電車内で驚きの「白い物体」取り出した男性 エモすぎる正体に感動の声相次ぐ

しらべぇ


地味に時間を持て余すのが、電車の移動時間。目的地までの仮眠にあてたり、本を読んだりする人もいるかと思うが、やはり「何となくスマホをいじる」という人が一番多いのではないだろうか。

しかしツイッター上では、そんな現代の風潮に逆らうかのような一件のツイートが注目を集めているのだ。

■これは男らしい…!


話題を呼んでいるのは、ツイッターユーザー・じゃば@ヒミツノバさんが3日に投稿したツイート。

「何人かに二度見されました(笑)」とつづられたツイートには、電車内で撮影されたと思しき写真が添えられ、じゃばさんの手元が写されている。

一体何が二度見されたのか…と思ってみると、なんとそこに写っていたのは、懐かしの初代「ゲームボーイ」(以下、GB)だったのだ。



■「懐かしすぎる…」とエモさの極みに


2000年に発売されたゲームハード・PS2のソフトが既にレトロゲームとなっている昨今。1989年にリリースされたこちらの初代GBは、令和の電車内にてPS2を遥かに凌駕する「レトロ感」を発していたことだろう。



同ツイートは投稿からわずか数日で6,000件近いRTを記録し、他のユーザーからは「懐かしすぎる…」「自分なら、何のソフトをプレイしてるのか覗き見しちゃいます」「今となっては逆にアリ?」といった反響の声が続出。令和に撮影されたことが信じがたい光景を受け、エモい感情を呼び起こされた人が多いようだ。

そこで記者は今回、話題のツイートを投稿したじゃばさんに取材を敢行。すると、多くの人々の胸をときめかせた件のGBに関する、驚きの事実が明らかになったのだ。

■GBを見た少年が思わず…




今回の取材を快諾してくれた「じゃばさん」こと角田大輔さんは、GBシリーズのカスタムオーダーを中心に各種リペアパーツを取り扱う「ヒミツノバ」というショップを運営しており、話題のゲームボーイは、自身でリペアを施した逸品なのだとか。

ツイート写真の撮影時は、至って平常心でごく普通にGBをプレイしていたのだが、やはり周囲からの怪訝な視線を感じていたという。「斜め前でNintendo Switchをプレイしていた5歳くらいの男の子は、不思議に思った感じでこちらをチラチラ見ていましたね(笑)」と、嬉しそうな表情で振り返ってくれた。



GBを知らないであろう世代のリアルな反応だが、逆に「知っている」と思われる世代は、一度目線をやった後で「うわっ! 懐かしい!」的なリアクションで二度見することが多いそうで、反応の違いがじつに興味深い。



なお角田さんは「GBを現代に蘇らせたい」という熱い思いを胸に秘めており、「令和にGBを普通にプレイする」ことのクールさを世に布教すべく、都内を中心に様々な場所でおもむろにGBをプレイしているのだとか。

■オリジナルパーツを使用したGBが超クール


初代GBをプレイしたことがある人ならば、今となっては無骨なフォルムと重量感が真っ先に思い出されると思うが、角田さんの使用しているGBは、記憶の中のGBと比べると、どこか軽く感じられる…。



というのも、こちらのハードは初代GBにて採用されていた「単3形マンガン乾電池」(しかも4本…)でなく、「USB-Cバッテリーパック」にて駆動しているのだ。



さらに驚くことに「IPSバックライト液晶化」を実現しており、輝度(明るさ)の多段切り替えに併せ、液晶の36色カラー変更も可能となっており、他にもオリジナル液晶のドットを再現した液晶表示への切り替えにも対応…と、昔ながらのユーザーであれば、思わず感動で咽び泣いてしまいそうな渋すぎるカスタマイズも完備。



令和の技術の粋を集め、平成初期に誕生したGBが新たに生まれ変わった…という、凄まじく胸熱な仕様となっているのだ。なお誤解がないよう、ヒミツノバが提供しているこうしたカスタマイズサービスは「ゲームの改造データ」などの違法コンテンツとは異なり、「技術的制限の解除」と呼ばれる事象とは無関係であることを補足しておきたい。

■GB愛だけでなく任天堂愛がスゴい


ここまでの内容を読んだ人ならば既にお気づきかと思うが、角田さんは生粋のゲーム好き。そこで今回は好きなソフトの紹介と併せ、GBの魅力について存分に語ってもらうことに。



まずは前述のツイート写真にもプレイ画面が写っていた、旧スクウェアのソフト『魔界塔士Sa・Ga』を取り出し、レベルや経験値の概念がない上に、武具の「回数制限」が存在するというRPGゲームにしては斬新すぎる特徴について熱弁。「あのツイートがバズったのは『GBの懐かしさ』もあると思いますが、サガという名作の魅力に惹かれた人が多かったのだと思います」とも語ってくれた。

またコナミの名作『クォース』も愛好しているとのことで、こちらも「パズルゲームとシューティングゲームの融合」という非常に斬新な内容となっている。

続いては、ズバリGBならではの魅力について尋ねてみると「1MBという限られた容量の中に、当時のゲーム開発者は良い音楽を入れたい、大きな一枚絵を入れたい、でも諦めなきゃいけない…と頭を悩ませてきたんですね」「そうした葛藤や諦めがあったからこそ、この頃のゲームは制作過程でどんどん研ぎ澄まされていき、正に『洗練された』ソフトが作られていったのだと感じます」と、愛おしそうな表情でGBを見つめ出す。



角田さんがGBシリーズを全面的にプッシュしている理由については、「GBだけでなく任天堂そのものの魅力をより多くの人に知ってほしい」という思いが根底にあるそうで、「任天堂のゲームは本当にスゴいんですよ」「全くゲームをやったことがない人でも、直感的にプレイできるような工夫が色々なところに施されているんです」と『スーパーマリオ』シリーズを例に挙げつつ、任天堂愛を語ってくれた。

誕生から30年以上が経過するGBだが、もう30年…どころか22世紀に突入しても現役で遊べそうな、底知れぬ魅力を改めて実感することができた。

当記事はしらべぇの提供記事です。

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