夫婦が【セックスレス】に陥る“3つの習慣”いくつ当てはまる? 解消のヒントも

ウレぴあ総研

子供を産んでから、気が付けば夫との夜のコミュニケーションはご無沙汰……そんな状態が1ヶ月も続けば、一般的には「セックスレス」と言われます。

そのことに夫婦ともに不満を感じていなければ現状としては問題ないかもしれませんが、どちらかが不満を募らせていたら次第にそのひずみは大きくなってくるもの。

そこから浮気や不倫に走ったり、そして離婚の原因になることも……。

さらに厄介なのが、今は満足していても、10年後20年後になってから「レス状態をなんとかしたい」と悩み出すケースもあります。

そんな夫婦の問題に長らく取り組み、夫婦関係や恋愛関係に悩む女性会員1万3000名を持つコミュニティ「恋人・夫婦仲相談所」を運営しているのが、三松真由美さん。多くの悩める女性たちの事例を見てきた三松さんに、セックスレスに陥りやすい習慣や、それを脱するための方法について詳しく伺いました。

■あなたはいくつ当てはまる?セックスレスに陥る悪習慣3つ

日本性科学会が定めた「セックスレス」の定義とは、「特別な事情がないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシュアル・コンタクトが1ヶ月以上ないこと」。

ただ、三松さんは、定義にとらわれずあくまでこれを「目安としてとらえてほしい」と話します。

三松さん「自分たち夫婦の頻度が多いか少ないかというのは、夫婦の個性や性の欲求の度合いによっても違います。また、性欲は人によって、環境によっても変わるので、夫婦のセックスレスの定義は夫婦で考えたらいいと思いますよ」

では、そんな夫婦によっても違う「セックスレス」ですが、どういう夫婦が陥りやすいのでしょうか?

■1:「パートナーもしたくないはず」という思い込みがある

主に自分が現在「したくない」状態で、そのまましなくなっている夫婦のケース。「自分がしたくないから、きっとパートナーもそうだろう」と思い込んでいることはありませんか?

三松さんは、「学会の定義は気にしなくてもいいけれど、お互いの話し合いはできていないといけない」といいます。

特に子供のいる(もしくは妊娠中の)家庭で多いのが、「産後だからしばらくいいだろう」「妊娠中なんだから我慢してね」といった、妻側による一方的な決めつけなのだそう。

三松さん「子育てに一生懸命で、さらに働いていたりすると、忙しくてとてもセクシャルな気分になれないですよね。この世代は『あなたもそうよね?』という思い込みが非常に多いです。

もちろん夫側もしたくないというケースもありますが、『俺も今は大丈夫』と言っていたとしても“本当に大丈夫なのかどうか”は、しっかり話し合わないといけません。

妻は『半年しなくてもいい』と思っていたとしても、実は夫は『せめて3ヶ月に1回はしたい』と思っていたとしたら、そのズレは気になりますよね。逆もそうです。

今はまったくしたくないとしても、自分の欲求や、パートナーの性に対するスタンスはどんどん変わっていきますから。

例えばアラフィフになってから『抱かれたいのに夫が無視する』『夫がED』など、性の欲求を受け止めてくれる先がどこにもない、という悲痛な悩みが寄せられたりします。

病気だって虫歯だって放っておくと悪化します。セックスレスもそうなんです。なので早いうちのほうが予防しやすいし、改善しやすい。

お子さんが小さい世代の方はまだまだ予防しやすい世代です。今こそ旦那さんと、自分たちのレスの定義はしておくほうがいいと思います」

■2:セックスに関する会話がまったくない

夫婦の会話で一番多い話題は何でしょうか?

子供がいたら大体は子供の話題になりますよね。お互いに、夫婦2人の時間でも「パパ」「ママ」と呼び合い、家族として接することがほとんどなのではないでしょうか。

一見、会話が多くて仲がいいように思えても、その会話の内容が子供のことばかりで男女として色気のある会話が皆無だとしたら、これもまたセックスレスに陥りやすいのだとか。

三松さん「先ほど挙げた、レスの定義をすることはもちろん、セックスに対する話し合いができるかどうかはとても大事です。

夫婦の大事な問題って、経済のこと、子供のこととかいろいろあるんですが、“セックス問題”が抜け落ちちゃう。リビングでの話し合いのテーマにあがってこないんですよね。

特に子供がいる夫婦は、“子育て共同体”みたいになってしまって、セクシースイッチをオンにするには程遠い状態です。

そういう夫婦は会話もあるし仲はいいんですよ、でもセクシーな関係にはなれない。生活のための会話ばかりで、男と女としての会話がない。どうしても子供のことが中心になってしまうんですね。

レスになるという予測をもとに、そこを前提にして話し合うことが重要です。セックスに関する会話ができていない夫婦は確実にレスになりますよ。忙しいまま淡々と日々が流れていきますから」

■3:スキンシップがない

セックスレスになる夫婦で一番顕著なのが、「スキンシップがない」ということ。

特に子供がいると、子供とのスキンシップで満たされてしまうので、夫婦間でのスキンシップはなくなりがちです。

三松さん「子供がいたりペットを飼っていると、夫と触れ合わなくても満足してしまうんですよね。子供やペットとの触れ合いによってオキシトシン(“幸せホルモン”とも呼ばれる、ストレスを緩和し安心感を与える脳内物質)が出るので。

でも、実は人の三大欲求のうち性欲だけが満たされず抜け落ちてる状態。

これって、男性はEDになりやすいし、女性はFSD(女性性機能障害)になりやすいんです。病名をつけてしまうと大変な病気みたいですけど、要は“痛い・濡れない・したくない”という症状です。

寝たきりになったら足腰が弱くなってしまうように、使わない器官は衰えますよね。それは男性器や女性器も同じなんです。

セックスレスになれば、男性に見られない、触れられない状態が続くので、メンテナンスもしなくなります。そんな状態で何年も経って閉経前などに『やっぱり夫に抱かれたい』と思ったとしても、なかなか難しいですよね」

■セックスレスにならないためにしたい3つのこと

■1:意識的に夫婦2人の時間を持つ

私たち夫婦はセックスレスかもしれないと感じたら、本当に夫婦どちらも現状の性生活で満足しているのか?ということを知るための会話から始めてみましょう。

三松さん「お子さんが寝たあととか、一日のうちショートタイムでいいので、お互いを異性として見る時間を作らないと、確実にレスになります。

例えば『本当に今エッチしなくても大丈夫なの?』とか『風俗とか実は興味ある?』とか『私以外の人とだったらしたい?』とか、ちょっと冗談めかすようなライトな感じで聞くのもアリだと思います。

『今はしたくなくても、将来またしたくなる可能性があるってウェブ記事で読んだんだ。どうしたらいいと思う?』とかね(笑)。

『パパ』『ママ』ではなく、名前など付き合っていた頃の呼び名で呼んで、親としての2人ではなく、意識して男女の時間を作ってみてください」

■2:段階的にスキンシップを心がける

スキンシップがない場合は、少しずつでも相手に触れることを意識してみましょう。

三松さん「夫婦間のスキンシップが全然ないという方は、まずは意識してタッチを仕掛けるところから。

最初は肩とか背中でもいいんです。『愛してるよ~』とか言いながらほっぺたを撫でるというのもいいと思います(笑)。

できれば、ちゃんとした肌と肌の触れ合いのほうがレスの予防になりますが、最初の一歩は衣服の上からでOK。

それができたら、お風呂のときでもいいし、リビングなどでもいいので、オイルを塗ってマッサージしてあげるとかね。もちろん、旦那さんにやってもらってもいいです。肌と肌で触れ合うことを意識してみてください」

■3:官能的な映像作品を一緒に観る

なかなか夫婦のセクシースイッチをオンにするのが難しい……という方におすすめなのは、官能的な映画やドラマを一緒に観ること。

三松さん「今だったら例えばネットフリックスの動画。野太いストーリーがあって楽しめた上でエロティックなシーンもある海外作品がたくさんありますので、探してみてください。

最近のおすすめは『アウトランダー』というタイムトラベルものの米ドラマ。なかなか激しいベッドシーンがあります。

ほかにも、そういった作品は探せばいろいろ出てくると思いますので、夫婦で観てみるといいと思います」



三松さんは、「自分の20年後を想像してほしい」と、現在危機感を抱いていない人にも警鐘を鳴らしています。

三松さん「30代で『子供2人いるからもう卒業!』なんて、まだ早いですよ。自分の性欲が想像できていないんだと思います。

例えば20代で子供を産んでからレスの人が、50代になって20年以上男の人に指一本触れられていない、女性として承認されていないことで閉経前にものすごい後悔するとか、40代後半あたりで『私はこのまま男の人に抱かれないでおばあちゃんになるの? 女として終わり?』なんて危機感を感じるとか、そういう事例を私はたくさん見てきています。

日々の心がけで大人の時間、男女の時間をちゃんと切り離して、レスを予防してくださいね」

今まさに悩んでいる方はもちろん、将来悩まないためにも、ご紹介したNG習慣に心当たりのある方は、今のうちからレスにならないための習慣づけを意識してみてください。

当記事はウレぴあ総研の提供記事です。

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