生涯一、運命を感じた!男が「結婚を決める理由」とは
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こんにちは、ライターの藤間紗花です。
我が家の43インチの液晶テレビには、地デジ放送が映りません。チャンネルボタンを押しても映るのは暗闇だけ。
ではなぜ液晶テレビがあるのかといえば、大きな画面でAmazonプライムビデオなど動画配信サービスを楽しむためです。
この連載では、テレビでネット動画を楽しむ私が、個人的おすすめをレビュー&レコメンドしていきます。
毎日蒸し暑い日々が続いていますね。夏の蒸し暑さを吹き飛ばしてくれるものといえば、ホラー映画!毎年夏には背筋が凍りつくようなホラー映画が観たくなるのは、きっと私だけではないでしょう。
一口にホラー映画といっても、オカルト、サイコ、パニック、スプラッタなど、さまざまなジャンルのものがありますが、みなさんはどんなホラー映画がお好きですか?
私がホラー映画の中でとくに好きなのは、ド派手な超常現象の起こるオカルトホラー。とくに、洋ホラーに多い、いわば“エクソシスト(悪魔払い)”モノは大好物です。
洋ホラーでは、作中に登場する恐怖の対象が悪魔というのは定番中の定番!人ではないからこそ、悪魔たちの巻き起こす超常現象は大規模で、「こりゃもう助からね~~!!」と思わせてくれるのがたまりません。
そんな超常現象モノの中でも、実話を基に作られていることから、大きな話題を集めたのが『死霊館』シリーズです。
脚本家のチャド・ヘイズとケイリー・W・ヘイズによって2013年よりスタートしたホラー映画シリーズで、今年10月には新作の『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』が日本でも公開予定です。
各作品の基になっているのは、アメリカで実際に活躍していた超常現象研究家のエド&ロレイン・ウォーレン夫妻が遭遇した事件の数々。シリーズ第一弾である『死霊館』は、1971年にロードアイランド州ハリスヴィルで夫妻が遭遇した衝撃の事件をベースに描かれています。
10月公開の新作に追いつくべく、まずは『死霊館』を鑑賞してみることに。ということで今回は、映画『死霊館』の魅力をご紹介します!
まずはあらすじからご紹介しましょう。
アメリカ・ロードアイランド州ハリスヴィルの田舎にある古い屋敷に引っ越してきた、ロジャー&キャロリン・ペロン夫妻と5人の娘たち。
念願のマイホームに喜ぶ一家でしたが、愛犬のセイディーだけは住まいに入ることを頑なに拒否。不思議に思いつつもセイディーを屋外に残したままにしていた一家は、翌朝、セイディーが息を引き取っているのを発見することに。
さらに、セイディーの死以外にも、目覚めたキャロリンの体に謎のアザがあったり、家中の時計が午前3時7分で停まっていたりと、不可解な現象がいくつも発生していました。
日を追うごとに奇怪な出来事は増えてゆき、四女・シンディは夢遊病のようになり、長女・アンドレアの部屋のクローゼットに頭をぶつけ続けるように……。さらに、幼い五女・エイプリルは、“見えないお友達”と会話するようになってしまいます。
きわめつけは、ロジャーが出張に出ていたある夜のこと。見回りをしていたキャロリンは、「かくれんぼしようよ」という謎の少年の声に導かれるようにして、地下室へ閉じ込められてしまいます。
時を同じくして、シンディの夢遊病を止めようとしたアンドレアは、タンスの上に見知らぬ老女がいるのを目撃。屋敷内は阿鼻叫喚の大騒ぎに!
帰宅したロジャーによってキャロリンはなんとか救出されますが、一家の恐怖はすでに限界。ペロン夫妻は、超常現象研究家として名高いウォーレン夫妻に助けを求めるのでした……。
『死霊館』一番の魅力は、なんといってもダイナミックな超常現象の数々。はじめはポルターガイスト程度だった現象が、徐々に「これはもう人の手には負えない」と諦めたくなるレベルにまで甚大化していく様子には、恐怖を通り越してむしろ興奮を覚えます。
とくに、ウォーレン夫妻が屋敷にやってきてからは、悪魔たちの嫌がらせはエスカレート。当時アメリカでは悪魔払いの儀式には教会による許可が必要だったため、ウォーレン夫妻は悪魔払いのための準備を着々と進めていくのですが、儀式をなんとしても阻止したい悪魔たちが強硬手段をとり始めるのです。
とくに印象的だったのが、悪魔払いの許可を得るため、ウォーレン夫妻と助手、そしてハリスヴィル署の警官が、住み込みで超常現象を撮影しようとしていたある日のこと。
ここからは少しだけネタバレを含みます……!
ウォーレン夫妻が屋敷にいてくれるおかげで、少しだけ安心して生活できるようになったキャロリンは、家事をロレインに任せて昼寝をすることに。しかしその間に魔女に体を乗っ取られ、精神を蝕まれてしまいます。
かつてこの屋敷で亡くなった夫人の霊と出会ったことでそれに気が付いたロレインは、「魔女がキャロリンに取り憑き、娘を殺させようとしている」と一同に告白。するとその瞬間、家中にかけられた十字架が床に落ち、なんと次女・ナンシーが見えない何かに引きずり回されてしまいます。
何者かに髪を引っ張られ、室内を飛び回るナンシー!なんとか助けようとするも吹き飛ばされてしまう家族たち!!割れるガラス、倒れる家具、響き渡る娘たちの悲鳴!!!
「これぞホラー映画だ~~~!!」と思わず興奮してしまうシーンですが、ここで思い出していただきたいのが、この映画が実話に基づいているということ。人が室内を飛び回るなんてありえない現象が、実際に起こっていたっていうんですよ!そう考えると、恐怖とともになんだかワクワクしてしまいませんか?
姿は見せないくせに、物理攻撃はガンガンに仕掛けてくる手強い悪魔たち……。ウォーレン夫妻は無事悪魔払いを成功させ、ペロン一家を救うことができるのでしょうか?紹介したほかにも、作中にはさまざまな超常現象が登場しているので、ぜひ実際にご覧になってみてください!
映画『死霊館』が気になった方は、こちらから!