新ジャンルのBL!?高校生漫画家×女形役者の青春BL物語『まくあい!』を絶対読むべき理由

「あなた、BLってご存知?」

「BLに興味はあるけど読んだことない……!」

「BL好き!もっと他にも読んでみたあああい!」

そんなニーズにトンチキハッピー作家のキシダチカが答えます!

はてさて、今回オススメする作品は……?

 

アマゾンの山奥で見つけたBLがありまして。

なるみ:『シュガードッグライフ』年齢差と体格差、天然たらしとオカン受けの対比が最高だったな~!!!そういえば最近キシダっち見ないけど、そろそろBL漫画の話がしたいな~!

キシダ:なるみちゃ~~~ん!久しぶり~!!!

なるみ:キシダっち!どこ行ってたん!?

キシダ:ちょっとアマゾンの山奥までBL漫画を発掘しに行っててん。

なるみ:すごく返しづらいボケ回答をありがとう……。

 

キシダ:そして見つけましたよ。光り輝くボーイズ・ラブを!

なるみ:教えて教えて~!

キシダ:今回紹介するのはこちら!みよしあやと先生『まくあい!』です!

 

なるみ:表紙の和風美人は一体……!?

キシダ:あらすじいくで~!

 

運命的な再会を果たした高校生2人の物語ですの。

名古屋に料亭を兼ねた芝居小屋を持つ大衆演劇の一座に生まれた高校生・西 哀之助(にし あいのすけ)。彼は「劇団四十万」の若手女型ホープ・四十万 哀之助(しじま あいのすけ)でもあった。

1ヶ月後に発表が迫る演目の女形の役作りに苦戦しながら、いつものように遅刻で登校すると見慣れない人影が。そこには岐阜からの転入生・御法川 歩(みのりかわ あゆむ)がいた。挨拶しようとすると、転入生の歩は哀之助を見るなり共同不審になり「降りてきた」と訳のわからないことを口走るのだった。

さらに歩は哀之助をまじまじと観察してくるようになる。歩からの落ち着かない視線に痺れを切らした哀之助は「自分のことを女の代わりにするために見てくるなら容赦しないぞ!」という念を込めて御法川のことを睨んでいると、次の瞬間とんでもないものを目にする。

それは教科書の下に隠した原稿用紙に描く哀之助の絵だったのだ!

実は彼、プロの漫画家・みかわ歩として活躍し哀之助をモデルにした主人公の物語を連載していて……!?

という熱い漫画家×女形役者の男子高校生BLなんです~~~~!!!

なるみ:えぇ~!!!プロフェッショナルな世界にいる2人なんだね。それに高校生しながら働いてるって設定がすごい……。

キシダ:せやねん!プロの世界で頑張っている2人の話やねん!しかも高校で大衆演劇の女形と漫画家が出会うっていう、そんな奇跡あります~!?最高!

なるみ:そうね、普通そうだわ。でも、歩も哀之助をモデルにした漫画を描いてるってことは……、哀之助のことを知ってたってこと?

キシダ:実は歩、過去に学校行事で哀之助が演じる女形を観たことがあって。感銘を受けて自分の漫画の主人公にしたいと思ったのよ。

なるみ:なにそれー!運命的~!!!一目惚れのようなものか……!?

 

 

キシダ:でな、運命的な再会を果たした歩は哀之助に「家に来てモデルをしてほしい」って懇願すんねん。

なるみ:えええ、もう急展開!?

 

 

二人はその後、いい影響を与え合える関係になりましてね?

 

キシダ:ちゃうちゃう!歩はマジでいいものが描きたい一心なのよ!

キシダ:哀之助は歩が連載している漫画も読ませてもらうんやけど、哀之助は過去に女形をしているからという理由だけで女として扱われたことがあって。それがトラウマになってんねん。だから歩が描いた漫画もどうせ自分が女っぽく描かれてるんやろうな……と思って読んでみたら、凛々しい戦士として描かれた自分がそこにいてん!

なるみ:哀之助の舞を観た歩はただ女としての美しさをトレースしただけじゃなくて、芸としての美しさと凛々しさを感じ取ってくれたのかー。

キシダ:モデルをすることによって歩の制作する姿を目の当たりにした哀之助は、世界は違えどプロとして頑張っている同年代の仲間が側にいるっていいなぁ~って嬉しくなんねん!

なるみ:哀之助は同士に出会ったんだね。それは仲間意識芽生えちゃうのわかる気がする~。

キシダ:逆に歩が哀之助の稽古姿を見学したり、鏡前で化粧する姿を見せてもらったりするんやけど、みよし先生の繊細な絵がほんまに綺麗でこっちも魅入っちゃうんですわ……。お互いが仕事に打ち込む姿を見て、いい影響を与え合える関係になっていくわけなんですよ!

なるみ:なんかここまで聞くとBLじゃなく男同士の友情物語のような……?

 

キシダ:尊敬する気持ちに変わりはないんやけど、きっかけは哀之助のある悩みやねん。

なるみ:ほほう。

 

今回は新ジャンルのBLですわ。

キシダ:哀之助は恋に狂う女形を演じるにあたって座長(実父)から感情が芝居にのってないって叱られんねん。せやけど、哀之助は恋愛経験がないからどうやって恋の切なさを演じたらいいのかわからず歩に相談してな、そこで初めて2人の気持ちが交差するんです……!!!

 

キシダ:しかも、哀之助も歩も無意識に相手をドキッとさせるようなことしちゃってて、それが積み重なって互いに友情以上の気持ちを抱くようになりましてね……。

なるみ:尊敬しあえる友情関係が、恋に発展……!!!

キシダ:普通の高校生なら恋バナの相談とかになりがちやと思うねんけど、哀之助も歩も恋愛経験を仕事の糧にしようぐらいにしか思ってなかったから、お互い自分たちの感情の変化に戸惑っていくねん。その姿がかわいいんじゃ~~~。

なるみ:なんか友情っぽさからの高校生の甘酸っぱい青春って展開が良さげ……!

キシダ:そゆこと!作品のタイトルが幕間(まくあい)となっているだけあって、次の幕が開く度に2人の関係に変化があり、芝居の中で降り積もる薄紙の紙吹雪のように丁寧に丁寧に2人の感情に厚みがでてきて、何度も読み返してはため息が漏れる素晴らしい作品やねん!!!絶対読んでー!

なるみ:また新しいジャンルのBLに出会えちゃう予感……!読みま~~~~す!!!

 

『まくあい!』が気になった人はコチラから!

WRITER

  • キシダチカ
  •        

  • 派手なものとBLを愛する奈良県民。ライターの他、トンチキハッピーな作品を作ったりイラストを描いてます。ヤンキーキャラは受けにしがち。

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