松本人志と太田光の不仲説は本当なの?共演で注目される“和解コンテンツ”

女子SPA!

 8月28日と29日に2日連続で生放送された特番『FNSラフ&ミュージック』(フジテレビ系)。“歌と笑いの融合”をテーマに豪華アーティストとお笑い芸人が出演し、コラボ企画も披露されるなど、見ごたえのあるものでした。

中でもダウンタウン松本人志さんと爆笑問題が7年ぶりの共演を果たしたことは、業界人のみならず視聴者からも多くの反響が。SNSにはこの両雄の共演に「歴史が動いた」と感動の声が相次ぎました。

◆太田が松本を揶揄?30年近く前の因縁

そもそも、松本人志さんと爆笑問題が”共演NG”と囁かれたのは、爆笑問題の太田光さんが書いたコラム(『HotDogPRESS』1994年7月25号「爆笑問題」の良識破壊宣言)が発端。全身アディダスを番組で着ていた松本さんを呼び捨てで「広告塔か」と揶揄したことが、松本さんの怒りにふれたという噂が流れました。

その後、松本さんが太田さんを土下座で謝罪させたと女性誌(『女性セブン』1995年2月2号)が報じて、業界では長らく二人の共演はタブーになっていました。しかし、トラブルについて両者が詳細に語ることはなく、本当はなにがあったか、どう決着がついたかなど、真相はいまだ定かになっていません。

一方で、ネットには女性誌の記事をアップした画像などが、いまだに残されている状態。両者は共に冠番組を多数持つ売れっ子芸人で、なかなか共演ができないという現状や、互いに照れ屋で言及もしないため、憶測が憶測を呼んで芸能界のひとつのタブーとして扱われています。

◆真相はいまだ藪の中。けど実際は…?

ただ、7年前に『笑っていいとも!グランドフィナーレ』でも両者は同じ舞台に立っており、千原ジュニアさんがその後のラジオ番組『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ・2014年4月1日放送)で語ったところによると、松本さんと太田さんがそのCM中にコソコソと話していたとか。

今年4月放送の『ダウンタウンDX』(読売テレビ)にも、太田さんの妻である太田光代さんが登場しています。その際に太田光さんからのタレコミメールも読まれ、すでに間接的な共演を難なく果たしていたりします。

◆「不仲から和解」のストーリーはバラエティ再生のカギ?

もしかしたら、本人にとっては現在、もはや因縁でも何もなく、この対立構造に戸惑っている状態なのかもしれません。過去のトラブルも、実は軽く苦言を呈した程度だったり、何もなかったことなども考えられます。

しかし、両者の存在が大きくなりすぎた結果、業界関係者や周囲の芸人の要らぬ忖度(そんたく)も働いて、いまだに芸能界を巻き込んで誰も触れられない泥沼にはまっているような状態なのです。

ただ、お笑い界の現役巨頭ふたりが冷戦状態でピりついていた方が、緊張感があっていいのでは?という意見もあります。

松本さん本人も番組内で言及していた通り、『ラフ&ミュージック』第一夜は「松本・太田夢の共演」で番組を最後まで引っ張っていました。

賛否はありましたが、その予告が肩透かしではなく、両者同じテーブルに並び、目を合わせて会話したり共に大暴れしている様は、何時間も待つ価値を感じるものでした。笑いはもちろんの事、スリルと共に感動、そして平和な気持ちになったのは言うまでもありません。

◆アンタッチャブル復活は神回に

そこで思い出されるのは、2019年11月に放映された『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)のアンタッチャブル復活回。

柴田さんの女性問題などをきっかけに約10年共演がなかったアンタッチャブルが、サプライズで復活を果たした様子が放映されたこの回は、SNSのトレンドに入ったことはもちろん、2019年12月度ギャラクシー月間賞を受賞。芸人仲間からの反響も大きく、語り継がれる神回として今もなお多くの人の記憶に残っています。

当人たちが十分納得し、望んでいることであれば、“和解”や“雪どけ”というキーワードは、実は今、一番バラエティで注目を集めるキーワードなのかもしれません。

◆誰もが幸せになる結末と感動を生む“和解”

コンプライアンスの規制が強化され、視聴者の目も厳しくなっているテレビ業界、以前のテレビにあったお色気や過激発言などの放送コードギリギリと呼ばれるものの製作が難しくなっている現状があります。

しかし、この”和解”というキーワードは「共演NG」というタブーに踏み込みつつも、誰もが幸せになる結末と感動を生み出します。

太田さんもラジオで、両雄のツーショットに興奮していた中居正広さんについて、解散したSMAPを引き合いに「いつファイブショットになるんだと。(共演して話題になるのは)お前の方だろ」と心の中で突っ込んでいたと言っていたように、SMAPの和解が将来的にあるのであれば、その時は大きな感動を生み出すこと間違いなしです。

◆太田のM-1審査員の可能性は?

今後、改めて両雄が対峙して番組が作られたり、事の真相を語るなどの再共演が期待されています。

でも、これだけ話題と注目を集め、評価も高いのですから、そう簡単に共演を安売りすることはないでしょう。互いのカリスマ性もあるため、全てが露呈されるより、謎は謎のままである方がいいのではないでしょうか。

ただ、完全に雪解けすることによって、「太田さんのM-1グランプリの審査員が実現するかも?」という可能性を考えると…。あの席に並んで笑っている二人を見たい気持ちが先走り、是が非でも再共演が実現することを祈らずにはいられません。今後の動きに目が離せませんね。

<文/小政りょう>

【小政りょう】

映画・テレビの制作会社等に出入りもするライター。趣味は陸上競技観戦

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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