映画に影響を受けたメルセデスの『ヴィジョン・アバター』、意識で機能を操作できるって

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Image: DAIMLER

マインド・コントロールできる未来の自動車。

メルセデスが映画『アバター』とコラボしたコンセプト・カー「VISION AVTR」に、車内の機能を頭の中で思った通りに操作できる「ブレイン・コンピューター・インターフェイス(BCI)」が搭載される、とDAIMLER(ダイムラー)が発表しました。

脳波を読む「BCIデバイス」を頭に装着し、1分間のキャリブレーションを行なえば、ナビゲーションの設定や車内の照明、そしてラジオ局の選択といった機能が操作可能になります。何だか超能力みたいですよね。

見た目も未来的な車


まずはどんな車だったのか、振り返ってみましょう。



車内には、手のひらで運転するシフトレバーのような制御モジュールがあります。これまでのようなハンドルがなく、かなり直感的な操縦になります。



「VISION AVTR」には、肩の高さに手にひらを上げると、車内のテーマなどを変更できる光のアイコンが投影される機能と、「ヘイ、メルセデス」で起動する音声アシスタントもあります。それに加えて、頭で考えた機能操作が可能になるのです。ボタン類を排除した結果が、こうした機能なのでしょうね。

医学では実用可能な技術


「BCIデバイス」は後頭部から脳波を読み取り、キャリブレーションでは、ダッシュボードに映し出された信号に対する脳波を測定して車載機能と同期させます。とはいえ、運転に意識が向いているとき、または邪念や雑念が混ざったらどうなるのか気になりますね。
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Image: DAIMLER

ダイムラーは、「BCIを使った操作はもう空想科学ではなく、医学研究の結果から障害を持つ人たちにも使える選択肢である」と綴っています。つまり手足が不自由な人たちでも運転しやすい自動車ってことでもありますよね。操縦をバッチリ習得すれば行動範囲が広がりそうです。

ドイツで体験できる


「VISION AVTR」および搭載された「BCI」は、9月7日から12日まで、ミュンヘンで開催されている「IAA MOBILIY 20201」で試せるとのこと。あと何十年かしたら、このように生体機能と接続する運転も当たり前になるのでしょうか?

Source: YouTube (1, 2) , DAIMLER via SLASH GEAR

当記事はギズモード・ジャパンの提供記事です。

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