基地で訓練飛行があるか否かは消防車で判断する

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訓練飛行のミリタリーエアーバンドは、TWR(飛行場管制席)の周波数にとどまらず、DEP(出域管制席)やAPP(入域管制席)などの航空管制の流れに沿って交信。管制の流れは民間機と同じなので難しいことはありません。ただ、戦闘機は旅客機よりもスピードが速いので、管制の移管も早くなります。詳しく見ていきましょう。

基地で訓練飛行があるか否かは消防車で判断する

基地周辺のミリタリーエアーバンド


基地周辺は電波も強力なので、ミリタリーエアーバンドの管制側もパイロット側もクリアに聞こえてきます。特に機体の動きが見えるGND(地上管制席)とTWRの交信は、聞こえたことが目の前で行われるので、交信の内容も理解しやすいのです。

滑走路が見える場所にいるので、この後のフライトの有無も目視で判断できます。ハンガー(格納庫)前のエプロン(駐機場)に、航空機が並んでいればフライトの可能性は大です。

そして、滑走路付近に大きな消防車が止まっていれば、滑走路が動いている証拠。基地の消防車は万が一の事故に備えて待機しているからです。

消防車が出場していることは、これから何らかの離着陸機があることを意味しているのです。エプロンに駐機している航空機が見当たらなくても、消防車が待機していれば、着陸機があります。

ミリタリーエアーバンドをスキャン


基地にはミリタリーエアーバンドにたくさんの周波数が割当てられていますが、まずはすべての周波数をメモリーしたバンクをスキャンしましょう。最近の受信機はスキャン速度が速いので、管制の移管にも対応してくれます。

ちなみに、航空自衛隊の基地に割当てられたTWRの周波数は、300~330MHzに集中しており、GNDの周波数は全国共通波の275.800MHzです。

TWRの周波数で「Request touch and go」が聞こえたら、基地受信ならではの面白い光景が見られます。滑走路に向かって高度を下げてきた戦闘機が、後輪を滑走路に付けて着陸すると思ったら、間髪いれずに加速して離陸するのです。

これは着陸のやり直しの「ゴーアラウンド」ではなく、着陸と離陸を連続して行う訓練「タッチ アンド ゴー」。基地だからこそ見られる訓練飛行です。

当記事はラジオライフ.comの提供記事です。

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