マリトッツォは「長野名物の“牛乳パン”みたい」義母の言葉にほっこり

女子SPA!

 最近コンビニなどでも見かける、話題のスイーツ“マリトッツォ”あなたはもう食べてみましたか?

今回は、そんなマリトッツォにまつわるエピソードをご紹介しましょう。

◆義母が流行を知らずに出してくれた

「先日、お義母さん(61歳)のところに貰い物の素麺を届けに行ったら、最近よく見かけるあのクリームが挟(はさ)まったパンを私と娘(E莉ちゃん・13歳)にだしてくれて」と話すN実さん(37歳・主婦)。

「私、まだこれ食べた事なかったんですよ。さすが流行りに敏感なんですね」とお義母さんにお礼を言うと…。

「お義母さんは長野県にずっと住んでいたので、長野のソウルフード“牛乳パン”みたいだと懐かしい気持ちになっただけで、これが流行っているパンなんて知らなかったそうなんです」

そして、このパンの名前を検索しようとしたN実さん。

「ですが、何て検索したらいいのか分からなくて…苦しまぎれに“クリーム”と打ち、挟む?かなと“は”と打ったら“クリーム挟んだパン”と出てきました。みんな同じような感じで検索してるんだなと思いました(笑)」

◆「クリームたっぷり豪華牛乳パン」だと懐かしがる義母

このパンの名前は“マリトッツォ”だよとお義母さんとE莉ちゃんに教えてあげたそう。

「お義母さんはマリトッツォを食べながら『そんな名前覚えられないけど、これはクリームたっぷり豪華牛乳パンだよ』と言いながらすごく懐かしがっていました」

一方でE莉ちゃんは、シンプルだけどインパクトがある見た目を「新しい感じのインスタ映えスイーツだ」と喜び、写真をいっぱい撮っていたそう。

「そんな2人を見ていたら、マリトッツォって懐かしい気持ちにもなれて、なおかつ新しくて、そりゃ人気がでるだろうなって妙に納得してしまいましたね」

N実さんも、マリトッツォを美味しく完食したそうです。

続いては、マリトッツォがきっかけで外国に住む幼なじみと盛り上がった女性の話です。

◆イタリアに住む幼なじみに連絡してみたら

「最近、イタリア発祥の“マリトッツォ”が流行っているとテレビで見て、さっそくコンビニで買って食べてみたんですよ。クリームたっぷりで、オレンジの風味が意外と大人味で美味しかったです」というA香さん(40歳・主婦)。

そんな時にふと、小学生の時からの幼なじみのK子さんを思い出しました。

「K子はイタリアの男性と結婚して一児をもうけて、今はシチリアにいるので『今、日本ではマリトッツォが流行っているんだけど知ってる?』とマリトッツォの写真を付けて久しぶりにLINEしてみたんですよ」

すると、親戚やその友人達とビーチでくつろぎ中だったK子さんからすぐに返信が。

「『そうなの?今隣にいる義兄の妻がローマ出身で、ブリオッシュのちょい硬めに生クリームをたっぷりいれるのがオリジナルだって言ってるよ!』と教えてくれました。私がコンビニで買ったやつはマスカルポーネクリームだったけど、本場は生クリームみたいです」

そして「この写真みたいなマリトッツォは食べた事ないや。シチリアでは、クリームやチョコレートを入れて揚げる、揚ドーナッツみたいのをマリトッツォと呼んでいるよ」とK子さん。

◆マリトッツォは各地方の銘菓的存在?!

「へ~!と思い、今度は、日本のネット記事には『イタリアでは、マリトッツォとカプチーノの朝食が一般的』と書いてあるよとK子に送ってみたんです」

すると「ローマでは、マリトッツォを朝食に食べる事もあるみたいだけど、普通のブリオッシュの方が一般的だよ」と返ってきたので、実はあまりメジャーな食べ物ではないのかな?と疑問に思ったそう。

こんなに流行るぐらいだから、てっきりマリトッツォは日本でいうと豆大福レベルの知名度だと思い込んでいたA香さん。

「そうK子に言ってみたら『う~ん、豆大福級にメジャーではないけど、各地方で愛されているような…銘菓ひよこや、ありあけのハーバーや、博多通りもんみたいな感じかな』と言われて、なるほどって感じで」

ちなみにフィレンツェでは、クリーム入り揚げドーナツをボンボローネと呼ぶらしいです。

「この後、K子がありあけのハーバーを食べたくなったと辛そうにしていました(笑)あの味を思い出しちゃったみたい」

マリトッツォのおかげで久しぶりに幼なじみと盛り上がれたA香さんなのでした。

<文&イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】

漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

当記事は女子SPA!の提供記事です。

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ