ARDミュンヘン国際音楽コンクール ヴァイオリン部門にて岡本誠司が1位入賞

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ドイツ・ミュンヘンで行われているARDミュンヘン国際音楽コンクールにて2021年9月12日(現地時間)、ヴァイオリン部門ファイナルが行われ、岡本誠司が1位入賞を果たした。

ドイツ公共放送連盟(ARD)が主催し1952年より開催されているARDミュンヘン国際音楽コンクールは、権威ある国際コンクールの中でも伝統と歴史を持つ。声楽、鍵盤楽器、弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器、アンサンブルなどから複数部門を設定して毎年開催されるが、第1位がなかなか出ないことから難関なコンクールであることが知られている。

今年(第70回)は、ピアノ・デュオ、声楽、ホルン、ヴァイオリンの4部門が行われた。ヴァイオリン部門は57名がオンラインによる第1次予選に臨み、14名が第2次予選に進んだ。7日と8日の第2次予選は無観客で行われ、10日のセミ・ファイナルには6名が選出。12日のファイナルには3名が進み、岡本はバイエルン放送交響楽団とヒンデミッドのヴァイオリン協奏曲を演奏。見事1位に入賞した。各部門終了後の9月15日~17日に入賞者コンサートが開催される。

岡本誠司は現在、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学の修士課程で研鑽を積みながら、日本およびヨーロッパで精力的にソロや室内楽の演奏活動を行っている。2019年秋よりクロンベルク・アカデミーに在籍。2021年5月に会社組織として運営されているJapan National Orchestraのコンサートマスターも務め、国内外で演奏活動を活発に行っている。

岡本誠司コメント


応援いただきました皆様にとても感謝しております。
コンクールを受ける理由はいくつもありますが、一番大きな理由は、音楽の本質を突き詰めていく過程としての自分の可能性への挑戦という側面です。
このコンクールは近現代の作品や新曲にも重点を置いており、課題曲の難易度が高いことでも有名です。
そういったコンクールにおいて第1位を戴けたことは非常に嬉しく、今後の励みにもなります。
これからも引き続き、音楽の本質、核となる部分に少しでも近づき、さまざまな作品の魅力を少しでも多く引き出せる音楽家になれるよう、更なる精進を続けていきたいと思います。
【岡本誠司​プロフィール】
東京藝術大学を卒業後、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学の修士課程修了。
第19回J.S.バッハ国際コンクールのヴァイオリン部門にてアジア人で初めて優勝。ヴィエニャフスキ国際コンクール第2位、エリザベート王妃国際コンクールでのファイナリスト入賞など入賞歴多数。現在はクロンベルク・アカデミーに在籍し、ベルリンにて研鑽を積みながら日本およびヨーロッパでソロをはじめ室内楽など精力的な演奏活動を行っている。
これまでに読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、ベルギー国立管弦楽団、サンクトペテルブルク交響楽団など国内外のオーケストラとの共演を重ねている。
ヴァイオリン はNPO法人イエロー・エンジェルよりG.F.プレッセンダの貸与を受け、㈱日本ヴァイオリンより名器貸与特別助成を受けている。
2021年5月に会社組織として運営されているJapan NationalOrchestraのコンサートマスターも務めている。


2021年ヴァイオリン部門 結果


第1位 岡本誠司,日本
第2位 Dmitry Smirnov, Russlan
第3位 Alexandra Tirsu, Moldawien/Rumäni

2021年ヴァイオリン部門 審査員


Mihaela Martin (Chairperson)
Frank-Michael Erben
Liza Ferschtman
Philippe Graffin
Rachel Podger
John Storgårds
Hanna Weinmeister

当記事はSPICEの提供記事です。

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