和牛・水田が小学校に寄贈したマンガとは? 川島・山内のマンガ沼web


麒麟・川島とかまいたち・山内が「面白いマンガ」に沼のようにハマって楽しむマンガバラエティ『川島・山内のマンガ沼』。今回は、次回放送の「川島・水田のおすすめマンガ」を、放送に先駆けて紹介していきます。

講談師の世界を描く『ひらばのひと』


川島 今回も始まりました『川島・山内のマンガ沼』! ……なんですが、今日はちょっと山内さんがお休みということで。

水田 なんかやっちゃったんですか?

川島 違います、謹慎ではないです(笑)。そこで今回はピンチヒッターとして和牛の水田くんに来てもらいました。水田くん、ちょっとタイムリーなんですよ。以前、「このマンガがすごい!芸人楽屋編」という企画をやったときに、水田くんの名前がよく出てきまして。特に山内くんは水田くんからすすめてもらったマンガをよく読んでいるということで。

水田 山内とはよくお互いにマンガをすすめ合うんです。山内、けっこう僕のおすすめ読んでくれてるみたいで。でも僕はあいつのおすすめは全然読んでないです。

川島 マジで(笑)?

水田 好みが偏ってるんですよ。山内はバイオレンス系で、濱家はタイムリーなのばっかり(笑)。

川島 水田くんはルミネtheよしもとの楽屋で、ずっとiPadでマンガ読んでますからね。

水田 もともと紙で買ってましたけど、やっぱり置ききれなくなったので、6年くらい前から電子書籍にして、今は年間で400冊以上は買ってますね。M-1で2位になった日の夜は100冊買いました(笑)。この番組が始まったとき、番組情報に川島さんと山内の名前があって「ああ……そうなんだ」って思いましたね。「俺じゃないんや……」って。

川島 なので、今日はそのマンガ愛を遺憾なく発揮していただこうと。今回のテーマはこちら、「川島・水田のおすすめマンガ」! まずは僕の方からプレゼンさせていただきます。こちらです、『ひらばのひと』。

久世番子『ひらばのひと』(講談社)

水田 えー、これ知らないです。

川島 これ、僕が知っている中では初めての、講談師を描いたマンガなんです。芸人は芸人でも落語家ではなく講談師が主役という。講談がテーマということで、監修を神田伯山さんがされてます。作者は久世番子さんで、2020年の11月から「モーニング・ツー」で連載中、まだ1巻しか出ておりません。これがすごく面白いんですよ。勉強にもなるし。われわれ芸人は、講談のことをあまり知らないじゃないですか。

水田 そうですね。

川島 でも講談って一昔前は講談ブームが起こるくらい、劇場で1番人気だったんです。それこそ出版社の講談社も、講談の本で儲けたから講談社になったという話があるくらいで。

水田 え、そうだったんですか!

川島 講談ってそれくらい人気だったんですよ。でも今は、寄席で落語の合間に講談をやったりするので、(聞かずに)トイレに行く人もいたりするという。そういう報われない境遇であるところから始まっていくんですけど、主人公が二ツ目の女流講談師・泉花(せんか)さん。彼女の弟弟子にあたるのが、表紙に出ている前座の男性講談師・泉太郎(せんたろう)くん。でも講談師の世界って実は女性がけっこう多くて、男性が入ってくるとチヤホヤされるらしいんです。われわれ漫才師の世界とはちょっと逆ですよね。

水田 しかも女性芸人はチヤホヤされないですよ。

出典: 池ノ谷侑花(ゆかい)/久世番子/講談社

川島 で、お客さんの中には「やっぱり講談は男が読まなきゃな!」と言ってくる人もいるわけです。それで泉花さんは、泉太郎くんが入ってきたことでちょっと嫉妬するんですよ。「私たち女流講談師は不遇な扱いを受けてるのに、男はチヤホヤされて……」という。本当は「この泉太郎という男の才能はどこまで行くのか、見届けたい」と思っているはずなのに、いざ顔を合わせると嫉妬心が出てしまって、つい冷たいことを言ってしまう。泉太郎は泉太郎でまあ姉弟子に対してクールなんですけど、実は泉太郎が講談師を目指したのは、この泉花さんの講談を見たことがきっかけなんですよね。

水田 ああ、なるほど。

川島 お互いそれを打ち明けないまま、ちょっとずつ話が進んでいく。でも僕がこのマンガで一番プレゼンしたいのは、神田伯山さんが監修してるからなのか、セリフが心地いいんですよ。講談の話がバンバン出てくるからというのもあるんですけど、会話1つ1つのテンポもちょっと講談っぽいというか、耳にスッと入ってくるテンポなんです。だからめちゃくちゃ読みやすいし、読んでて心地いい。

水田 作者の方がめっちゃ講談を見てるから、というのもあるんですかね?

川島 たぶんそうですね。講談のファンになることで、無意識のうちにセリフにもテンポが出てくるんじゃないかと。講談の勉強にもなるし、何より「劇場に行ってみよう」という気持ちにもなるので、おすすめです。まだ1巻しか出ておりませんので、すぐ追いつけます。

水田 じゃあ帰りのタクシーの中で買います!

小学校の図書室に置いてほしい『ピアノの森』


水田 僕のおすすのマンガはこちら、『ピアノの森』です。けっこう有名だから、名前くらいは知ってると思うんですけど。

川島 そう、僕も名前しか知らない。

一色まこと『ピアノの森』(講談社)

水田 10年以上前から、芸人にめっちゃすすめてるんですよ。芸人ってマンガ好きが多いのに、このマンガは本当に読んでなくて。

川島 「自分が読む毛色のマンガじゃない」と思われてるのかな。

水田 そうなんですよ。絵がちょっと少女マンガっぽく見られがちで。この10年で僕が「『ピアノの森』知ってる?」と聞いて読んでた芸人、アッパレード・木尾(現在は木尾モデルに改名)だけですね。

川島 ちょっと待って、誰ですか(笑)。

水田 ああ、だからTHIS IS パンの吉田がその前に組んでたシンクロックの木尾ですね。

川島 余計わからんわ(笑)。

水田 みんな本当にすすめても読んでくれないんですけど、めちゃくちゃ面白いんですよ。僕、全26巻の中で15ヶ所くらいは泣きましたね。

川島 ピアニストの話なんですよね?

水田 森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った主人公・一ノ瀬海(いちのせ・かい/通称カイ)が、ピアノの英才教育を受けた天才少年・雨宮修平と出会って、ピアニストとして成長していく話です。でもカイは劣悪な環境で育ってるんですよ。チンピラと娼婦の街みたいなところで。で、元天才ピアニストで、引退して音楽教師になった阿字野壮介(あじの・そうすけ)という人が、カイと出会うんです。でもカイをピアニストとして一本立ちさせるには日本じゃ無理だいうことで、ポーランドのワルシャワで開催されるピアノの最高峰の大会・ショパン・コンクールを目指すというマンガです。これは個人的な感想なんですけど……『宇宙兄弟』読んでますか?

川島 読んでるよ。

水田 『宇宙兄弟』と、どこか似てるんですよ。絵が暑苦しくなくて見やすいし、何気ない感じも描くけど、読んでると泣けるところいっぱいある。いいセリフも出てくる。そういうところが似てる気がするんです。だから『宇宙兄弟』を好きな人は絶対『ピアノの森』を読んだほうがいい。嫌な人間もいっぱい出てくるし、劣悪な環境も描かれるんですけど、絵がシンプルなせいか、あまりネガティブな感じにならずに読めるんですよ。だから子供も大人も読めるし、これを読んだら頑張ってる人をバカにする気持ちもなくなるし、人を差別したらいけないという気持ちにもなるので、全国の小学校の図書室に置くべきマンガだなと思って。僕、愛媛県の小学校に寄贈したんですけど。

川島 マジで!?

水田 愛媛の番組で小学校に行ったら、図書室がすごい被害を受けてたんですよね。大雨の災害で。だからその小学校に『ピアノの森』と『め組の大吾』を送らせていただきました。

川島 本当に寄贈するくらいおすすめなんだ。

出典: 池ノ谷侑花(ゆかい)/一色まこと/講談社

水田 絶対に少年少女たちが元気になるんで。僕、音楽マンガってめっちゃセンスが要ると思うんですよ。

川島 わかる。『BLUE GIANT』もそうですよね。

水田 あと、『BECK』もそうですよね。そのへんの作者の人って、他のマンガもめっちゃ面白いじゃないですか。音って言葉で表せないから、それを伝えられるって相当才能があるということだから。

川島 このマンガ、ちょっとスルーしてたけど、いい機会だから読みます。

水田 まあだまされたと思って、まずは12巻まで読んでください。

川島 普通そういうの3巻までじゃん(笑)。12巻までだったら、もう全部買うよ。

ゲーム好きなら絶対ハマる『シャングリラ・フロンティア』


川島 僕のおすすめは、これも新しいマンガなんですけど、『シャングリラ・フロンティア』。「クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす」というサブタイトルがついてます。

水田 これも知らないですね。

原作:硬梨菜/漫画:不二涼介 『シャングリラ・フロンティア ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~』(講談社)

川島 これはもう今って感じのマンガです。いろいろマンガを買ってたら「このマンガを買った人はこれも買ってます」みたいなおすすめで出てきて、それでみんなのレビューを読んで買ったマンガです。現在も連載中で、まだ4巻までしか出てません。

水田 絵がきれいですね。

川島 そう。今の人やなあっていう感じで、めちゃくちゃ絵も上手いし、見開きもすごい。ですけども、主役は1巻の表紙のこのキャラなんです。

水田 なんですかこれは? (笑い飯のネタに出てくる)「鳥人」(笑)?

川島 本当に鳥人なんですよ。主人公は陽務楽郎(ひづとめ・らくろう)くんという若い男の子なんですけど、彼はクソゲーハンターと言われてるんです。人気のゲームには目もくれず、操作性も悪い、すぐバグが起こる、無茶苦茶なゲームバランスのゲームばかりやる子なんですよ。そういう、世界で誰もクリアしてないであろうクソゲーをクリアするのが生きがいの子なんです。

水田 ははあ、珍味好きみたいな。

川島 そう、珍味好き。で、クリアしたらゲーム屋さんに行って、次のクソゲーを探す。でもある日、次のクソゲーが見つからないと言ってたら、店員さんから「だったらたまには、クソゲー以外もやってみたら?」ということで、めちゃくちゃ売れてる「シャングリラ・フロンティア」というゲームをすすめられるんです。「モンスターハンター」みたいなハンティングゲームなんですけど。それで店員さんにすすめられるまま、陽務くんは「シャングリラ・フロンティア」を始めて、そのゲーム内でのアバターがこの表紙のキャラなんです。

水田 なるほど。

川島 いいゲームなんですけど、けっこう難しいゲームでもあるんです。だけど、今までさんざんクソゲーで不条理な体験ばかりしてきた陽務くんにとっては、ちゃんとしたゲームをプレイできるというだけでうれしくて、バンバン敵をなぎ倒していくんですよ。すごい重力のところで修行してたやつが地球で無双しているようなもので、読んでて気持ちいい。ちょっと面白いのは、そんな陽務くんのことを現実世界で好きな女子がいるんです。で、その女子は、この「シャングリラ・フロンティア」のヘビーユーザーなんです。すごくかわいらしい女の子なんですけど、ゲームの世界では鎧をつけためちゃくちゃ強そうな騎士なんですよ。

水田 もしかしてこの3巻の表紙がそれですか?

川島 そうそう。

水田 めっちゃ強そう(笑)。

川島 この子はずっと陽務くんとなんとかしてコミュニケーションを取りたくて、ゲーム屋の店員さんに相談してたんです。それでゲーム屋の店員が機転を利かせて「シャングリラ・フロンティア」をすすめたという。

水田 恋愛の要素も入ってるわけですね。

川島 だから、主人公が操ってるこのキャラクターがピンチに陥った時に、謎の鎧の騎士が助けに来たりするんですよ。女の子はそれが陽務くんだと知ってるけど、陽務くんはこの鎧のキャラが誰だか知らないわけです。なぜあんなにレベルの高いキャラが自分を助けてくれるのかわからない。そういう恋のドキドキもあります。ゲーマーだったら感情移入しやすい、今風ですごく面白いマンガです。

水田 ゲーマーじゃないですけど、読んでみます。

プロ意識の高さで泣くマンガ『capeta』


水田 僕のおすすめマンガはこちら。『capeta(カペタ)』です。知ってます?

川島 読んでないけど、絵は見たことある。

曽田正人『capeta』(講談社)

水田 作者は『め組の大吾』の曽田正人さんです。

川島 あ、さっき言ってた小学校に寄贈した2つのうちの1つ!

水田 お父さんと二人暮らししている勝平太(かっぺいた)、通称カペタという男の子がいるんです。父親は整備士なんですけど、ある日、仕事先で捨てられた材料を持ち帰って、お手製のレーシングカートを作ったんですね。カペタはそれまではお母さんがいないから、わがまま一切言わず子供なりに気をつかってたんですけど、初めてのレーシングカートに魅せられて、プロレーサーを目指すことを決意するんです。ただ、レーシングカートの世界ってお金がめっちゃかかるんですよ。実際、周りは金持ちの人ばっかりで。でもお金がないからこそ得た技術や発想で、ものすごい有力選手になっていく。
これ、モンスターエンジンの西森さんがモーターレース好きなのでおすすめしたんです。そしたらある年のキングオブコントの準決勝で読むからといって、1巻から6巻だけ買ってくれたんです。で、西森さんが楽屋に置いてたんで、「僕、先に読ませてもらっていいですか?」と頼んで読ませてもらったんですよ。キングオブコントって待ち時間がものすごく長いので。僕は何回も読んでたんですけど、1巻から6巻読んだら、6回泣きました(笑)。

川島 準決勝、目パンパンでやらなあかんやん(笑)。

水田 1巻に1回ずつ泣けるんですよ。しかもその面白さが32巻ずっと続きますから。僕は基本的に「才能のある主人公が、努力も人一倍する」というマンガがめっちゃ好きなんですね。芸人ってけっこう怠け者が多いじゃないですか。

川島 まあ、だからこそ芸人になってんけどね(笑)。

水田 でもこれを読むと「頑張らなあかんな」と勇気もらえる。『ピアノの森』もそうなんですよ。あれも主人公は才能あるけど、努力もめっちゃするんです。その努力してる姿に泣けるというか。普通、泣くときって感動のシーンで泣きますけど、『capeta』は「この人のこの意識の高さすごいな!」で泣けるんです。

川島 プロの背中で。そういうの、「情熱大陸」に出たときも意識した?

水田 あのときはとにかく「カッコよく見られたい」という意識で……(笑)。これは中学生、高校生くらいの子に進めたいですね。「仕事ってこういうことやで」「プロってこういうやで」というのを教えてくれるから。全国の高校に置いてほしいマンガです。

ギャグだと思ったら大やけど『ダーウィン事変』


川島 僕が次におすすめするマンガはこちらです。『ダーウィン事変』。

水田 僕の知らんやつばっかり出してきますね(笑)。

うめざわしゅん『ダーウィン事変』(講談社)

川島 今日は連載中の3本を選びました。現在は第2巻まで出ております。「週刊少年ジャンプ」で『チェンソーマン』や『SPY×FAMILY』を担当されている林士平さんという編集の方がおすすめマンガとしてタイトルだけ挙げてて、それですぐ電子書籍で買ったんですけど、最初はどんなマンガかわからなかったんですよ。表紙だけ見たらギャグのようにも見えるし。

水田 このタイトルでこの表紙だと、全然見当つかないですね。

川島 読んだら、これがめちゃくちゃシリアスなんですよ。すごく深いテーマを描いてる。表紙になってるのが主人公のチャーリー。半分人で、半分チンパンジーの「ヒューマンジー」なんです。このチャーリー、人間よりも知性が高い。そしてチンパンジーでもなし得ないような、とんでもない運動神経を持っている。で、どんなマンガかというと、テロ、炎上、差別など人間が抱える問題に、人間を超越した存在のチャーリーが向き合うという作品です。学校も行くけど、みんなどう扱っていいかわからない。で、チャーリーを狙う過激な動物保護団体が出てくるんです。肉を出すレストランをテロで爆破させてしまうような組織なんですけど、そんな組織にチャーリーが取り込まれかけたりもする。

水田 めちゃくちゃハードな内容じゃないですか。

出典: 池ノ谷侑花(ゆかい)/うめざわ しゅん/講談社

川島 1巻だけでも相当動きますから。とある理由でチャーリーは拘束されてしまうんですけど、彼を裁く法律がないんですよ。人を裁く法律はあるんですけど、ヒューマンジーは人間ではないから、裁く法律がない。「ルール上、これはモノとして扱おう」ということになると、今度は「拘束から逃れて脱走したけど、これはモノが勝手に移動しただけということになるのか」みたいな話になってくる。僕がこれ読んでて思ったのが、AIのことだったんですよ。ヒューマンジーは人間を超えた存在ですけど、AIもそうじゃないですか。いつかAIが犯罪を犯した時に、それを裁く法律はあるのか……とか、そういうところまで考えさせられるマンガでしたね。

水田 じゃあ今の現実の世界観の中で描いてると。

川島 現実世界のいろんなテーマが入ってると思います。ヴィーガンがどうとか、動物保護団体がどうとか。こういう表紙だからといって、ギャグだと思ったら大やけどします。自分の体調がいいときや、一人の夜にじっくり読んでほしい。まあまあ体力削られるかもしれないけど、間違いなく面白い。これは今後来るんじゃないかと思ってるマンガです。

表紙に作者の緻密さが表れている『ニュクスの角灯』


川島 最後に、水田くんお願いします。

水田 僕がおすすめしたいマンガは『ニュクスの角灯』です。

高浜寛『ニュクスの角灯』(リイド社)

水田 舞台は1878年、明治11年の長崎で、主人公の美世(みよ)は西南戦争で親を亡くして、道具屋「蠻(ばん)」で奉公を始めるんです。で、この「蠻」という店には、パリ万博で仕入れた最先端の西洋の品々が多数入って来て、その西洋の品を通じて世界への憧れが強くなった一人の少女が、パリに移住して成長していく……という物語です。

川島 こういうマンガって、どうやって知るの?

水田 「ダ・ヴィンチ」で毎月本をすすめているコーナーがあって、それで知ったんですよ。僕、「ダ・ヴィンチ」で連載してまして。

川島 しれっとそういう情報入れてくるなあ……(笑)。

水田 だって聞いてくるから(笑)。このマンガ、たった6巻なんですけど、読み終えたときに、大作の映画を見終えたような感覚になるんですよ。この美世は読み書きもできない女性なんですけど、当時は読み書きが出来ない女性がまだ多かった時代で、そういう自分が文字習っていいのかなとか、人に意見を言っていいのかなとか、今じゃ考えられないような当時の日本人の考え方を書いているんです。この時代のことをすごくきっちり描いてるから、たぶん作者の高浜先生はタイムリープしてると思う。

川島 急に稚拙な見解が来ましたね(笑)。でもそれくらい「実際見たんか?」みたいな描写が多いってことね。

水田 この表紙の細かさを見ても、「この作者、絶対に細かいところまで楽しく描いてくれるんだろうな」とわかりますよね。綿密にいろんなものを取材して、とにかくいい物を作ろうという人だとわかる。待ち時間の長い病院の待合室に置いてもらったらいいと思います。

川島 なんでさっきから置く場所まで指定してんの(笑)。いろんな作品を教えていただいてありがとうございます。

出典: 池ノ谷侑花(ゆかい)

「川島・水田のおすすめマンガ」の模様は、次回放送の「川島・山内のマンガ沼」にて!

(構成:前田隆弘)

マンガバラエティ『川島・山内のマンガ沼』は、読売テレビ:7月10日(土)深1:38~2:08、日本テレビ:7月15日(木)深1:59~2:29の放送(※一部地域を除く)です。

おたのしみに!

当記事はラフ&ピースニュースマガジンの提供記事です。

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