『ヘタリア』アニメファンが『ヘタミュ』を履修してみたら……まさかあの歌で感動するとは!?

「おたスケ」。それはオタクのスケジュールであり、あなたのお助けとなるスケジュール。
本コラムではオタクライフを満喫したい方に向けた時間の過ごし方や情報を、アニメ大好きライターのハシビロコがお届けします。

いざ、『ヘタミュ』の世界へ!

こんにちは、ハシビロコです。
ここ最近、子どもの頃に好きだった作品が15周年や20周年といった大きな節目を迎えることが多く、時の流れを感じております。

『ヘタリア』も原作webマンガの掲載開始から15年
今年は連載が再始動したりアニメの新作が配信されたりと供給が多く、盛り上がりを見せています。

 

 

さらにミュージカル版の新作も上演予定。「そういえば『ヘタミュ』はまだ見たことがなかったな」と、興味をそそられました。

dアニメストアで配信されているため履修してみると、アニメや原作のファンにも嬉しい演出が盛りだくさん!『ヘタリア』の魅力が一段と深まる内容に驚かされました。

そこで今回は2015年に上演されたミュージカル『ヘタリア~Singin’ in the World~』の初見感想とともに、アニメファンの心に響いた3つのポイントをご紹介!

世界中がギスギスしている今だからこそ、触れる価値のある作品です。

ポイント1:声質がアニメに似ている

アニメファンにとって、どうしても気になってしまうのがキャラクターの声
脳内のイメージと声がかけ離れていると、話に集中できなくなってしまう人もいるかと思います。

『ヘタミュ』の場合は役者さんの声がアニメ版の声優さんに似ているので、比較的安心感がありました。

とくにそっくりだと思ったのはフランスお兄さんの声。
歌声やアドリブのようなラフなセリフもフランスお兄さんそのもので、「そういえばミュージカル版だった」と忘れそうになるほどでした。

イタリアの声も再現率が見事!もちろんあの声のまま歌いますし、トマト箱の妖精も完璧です。

ポイント2:アニメでおなじみのあの曲も!

ミュージカルなので歌やダンスがあります。冒頭から文字通り会議が踊る

オリジナル曲が中心ですが、アニメファンには聞きなじみのある曲も使われていました。

そのうちの1曲がまさかの「ドイツに捧げるイタリアのうた」。しかもイタリアがビブラート増し増しで歌います。

序盤と終盤で計2回登場しますが、シチュエーションやアレンジが異なるのでまったく別の響きに。歌詞は同じですが、2回目はなぜかぐっときて涙が出てしまいました。
……この曲で泣く日が来るなんて。

そして『ヘタリア』といえば「まるかいて地球」。ミュージカル版でもEDシーンで登場します。
各国版アレンジをメドレー形式でつなげているのもアニメファンには嬉しいポイント。
振り付けもコサックダンスや日本舞踊など、各国の文化を感じられる要素が入っています。世界中を旅行しているような感覚で、一緒に白旗を振りたくなりました。

もちろんミュージカルのオリジナル曲もかなりのインパクト。「肉じゃが誕生の歌」が頭から離れません。

ポイント3:約2時間で歴史をおさらい!

『ヘタリア』は擬人化キャラクターとともに世界史を知ることができる点も魅力的。『ヘタリア~Singin’ in the World~』でも第一次世界大戦から第二次世界大戦周辺を中心に、歴史の流れを感じさせる物語が展開されました。

20世紀前半は世界史の中でも各国間の関係性がころころ変わるので、学校の授業でもひと苦労する部分。

しかし『ヘタミュ』なら約2時間で履修できます。

歌っているうちに日英同盟を締結したりマジノ線を越えたりするよ!
歌詞を覚えれば世界史のテストでもいい点が取れるのではなかろうか。

きちんと歴史の流れをたどっているからこそ考えさせられる描写も。とくに私のようなドイツ好きには、お察しの通り終盤がかなりつらいです。
『ヘタリア』だからこそ柔らかい表現に置き換えられていますが、現実の歴史を思い返すと胸が痛くなります。

だからといって、救いがないわけではありません。大丈夫だ『ヘタミュ』を信じろ。作中のセリフ「腹が減ったら戦は終わり」にすべてが詰まっています。

現実でもこんなに平和な世界だったらよかったのに、と願わずにはいられませんでした。

ほかにもパンジャンドラム段ボール製の戦車、やマキャヴェリさん人形などが登場し、視覚的にも見どころたっぷりな『ヘタミュ』。

愉快なやつらがくり広げるお祭りのようなミュージカル、新作が楽しみになりました!

WRITER

  • ハシ ビロコ
  •        

  • アニメとドイツ語とハシビロコウを愛するフリーライター。アニメ好きの両親のもとに生まれたオタク2世で、幼少期はCCさくらとガンダムSEEDを見て育った。趣味でハシビロコウブログを運営中。

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