年間で合計いくら節税できる?


iDeCoは長期の積み立てで資産形成に役立つのに加え、節税効果が高いことも魅力です。30年間積み立てを続けると、合計でいくらの節約につながるのでしょうか?

今回はiDeCoで30年間積み立てた場合の節税効果について、シミュレーション結果を解説します。よりお得に資産形成をしたい人は、ぜひチェックしてください。

毎月1万円を30年間積み立てた場合の節税効果は?

現在30歳の会社員の方が、60歳になるまで30年間にわたって1万円を積み立てると、以下の節税効果につながります。

・所得税と住民税の軽減額:72万3,400円
・運用益の非課税額:43万9,101円
※年収500万円、利回りは年率3%、企業年金なしの場合で試算

30年間で100万円以上の節税につながります。毎月1万円と比較的少額の積み立てでも、長期間続けることで節税効果も大きくなることがお分かりいただけるでしょう。

なお積み立てた資産を受け取るとき、一括受け取りなら「退職所得控除」、毎月年金として受け取るなら「公的年金控除」が受けられます。

また30年後には下記の資産に育ちます。

・積立額:360万円
・運用益:218万7,130円
・資産の合計金額:578万7,130円
※あくまでシミュレーション結果であり、将来の成果を保証するものではありません

500万円以上の資産を受け取ることができ、老後の生活費や介護費などに充てることができます。老後資産の合計としては不十分ですが、老後も働きながら年金やほかの貯蓄もあわせれば乗り切れる方もいるでしょう。
上限額を30年間積み立てるとどうなる?

会社員で企業年金のない方の場合、毎月23,000円が積み立て上限額です。この条件で30年間の節税効果は下記のとおりです。

・所得税と住民税の軽減額:166万4,500円
・運用益の非課税額:100万9,933円
※年収500万円、利回りは年率3%の場合で試算

30年間で、合計260万円以上を節税できる計算結果となりました。毎年8万円を節税できる計算です。

またこの条件での資産形成は下記のとおりです。

・積立額:828万円
・運用益:503万399円
・資産の合計金額:1,331万399円
※あくまでシミュレーション結果であり、将来の成果を保証するものではありません

なお企業年金のある方は毎月12,000円、確定拠出型年金のみある方は毎月20,000円が上限額となります。お勤めの会社が企業年金などを導入しているか、一度確認してみましょう。

安藤真一郎 あんどうしんいちろう マーケティング会社に勤務した後、フリーランスのライターに転身。 多種多様なジャンルの記事を執筆するなかで、金融リテラシーを高めることや情報発信の重要性に気づき、現在はマネー系ジャンルを中心に執筆している。 ライターとして、知識のない人でも理解しやすいよう、かみくだいた文章にすることが信条。 ファイナンシャルプランニング技能士2級、日商簿記検定2級取得。 この著者の記事一覧はこちら

当記事はマイナビニュースの提供記事です。

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