gekidanU、『リア王』をモチーフにした弔EXPO‘21 gekidanU 回遊公演『リアの跡地』を上演

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gekidanUが、2021年7月31日(土)、8月1日(日)、8月7日(土)~9日(月)南千住gekidanU 野外劇場/アトリエ5-25-6 他にて、弔EXPO‘21 gekidanU 回遊公演『リアの跡地』を上演することがわかった。

gekidanUは2012年に遠藤遊を中心に結成された団体で、荒川区南千住を拠点に活動している。野外劇、住宅での家公演を中心に「誰かの原体験になるモノをつくる」を根底に、言葉の力を重視し、「場所」とのつながりを意識した演出・創作が特徴だ。

そんな彼らが行う「弔EXPO」とは、結成以来gekidanUが公演を重ねる野外劇場で行ってきた真夏の演劇の祭典。2015年より実施形態を変えながら毎年行い、近年は複数団体が参加する「演劇フェス」の形で実施。前回2019年には延べ549名の来場を記録。2020年は新型コロナウイルスの影響で一部日程が中止になるも、南千住の夏の風物詩として確かな足跡を刻んできた。
過去の公演
過去の公演
過去の公演
過去の公演
過去の公演
過去の公演

引き続きコロナ禍で行うことになる2021年は、野外劇場として展開してきた駐車場スペースと住宅を改装したアトリエ、南千住のまちを使った「回遊公演」として実施形式を変えつつ、「弔EXPO」が持つ『祝祭性』『イベント・アトラクション性』を保持した演目を上演。また、今回は併せて映像作品の制作も行う。


今回は拠点とする「家」と「まち」にまつわる物語を、名作『リア王』をモチーフに『リアの跡地』を上演する。脚本・演出はヒガシナオキ(gekidanU)、葭本未織(gekidanU)。出演者は、市川賢太郎(肉汁サイドストーリー)、市原ユウイチ、大城雪姫、鏡原すず、小泉眞琴、高山五月、森谷美月、森下凜央(gekidanU)、ヒガシナオキ(gekidanU)。
【あらすじ】
南千住って来たことありますか?
ほとんどの人が駅にも降りたこと無いんじゃないか、というか、普通に生きてたらあんまり来ないですよね。

この辺とか歩道橋渡った方はまあ、雑然としてるんですけど、駅挟んだ向かいはとんでもなく開発が進んでいて、タワーマンションが立ち並んでいます。

これから行く家の辺りは、そういう感じの開発はされていないんですが、駅も近いし、近くにコンビニもあるし、おそらくご心配されているような治安も、今は決して悪くありません。住むならだいぶいいと思います。

あの家、売れば1 億円くらいにはなると思うんですけど、あの3姉妹はどうするのかなぁ…。

あ、全員揃いましたね、では向かいましょう。


脚本・演出:葭本未織  コメント


劇場となるアトリエ5-25-6はgekidanU主宰・遠藤遊さんの生家です。
この家がたどってきた歴史を聞いた時、シェイクスピアの『リア王』を思い出しました。
本作『リアの跡地』では、南千住の街を舞台に、父と娘の物語が繰り広げられます。
劇中にこのようなセリフがあります「お父さんはいつも遠くにいる、いつもその背中だけが見える」お父さんのことを思い出す時、なんだかそんな風景が見えてくる人に、見てもらいたい演劇です。ぜひお越しください。

演出・脚本・出演:ヒガシナオキ  コメント


僕が加入してから6年目、gekidanUとしては10年目の夏となります。
毎年行ってきた住宅街での野外劇を、コロナ禍の中で今回は少し変わったカタチで上演します。
今回は、僕たちに演劇を続けさせてくれているこの「まち」と「家」の歴史を紐解きながら、新メンバー葭本を中心に執筆した脚本を上演します。
今感じていることをめいいっぱい乗せた作品ができればと思っています。
よろしくお願い致します。

主宰・企画統括:遠藤遊  コメント


子供の頃、川辺に張ってあるテントとか、大人しか入れない映画館とか、大人になったら意味が分かるものに、不思議さとか奇妙さとか怖さとかそんなことを感じていました。
僕らの劇場にふらっと足を運んで「なにやってんのー?」って聞いてきてくれる子供もいます。
その子たちが放った言葉「ここには行ったらダメだよって朝の会で言われたよー!」
……僕らは驚きました。これは見せてはいけないものなのか! って。
でもだからこそ子供の心は正直に僕らの劇場が何をやっている場所なのか知りたかったのかもしれません。
これから先も街で芝居をする僕らが彼らの不思議のきっかけになれたらいいなぁと思っています。

当記事はSPICEの提供記事です。

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