崎山つばさ「母性が出てきているのかも」と語る理由は…?<映画『クロガラス』インタビュー>

 

ミュージカル『刀剣乱舞』に石切丸役で出演し、多くの女性ファンを魅了する2.5次元俳優“神7”のひとりである崎山つばささんが、二作連続公開となる『クロガラス3』『クロガラス0』にて主演を務めています。

本作は、解決屋“クロガラス”が再び裏社会のトラブルを一掃するという、東京アンダーグラウンド系アクションエンターテインメントの続編。崎山さんは、主人公・神崎黒斗を続投。前作の『クロガラス1』『クロガラス2』は、舞台あいさつ付上映会のチケットが即完。そして上映期間延長というスマッシュヒットを記録し、ミニシアターランキング2位になりました。今回の『クロガラス3』では、解決屋 v.s. 解決屋の抗争が描かれ、『クロガラス0』では、黒斗の隠された過去が明らかになります。

めるもでは映画公開を記念して、主演の崎山つばささんにインタビューを敢行! 眠らない街・歌舞伎町を舞台に、主人公・黒斗を軸に“ダークヒーロー”が悪を一掃する本作についてのお話のほか、最近ハマッているというインドア&アウトドア系の趣味の話題まで、いろいろうかがいました!

 

 

ーー『クロガラス3』『クロガラス0』と連続公開となり、ファンの方にはうれしい展開ですよね!

崎山つばさ:前作も二作品同時公開だったので、『クロガラス』といえば同時公開みたいな風潮になっているんです(笑)。一度にダブルパンチを喰らう感覚で観てほしいので、僕自身もうれしいです!

 

ーー今回は特にアクションが激しかった印象でした。

崎山つばさ:今回は大人数を相手にするシーンが多かったので、そこでどれだけ激しくみせるかという挑戦はありました。後は黒斗ととしてどれだけの熱量でやれるか、ですね。アクションで相手を殴るにしても表情ではなく、拳の表情を出せるかというか、普段感情を出さない分、アクションでどう表現するか、そういう思いはありましたね。現場では何回も撮り直したり、工夫しました。

 

ーーその甲斐あって、黒斗というキャラクターが厚みを増しましたよね。

崎山つばさ:そう見えていたらうれしいです。過去を演じるので、今までの黒斗が深掘りされますよね。しかも1と2の黒斗につなげなければいけない。なので、どういう風に彼が出来上がったのか、自分なりに咀嚼して、理解して演じなければいけないと思いました。ただ、セリフは少なかったので、間でどれだけ表現できるか、そこを意識しながら演じました。

 

ーー相棒の悠哉役・植田圭輔さんとのバディ感も見ものですよね。

崎山つばさ:ふたりで切り開いていくみたいな関係性も大事だなと、今回感じたんですよね。前回の時は共演経験があったので、言葉でコミュニケーションを取ったりもしたのですが、それを超えて今回は言わずともお互いがお互いのことを信頼し合って通じ合っていたので、そんな空気感ができたのかなと、僕は勝手に思っていて(笑)。感謝しています。

 

ーー主題歌も歌われていますね。『クロガラス3』では「正偽」を、『クロガラス0』では「叫べ」を、どちらも作詞を手掛けました。

崎山つばさ:今回は“正偽”について考えることが多い物語になっていたので、普段考えたこともなかったのですが、警察官を演じたこともあり、撮影中はとても考えさせられました。自分が正しいと思って生きてきたことが、本当だと言えるのか。その反対が悪なのかと言われたら、そうじゃないかもしれない。そういうあいまいな真理を歌詞にしました。

 

ーー先日も大阪でライブをやられていましたが、お芝居と音楽、どちらも精力的に活動されています。

崎山つばさ:そうですね。具体的にどっちが重要と考えてはいないのですが、最近は音楽との向き合い方が変わってきたところはあります。ビルボードの東京・大阪・横浜とライブやらせていただいて、ギターを初披露したんですよ。文字通り、音を楽しむということはこういうことなのか、と痛感しました。今はこういうご時世なので、より音楽の力を感じるし、現場の本番で得るものが多いなとも思いました。

 

ーー改めて、ライブの魅力も感じますね。

崎山つばさ:そうですね。普段は仕事で忙しいけれど、その時間だけはそのことだけを考えていればいいみたいな、そういう風になってくれたらいいなという気持ちはあります。

 

ーーちなみに今ハマっている趣味はありますか?

崎山つばさ:今はゴルフか盆栽ですね。おじいさんの趣味ですね(笑)。もともと観葉植物が好きで自宅に置いてはいたのですが、盆栽はまた違って、家に庭ができるんです。盆栽があるだけでそこに庭ができる。まだ半年くらいですが、日本人なのでそういう感覚が好きなのか、盆栽があるだけで落ち着きます。手間がかかるのですが、それすらも愛おしいんです。

 

ーー半年も経っていると愛着が湧きませんか?

崎山つばさ:愛着湧きます(笑)! たまに地方に行くと水があげられないので、すごく心配になります。母性が出てきているのかもしれません(笑)。

 

ーーその一方でアウトドア面の趣味がゴルフ。

崎山つばさ:まだ打ちっ放しに行っている程度で、本格的にホールには出ていないんですけどね(笑)。でもいずれ、大人になったらやるだろうなという予感はあったので、今のうちに習得しておこうという気持ちで始めました。ゴルフ行きましょうと、話のネタにもなるじゃないですか。そういうことができたらいいなと思って始めました。

 

ーーまわりにいますか?

崎山つばさ:います! それこそ舞台で共演した方にゴルフをやる方がいて、その人に教えてもらいながらやっているんです。どうもコロナ禍でゴルフを始めた人は多いみたいです。大人数ではないし、外だし、そこまで密にならないということで、ゴルフを始めている人が多いらしいです。

 

ーーどこが魅力でしょう?

崎山つばさ:深いんです、ゴルフは(笑)。人間の本質を問われるというか、接待ゴルフがある意味がすごくわかります。この人は普段はこうだけれど、ゴルフの時だけ機嫌が悪くなり、雑なプレーをするとか。職場ではわからなかったけれど、その人の真の姿がゴルフに出るんです。自分の焦りもちゃんとプレーに出るし、それを自分の中で調節しながら冷静にプレーできる人って、仕事もできる人なのかなと。自分と向き合うスポーツなんです。

 

ーー先輩にわざと負けるとか!

崎山つばさ:(笑)。そこも含めて本質でしょうね。手加減せずにやるのか、気を使ってやるのか。でも、人間の本質に気づけるのでおすすめです。

 

ーー最後に映画を楽しみに待っているファンの方へメッセージをどうぞ!

崎山つばさ:『クロガラス3』と『クロガラス0』。なかなか難しい“正偽”というテーマについて、どれだけ考えていけるかという作品になっています。でもそれだけではなく、純粋に映画館で楽しんでほしいという気持ちもあります。この世界に1時間、2時間……日常を忘れて入り込んでもらう、そういう時間になってもらえたらいいなと思っています。

取材・文:takashi.tokita_tokyo
写真:映美
ヘアメイク:車谷結(do:t)
スタイリスト:OBU-

 

 

映画『クロガラス3』は2021年9月3日より、映画『クロガラス0』は2021年9月17日より公開。

 

キャスト:『クロガラス3』崎山つばさ、植田圭輔、渡部秀、越智ゆらの/菅田俊
     『クロガラス0』崎山つばさ、植田圭輔、徳山秀典、中﨑絵梨奈/菅田俊
監督・脚本:小南敏也
公式サイト:blackcrow-movie.com
(C)エイベックス・ピクチャーズ

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  • takashi.tokita_tokyo
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  • 「映画生活(現ぴあ映画生活)」初代編集長を経てフリーに。映画とディズニー(主にパーク関連)をメインによく取材しているが、パリとクルーズが未体験なことはナイショです。また、ディズニー好きが集まって、あることないことを語り尽くす無害なポッドキャスト「田組fm」が、SpotifyやApple Podcastなどで配信中。

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