大荒れ中!五条・禪院・加茂…『呪術廻戦』の“御三家”とは?

※画像はTVアニメ『呪術廻戦』公式サイトのキャプチャ

 

2021年6月10日の突然の発表から、週刊少年ジャンプでの『呪術廻戦』の連載をしばらくお休みしている芥見下々先生。ご本人は執筆の継続を望んでいたものの、編集部との協議の結果、一定期間休んで体調の回復を図った方が良いという判断によるものだそう。

 

先生が復帰されるまで、最新エピソードが読めないというのは寂しくもありますが、今後のためにもしっかり休んでいただいて、万全の体調で帰ってきてほしいところです。

さて、再開までは少し時間があるので、せっかくですから『呪術廻戦』の復習をしておきたいところ。特におさらいしておきたいのが『呪術廻戦』に登場する“御三家”。なぜなら原作では、『渋谷事変』を経てこの御三家が大きな動きを見せているからです。そんな『呪術廻戦』の御三家について、現在判明している事柄をおさらいしていきます。

※以降はネタバレを含みますので、原作をご覧になっていない方はご注意ください。

 

 

『呪術廻戦』の“御三家”とは

『呪術廻戦』の呪術の世界には、御三家と呼ばれる名門の家系が3つ存在します

その3つの家系とは、五条家・禪院家・加茂家。それぞれの家系には、伝承されている術や、御三家のみに伝わる秘伝の技などが存在しており、登場人物の多くがいずれかの家系と関係があります。

何世代にもわたる家系であり、五条悟曰く江戸もしくは慶長の時代に、五条家当主と禪院家当主は本気で殺し合い、両者死亡したとされる逸話が存在するほどです。

まずは、それぞれの家系を順に紹介していきます。

 

五条家

菅原道真をルーツに持つ五条家。菅原道真は、日本三大怨霊の一人である超大物術師なのだそうですが、その素性は明らかになっていません。

作中で登場した五条家の人間は、現状・五条悟の一人のみ。そんな五条悟は“最強の呪術師”として名高い存在であり、作中でも“五条家は五条悟のワンマンチーム”と称されている通り、その実力から一勢力としての地位を実現しています。

虎杖悠仁の死刑を保留し呪術高専に入学させたり、禪院家に売られかけていた伏黒恵を救ったりと、作中では五条単身でその影響力の大きさがはっきりと描かれています。

ちなみに『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』では、乙骨裕太も菅原道真の子孫であったことが明らかになっており、遠縁ではありながら五条悟の親戚だということも判明しています。今後この二人のルーツが物語に関わってくる可能性もありそうです。

五条家の相伝術式は“無下限呪術”。無限を具現化するという緻密な呪力操作が必要な術で、その能力を持っている術師はいても、扱えるのは呪力を詳細に視ることができる“六眼”を持つ五条悟のみ。無下限呪術と六眼を併用することで、五条悟はバリアのように敵の攻撃を防いだり、空間に衝撃を与えたりすることができます。

 

禪院家

“禪院家に非ずんば呪術師に非ず、呪術師に非ずんば人に非ず”
なんて謳い文句が登場するようなエリート家系が禪院家です。

作中では禪院家の人間が最も多く登場しており、呪術高専二年の禪院真希、そして双子の妹である呪術高専京都校の二年生・禪院真依らもこの禪院家の人間です。

当主は26代目にあたる一級術師の禪院直毘人(なおびと)。作中では、渋谷事変にて真希や七海健人らとともに呪霊と戦いました。禪院家の内部には、準一級以上の実力を認められた者たちで構成された最強の術師軍団の炳(へい)と、その下部組織である躯倶留守隊(くくるたい)が存在します。

 

■禪院家と伏黒恵との関係

禪院家は伏黒恵とも関係が深い家系です。
伏黒恵の父親である伏黒甚爾(とうじ)の旧姓は禪院でしたが、生まれつき呪力を持っていなかったがために、伏黒家に婿養子として入ったという過去があります。

そんな血筋の影響もあり、伏黒恵は禪院家相伝の術式である“十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)”を使うことができ、後継に恵まれなかった禪院家はのちに恵を大金で買い取ろうしますが、五条悟によって呪術高専の預かりとなっています。

 

加茂家

五条家、禪院家と並んで御三家に名を連ねる加茂家
加茂家の登場人物は、現段階では限られていますが、物語に関わる重要な人物が名を連ねています。

作中で登場している加茂家の一人が、呪術高専京都校の三年生である加茂憲紀(のりとし)です。加茂家は、正室が相伝の術式を継いだ子を産めなかったため、憲紀は側妻の子でありながら嫡男として加茂家の次代当主として迎え入れられました。憲紀は、自身の血液を自在に操る加茂家相伝の“赤血操術”を扱うことができます。

そして、作中に登場しているもう一人の加茂家の人物が加茂憲倫(のりとし)です。憲紀と同じ名を持つ彼は、史上最悪の呪術師の異名を持つ人物で、明治次代初期に活動していたとされる憲紀の祖先でもあります。憲倫はかつて、自身の寺に助けを求めてやってきた呪霊の子を宿した特異体質の女性に、九度の堕胎を強要して特級呪物の“呪胎九相図”を作り出しました。

 

■虎杖とも戦った“呪胎九相図”

かつて虎杖は、憲倫の作り出した呪胎九相図と戦っています。
まずはTVアニメの第22話~『起首雷同』編で展開された、呪胎・血塗(けちず)と壊相(えそう)との戦い。加茂家とつながりがあるだけあり、いずれも毒性の血液を操り戦う強敵でしたが、虎杖&釘崎野薔薇との交戦の末、戦死しています。

また、原作・コミックスで展開された『渋谷事変』編では呪胎九相図の一番が受肉した腸相(ちょうそう)が、虎杖と対決。虎杖に致命傷を与える強敵として立ちはだかりました。

 

“渋谷事変”が起こした事態とは?

TVアニメシリーズではまだ放送されていませんが、コミックス10巻~16巻で描かれるシリーズ史上最長となった『渋谷事変』編では、この御三家を大きく揺るがす事態がいくつも起こってしまいました。

まずは、ワンマンチームとされていた五条家唯一のエース・五条悟が封印されてしまったこと。存在自体が抑止力となっていた五条が不在となってしまったことは、呪術界に大きな影響を与えました。

そして、渋谷事変で大きな損失を受けたのは五条家だけではありません。禪院家の当主である禪院直毘人が、当主直々に参戦し戦死してしまったことも大きな事件でした。

そしてもうひとつ、宿敵とされる夏油傑の正体が、実はあの“加茂憲倫”であることが判明。なんと憲倫は、脳を入れ替えて他人の身体を乗っ取り、生き続けてきた存在だったのです。

渋谷事変は、五条家・禪院家・加茂家にそれぞれ衝撃が走る“事変”と称するに値する事態となってしまったのです。

 

急転の最新エピソード

そして渋谷事変を経たエピソードが現在、週刊少年ジャンプにて最新話として描かれ、御三家にも動きが生まれています。なかでも当主を失った禪院家には大きな展開が。

直毘人は遺言状を残しており、本来全財産を直毘人の息子である直哉に相続するということが書かれていたものの、それには条件があり、なんらかの理由で五条悟が意思能力を喪失した場合、伏黒恵を禪院家に迎え当主にすると記されていました。

次期当主を確信していた直哉は怒り、恵を暗殺しようと目論みます。一方で、真希と真依は父である禪院扇によって殺害されそうになり、真希は窮地に陥ります。しかし真依の犠牲によって目覚めた真希は、圧倒的な力で禪院家の人々を次々に抹殺。真依の最後の約束であり「全部壊して」という言葉通り、真希は直哉ともども禪院家を壊滅させてしまいます

ここで紹介した最新エピソードが、今後発売される『呪術廻戦』17巻に収録予定の内容であり、休載期間突入前までの内容となっています。

御三家のうち崩壊した五条家・禪院家を前に加茂家がどう動くのか……今後の展開として気になる要素となってきそうです。物語の設定でも重要であるはず御三家に走る激震。果たして呪術の世界はどうなってしまうのか、今後もますます目が離せません。

WRITER

  • ネジムラ89
  •        

  • 缶バッジ販売専門店「カンバーバッチ」のオーナー兼アニメ映画ライター。アニメ映画情報マガジン「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」をnoteにて配信中。その他いろんなとこでアニメ映画話を執筆中。古今東西関係なくアニメ映画を中心とした有益な情報を多くの人に提供できるようにやっていきます。

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