「ワクチンパスポート」早速入手! 受け取る期間や注意点など

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新型コロナのワクチン接種が、日本でも進められている。基礎疾患のない18歳以上でも、2回接種済みの人が近ごろ増えてきた。日本よりも先に接種が進む欧米では、ワクチンの接種済みを証明する「ワクチンパスポート」の普及が広がっている。

日本でも2021年7月末から交付が開始された。いち早くこのワクチンパスポートを入手した筆者が、気になった点や注意点などをレポートする。

ワクチンパスポートを申請する時の条件、パスポートは必須


まず、日本での予防接種証明書(ワクチンパスポート)が発行されるための条件がいくつかある。そのうちの1つが「ワクチンを2回接種済み」 であること。そのワクチンとは、ファイザーやモデルナなど。1回接種のみでは、たとえ申請しても交付されない。

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もう1つ、「海外渡航予定がある人」のみが申請の前提だ。そのため、有効期限のあるパスポートも申請時に必要。ただ、申請書類に、渡航予定の国・地域や渡航期間の記入欄はあるものの、航空券のコピーなどは必要なく、本当に渡航予定かなどの確認もなかった。空欄にはできないので、なにかしら記入する必要があるが、交付された書類にそれらの情報も明記されてもいないので、あくまで予定で記入すればよいだろう。

「郵送のみ」の市町村も多い、PCを使えないと不便


申請は、住民票がある市町村になる。ただ、市町村によって、申請方法が異なるので注意が必要だ。窓口に行って申請というイメージを抱きがちだが、多くの市町村では「郵送のみ」でしか対応していない。筆者の市もそうだった。以下の書類一式を、市役所の指定された部署あてに郵送した。

・申請書類を市の公式サイトからダウンロードして記入
・ワクチン接種券の接種済みコピー(2回分)
・パスポートのコピー
・身分証明書のコピー(運転免許証など)
・返信用封筒(切手貼付)

自分でWeb上からダウンロードして印刷するという手順が、そもそも高齢者には無理ではないかと思った。だが、交付開始後からそんなニュースを一切見かけないので、申請者はほぼ皆、パソコンを使いこなす世代なのだろう。

ちなみに、ワクチンパスポートは「発行無料」だ。だが、郵送のみ受け付けだと、84円切手2枚(168円分)がかかった。ちょっと釈然としなかった。

自治体によって差?書類を受け取るまでの期間なんと・・・


いよいよ申請。先日「申請殺到」とのニュースも見たので、時間がかかるかもしれないと覚悟しつつ、早めに動いた。自分の市では「1週間程度かかります」と、公式サイトに記載されていた。

普通郵便で、近所にある郵便局のポストに投函。すると、投函した4日後に、自宅に普通郵便で届いた。たった4日!

Photo Aug 20, 18 11 00

封を開くと、住民票などと同じ用紙に印刷された予防接種証明書(ワクチンパスポート)が入っていた。微々たる郵送料と申請書類の記入やコピーといった手間はかかったものの、スムーズに手に入った。およそ10万人規模の市で、首都圏などよりも海外渡航予定の人が少なかったからかもしれない。

使える国はまだ少ないが、今後広がる可能性も


このワクチンパスポートは、現時点ではあくまで「海外渡航用」であり、日本国内での利用を想定していない。そして、世界中で通用するわけでもないので、注意が必要だ。具体的には「渡航先での入国時の隔離免除」「渡航先での施設利用」などで有効で、それも国・地域によって異なる。日本のワクチンパスポートが有効な国・地域は以下の通り。当初よりは、着々と増えている。

イタリア、エクアドル、エストニア、オーストリア、スリランカ、スロバキア、セントクリストファー・ネービス、セントビンセント、タイ(プーケット島、サムイ島、パンガン島、タオ島のみ)、ドイツ、トルコ、パプアニューギニア、パラオ、フランス、ブルガリア、米国(北マリアナ諸島、グアムのみ)、ベリーズ、ポーランド、香港、ホンジュラス、リトアニア、韓国、シンガポール(2021年8月19日現在)

【参考】
外務省:海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書が使用可能な国・地域一覧

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/certificationlist.html

そして今後どうなるかというと、有効な国・地域が増えたり、今の紙からデジタル化されたりするだろう。国内での利用はというと、ツアーなど部分的に独自であり得るかもしれないが、パスポートがないと交付されない書類なので、諸外国のようにいかない可能性が高い。

海外渡航の予定がある人なら、どの国・地域にかかわらず、有効期限はなく交付自体は無料なので、早めに申請して入手しておくに越したことはない。

当記事はNicheee!の提供記事です。

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