変わり果てた祖母 “老い”の恐怖、悲しみが女性たちを襲う『レリック ―遺物―』予告

クランクイン!

 全米3週連続第1位、2020年の映画賞レースを席巻したホラー映画『レリック ―遺物―』より、認知症の祖母がいる娘と孫に襲いかかる恐怖の連鎖を収めた日本版予告編と場面写真が解禁された。

日系女性監督ナタリー・エリカ・ジェームズのデビュー作となる本作は、監督自身が子ども時代に毎夏をすごした母の故郷・日本を久しぶりに訪れた際、大好きだった祖母が認知症によって変わり果てていたことに強いショックを受けたことが出発点。この経験に着想を得て書き上げられた脚本は評判を呼び、俳優ジェイク・ギレンホールや『アベンジャーズ』シリーズの監督としても知られるルッソ兄弟がプロデューサーに名乗りを上げた。2020年サンダンス映画祭でお披露目されると、映画ファンと批評家双方からの熱い支持を受け、『ババドック 暗闇の魔物』『へレディタリー/継承』に次ぐマスターピースと絶賛された。

森に囲まれた家でひとり暮らしをする老女エドナ(ロビン・ネヴィン)が突然姿を消した。娘ケイ(エミリー・モーティマー)と孫サム(ベラ・ヒースコート)が急いで向かうと、誰もいない家には、彼女が認知症に苦しんでいた痕跡がたくさん見受けられた。そして2人の心配が頂点に達した頃、突然エドナが帰宅する。だがその様子はどこかおかしく、まるで知らない別の何かに変貌してしまったかのようだった。サムは母とともに、愛する祖母の本当の姿を取り戻そうと動き出すが、変わり果てたエドナと彼女の家に隠された暗い秘密が、2人を恐怖の渦へと飲み込んでゆく…。

予告編は、失踪した老女エドナを探しに、娘ケイと孫サムが森の中に佇む彼女の住居を訪ねる場面で幕を開ける。やがてエドナは突然家に戻ってくるが、「あれがここに。家に入って来たものよ」「いるわ。ベッドの下」と不気味な言動や行動を見せ、2人を不穏な空気に包んでいく。

そして映像の終盤では「<老い>という怪物が、怖い。」というコピーに続き、変わり果てたエドナ、家の壁が回転し怯える孫サムなど、圧倒的な恐怖場面を垣間見せながら怒涛のクライマックスへと展開。果たして老女が見ている光景はただの認知症による幻なのか。女性たちの運命の行方に興味が高まる、恐ろしくも美しい予告編に仕上がっている。

映画『レリック ―遺物―』は8月13日より全国公開。

当記事はクランクイン!の提供記事です。

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