『ONE PIECE』“新世界”以降のエピソードここに注目!のちにつながる重要なシーンや人物たち

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※画像は『ONE PIECE』集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイトのキャプチャ

 

週刊少年ジャンプで連載中の『ONE PIECE(ワンピース)』は、2021年7月で連載開始から24周年。

今年の節目には、あの『ウォーリーをさがせ!』とコラボしたり、JAXAやバスキュール社との共同で、宇宙をテーマにした『KIBO DISCOVER PROJECT』を実施したりと、まさかの共演を見せてくれています。

コラボのスケールが大きくなっていることには、「ONE PIECE」シリーズの歴史の重みを感じるところですが、これほど連載が長くなってきていると、今度は完結の日が、一歩一歩近づいてきていることを実感します。

そんな『ONE PIECE』ですが、現在Web漫画「ジャンプ+」と漫画アプリ「ゼブラック」にて、1巻から90巻までが無料配信される企画を実施中。

この企画の要は、なんといっても8月16日から開放される62巻以降のエピソード。ルフィたちが修行を経た新世界以降のエピソードの無料開放は、今回が初めてです。

まさにこの新世界に突入して以降のエピソードは、まだまだ多くの謎が明かされていない、最終回に向けて重要そうなエピソードが詰まっているパートです。おさらいができるこの絶好のタイミングに、改めて新世界突入以降の重要と思われるエピソードを振り返っていきましょう。

※以降はネタバレを含みます。未見の方はご注意ください。

 

来たるクライマックスに向けて押さえておきたい新世界の注目ポイント

 

謎の人物“ジョイボーイ”とは?

 

新世界に突入後の最初のエピソードとなる『魚人島編』。ここでは『ONE PIECE』の根幹に大きく関わるであろうエピソードが多数登場しています。そのなかでも、その正体が不明のまま頻繁にその名を聞くこととなる“ジョイボーイ”が初めて登場するのも、この魚人島編でした。

そのシーンはコミックス64巻収録の第628話『大掃除』。魚人島の海の森で見つけたポーネグリフを読んだロビンがその名を口にして、初めてその存在が明らかになります。ロビンはそこに書かれたポーネグリフがこれまでのものとは違った手紙、あるいは謝罪文のようだと感じ「あなたは何者なの? “ジョイボーイ”……。』と囁きます。ロビン自身もその存在こそ意識していれど、その正体は謎のままです。

続く66巻第647話『止まれノア』でも、再びジョイボーイの名前が登場。迫りくる巨大な船・ノアを止めるべく、ルフィやしらほしが奮闘する最中、魚人島の王・ネプチューンはこのノアについて“約束の船”と称し、詳細こそ明かしませんがジョイボーイとの約束に関わっていることを示唆していました。

ジョイボーイに関する言及は、現在連載中の『ワノ国編』で再び登場するのですが、今なおその正体ははっきりとしていません。果たして“ジョイボーイ”とは何者で、“約束”とはなんのことなのでしょうか……。

 

未だ謎の多い巨大な船“ノア”とは?

 

66巻第647話『止まれノア』ではもう一つ、驚きのシーンが登場しています。それは、それまでは意思疎通ができることのなかったはずの海王類たちが、言葉を発しているシーン。しらほしが海王類と通じている存在であることは明らかになっていましたが、ここでさらに驚きなのがルフィも海王類の声を聞いていることです。ルフィ自身には、それまでそんな能力が発動していなかっただけに、なぜここでルフィが海王類の声を聞けたのかは謎のままです。

ちなみにこの現象は、82巻第821話『承知した』にも繋がります。光月家の跡取りであるモモノスケも、巨大な象のような生き物“象主(ズニーシャ)”の声を聞いており、敵対するジャックの一掃へと繋がっていきます。

また、続く第648話『タイヨウへと続く道』では、しらほしが海王類と交わす会話が意味深です。ノアの箱舟は海王類たちが引くために作られたものだと海王類が自覚しており、ノアを大切なものとして扱っている姿が描かれます。ノアの存在も謎に包まれており、かつて魚人島民が総出で造ったとされる巨大な船であることなど断片的な内容しか描かれていません。

壊れてしまったノアを直すべくそれを運ぶ海王類たち。彼らがどこへ向かっているのか、今ノアはどこにあるのか。それは今も謎のままであり、再登場を待っているところなのかもしれません。

 

しらほしや古代兵器の正体とは?

66巻第649話・第650話ではさらに、以前からその存在が言及されていた“古代兵器”に関して、なんとしらほしこそ、古代兵器『ポセイドン』であることが明らかになります。
この古代兵器に関しては、新世界以前にも何度か話題となっており、『アラバスタ編』や『ウォーターセブン編』では、「世界最悪の戦艦」と呼ばれるプルトンに関して言及されてきました。

そのプルトンの設計図は、すでにフランキーが燃やしてしまったため、もう存在しないのですが、その他にも、世界を滅ぼせるほどの威力をもつ古代兵器が存在し、その一つが海王類と意思疎通が図れるしらほしだったことがネプチューンの口から語られます。

そして注目は、さらにもう一つの古代兵器の存在……ウラヌスです。このウラヌスは名前だけが登場し、その正体は明らかになっていません。今後のストーリーではどのタイミングで登場するのか、はたまたそのヒントはすでにこれまでの物語の中に隠されていたのかが気になるところです。

そして魚人島の一件で忘れていけないのが、マダム・シャーリーの予言です。麦わらのルフィの手によって魚人島が滅ぼされるという未来をみたとされますが、ルフィはたちはすでに魚人島を出港済み。もしかすると、世界を滅ぼせるという古代兵器に関連して、魚人島を世界ごと滅ぼす展開というのが、今後あってもおかしくないのかもしれませんが、それはルフィの手によるものなのか……。魚人島が残した多くの謎は、これから描かれていくのでしょう。

 

ベガパンクの元で働いていた人物たちの科学力

その存在こそかなり前から語られていながら、いまだに明らかになっていない存在“ベガパンク”の活躍もエピソードの随所に現れます。

67巻より登場したシーザー・クラウンは、もともとDr.ベガパンクの科学班にて、No.2として働いていた存在です。ベガパンクのオーバーテクノロジーぶりを引き継ぎ、パンクハザードでは、ドラゴンといった人口生物の研究へと発展していきます。

さらには83巻より登場したサンジの父親ヴィンスモーク・ジャッジも、かつてはベガパンクのもとで働き、“血統因子”の解明に立ち会います。この理論を応用したジャッジは、息子たちに適用させて息子たちを強化人間に改造したり、クローン技術による軍勢を生み出し、ジェルマ王国の科学戦闘部隊ジェルマ66を築き上げている姿が描かれます。

いずれも、それまでの『ONE PIECE』の世界の文明を覆しかねない科学力をみせつけており、よりベガパンクという人物の偉大さを感じさせます。果たしてベガパンクとはいったいどんな人物なのか。本人の登場が待ち遠しいところです。

 

新たな大将・緑牛はいつ現れるのか?

 

『新世界編』に突入し、ルフィたちと対峙する海軍も再編成が行われました。
海軍元帥には赤犬が就任し、青キジは海軍を離れます。その後、“世界徴兵”が行われ、民間人の中から新たな実力者たちが海軍に取り入れられます。

その一人が、新たな大将・藤虎ことイッショウです。71巻701話『愛と情熱とオモチャの国の冒険』にて登場し、『ドレスローザ編』において、重力を操るズシズシの実の能力で、ルフィたちを追い詰めることになります。そんな藤虎の目的が実は七武海制度の撤廃であることが、74巻第735話『藤虎の思惑』にて明らかになるわけですが、その行方は『ワノ国編』以降で明らかになっていくこととなります。

ここで忘れてはいけないのが、新たに就任したとされるもう一人の大将・緑牛。
その正体は、藤虎とともに実力者として名前が上がるのみの存在でしたが、90巻第905話『美しい世界』にてシルエットではありながらも藤虎と会話を交わす姿が登場します。会話の内容から察するに3年間何も食べていないらしく、さらに謎が深まるところです。果たして緑牛とはどんな人物なのか。そしてどう物語に影響を与えていく存在となるのか、今後に注目です。

そしてきたる9月3日には、ついに最新刊100巻が発売となります。91巻以降の『ワノ国編』も驚きの連続となっており、さらに完結へのカウントダウンが始まっていることが感じられる内容となっています。

この夏もまだまだ外出がしづらい状況であるからこそ、ぜひ室内で『ONE PIECE』をおさらいして、壮大な物語のクライマックスに臨みましょう!

WRITER

  • ネジムラ89
  •        

  • 缶バッジ販売専門店「カンバーバッチ」のオーナー兼アニメ映画ライター。アニメ映画情報マガジン「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」をnoteにて配信中。その他いろんなとこでアニメ映画話を執筆中。古今東西関係なくアニメ映画を中心とした有益な情報を多くの人に提供できるようにやっていきます。

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