お育ちが表れる「握手」|左右どちら?いつ差し出す?ビジネスでは?【気品を身につけるシンプルな教え#2(後編)】

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多くの人に、良い影響を与えることができるように、美意識と責任感を持って美しく振る舞うことを常としていらっしゃるエリザベス女王やキャサリン妃。あらゆる人からお手本を求められる立場の方々です。心を高めるための努力を惜しまないからこそ、その振る舞いは美しく、私たちが学ぶところは多いですね。

今回は、エレガントな「ご挨拶」について。

私たちにとっても、挨拶は知的な交際の入り口です。どのようにすれば美しい挨拶ができるのでしょうか? 今回は世界で最も使われる「握手」について (一社)日本プロトコール&マナーズ協会主任講師の松田玲子先生にお聞きしました。

【連載・気品を身につけるシンプルな教え#2(後編)】

必ず右手で! 爪で相手を傷つけないように切り揃えて



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この写真は、キャサリン妃がウィリアム王子と共に、エバリーナ・ロンドン小児病院の子どもたちを訪問し、院内の子どもと握手をしているシーンです。目的はナショナル・ポートレート・ギャラリーが運営するクリエイティブアートワークショップを見るためです。

現在はコロナ禍でもあるので、世界の挨拶の場面では人との接触を避けるために、握手は自らは行わないというのが基本です。先般の国際ニュースをご覧になった方は多いと思いますが、イギリスでおこなわれたG7においても肘と肘を合わせるなど工夫をされていましたね。

しかし、平時においては、世界で最も広く行われている挨拶が「握手」です。
握手の際は原則として右手でおこないます。
また、大切なこととして、握手をする際には、お相手を傷つけないようにとの配慮から爪を短く切りそろえています。

キャサリン妃もそうです。どの写真を見ても爪を短く切りそろえています。
皇族や王族をはじめとする真のレディたちは、好感や清潔感を与える観点からも爪を短く切りそろえ、透明または薄いピンクのトップコートを塗っているのです。

あなたはご自分から先に手を差し出して握手をしていませんか?



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この日、ウィリアム王子とキャサリン妃は、ウィンブルドンのチャンピオンシップの初日にパトロン(後援者)として出席されました。 試合開始前、キャサリン妃は医療チームやセーフティチームなど、毎年大会の開催に中心的な役割を果たす多くのスタッフと挨拶されました。

さて、 握手には手を差し出す順序があるのをご存知ですか?

まず、握手は上位者から下位者に手を差し出します。その原則は次の通り。

✦プライベートシーンの場合

レディ・ファーストを適用するので、異性間の場合は、女性から男性へ手を差し出します。ただし、その異性が皇族・王族・その国の大使・高僧の場合を除きます。

✦同性間の挨拶の場合

目上から目下へ、先輩から後輩へ、年長者から年少者へ、既婚者から未婚者へ手を差し出します。

ではビジネスのシーンでは?


一方ビジネスシーンでの握手はレディ・ファーストを適用しません!

あなたはビジネスの握手の場面で迷ったことはないですか?

✦実は、ビジネスでは女性と男性の区別はしないため、立場が同等の場合はお互いに同時に手を差し出し、しっかりと握手をします。

握手の際はお相手の目を見てしっかりとアイコンタクトを取りましょう。
目は心のあらわれとされ、目を見ることは相手への好意ややる気を示します。目をそらすことは不快ややる気のなさを与えてしまい、失礼にあたりますので注意しましょう。

挨拶は、人と人、国と国が交わる時に敬意や友好を表す大切な儀礼です。エリザベス女王やキャサリン妃の振舞いから、挨拶は「互いの信頼関係を深め、知的な交際をするための方法」であるということがわかります。

作法に適った正しく美しい挨拶をすることは、エレガントの観点からも見習いたいですね。

当記事はOTONA SALONEの提供記事です。

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