トラブル続出のスウィートパワー、どうしてこうなったのか? 長年取材した記者が語る裏側

wezzy


 社長によるハラスメント報道や、所属タレントの大量流出など、大手芸能プロダクション・スウィートパワーの周辺が騒がしいです。主演級の女優を多く輩出し、芸能界で確固たる地位を築いたスウィートパワーはなぜこんな状況に陥ってしまったのでしょうか。長年スウィートパワー所属タレントを取材し、社長とも交流のある記者が内幕を語ります。

_____

皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

先週に引き続き芸能事務所「バイオレンスパワー」じゃなかった、「スウィートパワー」について、ちょっと書かせていただいちゃいますね。

内山理名ちゃんや黒木メイサちゃん、桐谷美玲ちゃんら人気女優を多く抱えるスウィートパワーのO社長の身辺が騒がしいじゃない? 所属が女優さんばかりだから“女性版ジャニーズ事務所”なんて言われることも多かったのよね。

ジャニーズは男性マネージャーばかりだけど、スウィートパワーは女性マネージャーばかりで、O社長はジャニーズのマネージャーさんたちと同じようにいっつも黒いパンツスーツに身を包み、まさしく黒子に徹していて、自らメディアに登場するなんてことはなかったから、お顔を知らない人が多いかもしれないけれど、業界ではO社長の顔を知らない人はたぶんいないと思うのよね。

撮影現場や取材現場にも必ず顔を出してくださって、気がつくと真後ろにいてそっと耳元で「宜しくお願いしますね」な~んて突然ささやかれたりするのは日常茶飯事。とにかく足音も立てずに近寄ってくるからみんな「前世は忍者だったんじゃ?」とか、神出鬼没で行く先々に姿を現すので「くのいちO社長」とか言って笑っていたのだけど、男性俳優部署である「スパイスパワー」を設立した辺りから、「ジャニーズとも良好な関係を築いていたのに、なぜここにきてケンカを売るの?」と、首をひねる業界人も多かったのよ。

このところ、所属俳優の岡田健史くんのことでアレコレ揉め始めているけれど、とりあえずアツの知っているO社長について、お話させていただきます。

初めてお目にかかったのは瀬戸朝香さんの取材の時だったわ。O社長は女性なんだけどまさに男前で、服装も黒一色で、声も喋り方も中性的でボーダーレス。ハキハキしていて俊敏で面倒見が良くて、取材が終わったあとはアツたちのことまで「送っていくよ」と言って自らの運転でサクッと会社まで送ってくださったり。取材時は必ず所属女優たちの最新のアー写やプロフィールを資料として渡してくれたり、とにかく至れり尽くせりのおもてなしをしてくださる優しい人だったのよ。

「昔からテレビが大好きで、アイドルや女優も大好きだった。音楽番組『ザ・ベストテン』(TBS系)は全部録画してあるし。老後の楽しみとして大切に残してある」なんて話していて、筋金入りの芸能好き。話も面白いからついつい事務所で長話をしちゃうなんてこともしばしば。

先輩記者によると「愛知まで行って朝香ちゃんをスカウトしてきた人。伝説のスカウトマン」とのことで、渋る朝香ちゃんやご両親を説得して女優デビューをさせたとかで、その後もたくさんの女子たちをスカウトしてきたし「口説き上手のO社長。狙った獲物は逃がさない」と噂されていたの。

そんなO社長が独立することになって、もちろん朝香ちゃんを連れていこうとしていたらしいんだけど、何とその朝香ちゃんはO社長と決別して、元の事務所にそのままいることに。そこでO社長が探してきた新事務の第一号の女優さんが内山理名さんだったの。

デビュー当時の理名ちゃんは若い頃の山口智子さん似の美少女であっという間に売れっ子に。アツたちもすぐに独立した事務所にお呼ばれして理名ちゃんを紹介されたのだけど、素直だし本当に可愛いコで「O社長の本気度」をビシビシ感じたものよ。

それからあれよあれよという間に人気女優さんがいっぱいの事務所に成長。かつては堀北真希ちゃんもいたし、メイサちゃんや美玲ちゃん、そしてあまりお名前を知らない女優さんたちもかなり所属していて大所帯になっていったのよ。

女優さんを預かるって大変なことなんだけど、自分でスカウトしてきた子ばかりだし、もともと面倒見がいい人だから、事務所でマンションを借りて仕事からプライベートまで徹底管理。近寄ってくる男性を排除して、だ~れも寄せ付けなかったり。

ずいぶん前のことだけど理名ちゃんに言い寄ったある有名男性タレントさんはその妨害にシビレを切らして、O社長曰く「ストーカーのように理名にまとわりついて困った」って言ってたっけ。

他の事務所にもいるのだけど、担当タレントや担当俳優を大切にするあまり囲いまくるマネージャーさんがいるのも事実。月9にも出演していたある大物男性俳優のTさんも新人の頃は「女性マネージャーに締め付けられて一切、自由がなくてお財布を持つことも禁止されていた」そうで、自販機で好きな飲み物も買えなかったぐらい。

ある時、見かねたアツがTさんが大好きだったコーラを買って、そっとポケットに忍ばせたら、「本当にありがとう、携帯も小銭も持たせて貰えないなんて情けないよな」って涙目で言ってて、こっちが涙しそうだったわ。まぁね、Tさんの女性マネージャーさんは彼の体を気遣ってコーラを飲ませなかったのかもしれないけど、好物を全部、取り上げなくてもね。彼はストレスが溜まりに溜まって後にその女性マネージャーとは決別したんだけど、がんじがらめにされると、どこかでこじれていっちゃうものでしょ?

O社長も「所属女優は親御さんから預かっている大切な人たち」との思いから、プライベートまで管理していたんだろうけど。昔は月に一度は「女子だらけのパジャマパーティー」があったりで、アツたちにも「パジャマ持参で事務所に来てよ」なんてお誘いも。

でもね、その縛りがキツくなってちょっと反抗する女優陣がチラホラ。その筆頭がメイサちゃんで、自由に恋愛を楽しんだりで、写真誌に撮られることも。

そんな時はお相手の事務所に速攻で謝りに行くO社長。そんなことが何度か繰り返されているうちにメイサちゃんは赤西仁くんと電撃結婚。お互いの事務所にも、スポンサーや仕事先にも事後承諾になったことで、アレコレあったんだけど、O社長は一心に受け止めてあちらこちらを回り平謝りしたそうなの。

でもメイサちゃんは何しろ愛すべきド直球のキャラだから、マスコミ連中も彼女を責める人はほぼ皆無。アツは入籍の前日にちょうど仁くんに会っていたんだけど、彼も真っ正直な愛され男だから、事務所のお叱りはごもっともなんだけど、結果ファンの人たちも「仁ならしょーがない」って受け入れたしね。

事務所サイドに自由を奪われ続けると、いつかどこかで爆発しちゃうんじゃないかしら? 結婚当時のメイサちゃんには信頼できる敏腕チーフマネージャーさんがいたし、身近に力になってくれる人がいたから、強行突破で結婚を選択できたのかもしれないけど。

一方の真希ちゃんに関してはO社長がいつも「あの人は恋愛体質じゃないし、ぜーんぜん心配ない」って言ってたんだけど、何と交際0日で電撃結婚。もうこれは笑うしかなかったわ。

真希ちゃんとはご存知『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)からのお付き合いなんだけど、あの頃は合間によくおしゃべりしていたし、撮影合間にこっそりファミレスに行ってみたり、ロケ地で写真を撮りあったり、プライベートはごくごく普通の女子だったのよ。

ところが時間が経つにつれて取材でも全くしゃべらなかったり、どーんどん暗くなっていっちゃって。今で言うなら陰キャよね。主演ドラマなのに真希ちゃんの周りだけどーんよりしていて、共演者の先輩女優さんたちが盛り上げるという異常事態に。

『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』(日本テレビ系)は主演の真希ちゃんがノーコメントで圏外にいたせいで、大女優の大地真央さんや檀れいさんたちが「主演は忙しいから」とフォローしつつ、めちゃくちゃ現場を盛り上げてくださって。

スポーツ紙の記者たちがO社長にクレームを入れたんだけど、「あの人は私の言うことなんかきかなくて」の一点張りで、真希ちゃんとO社長の亀裂が明らかに。

まぁ後で真希ちゃんに聞いたところ「あの頃の私はもうコントロールがきかなくて。評価なんてどうでもよくなっていたし、人にどう思われようと構わなかった」って言ってたけど、追い詰められていたのかしらね。

最後の頃はO社長とは口もきかず、目すら合わせずにいたわ。でも『ヒガンバナ』で共演していた知英のことをとても心配していて、現場でも気遣ってあげていたっけ。

そういえばO社長の「知英推し」が凄くて、各局のドラマプロデューサーの元を連日に渡り押しかけ、各新聞社&各出版社等を回っては「ゴリ押ししていった」のは周知の事実。

所属女優への愛が強くて、本当に毎日のように営業をして回っていたわ。ただ残念ながら先日、知英とも業務契約を解消してしまったのだけど。

ちなみに美玲ちゃんは、メイサちゃんや真希ちゃんとはまた違うスタンスでO社長と付き合っていたの。メイサちゃんや真希ちゃんは取材なんかでも「O社長の同席はNG」みたいなムードを醸し出していたし、仕事場でもプライベートでも距離を置くようになっていたんだけど、美玲ちゃんはうまくお付き合いしていてね。

真希ちゃんが辞めたり、メイサちゃんが結婚して出産したりしている間、馬車馬のごとく働かされていて心配していたんだけど、美玲ちゃんも晴れて結婚してママになって。「最終的に自分のやりたいことを全うした。自分の手で勝ち取った」のは凄いわ。

O社長は顔が広くて女性プロデューサーはもとより、各局の編成部や宣伝部の女性たちとも仲が良くて、テレビ局からスウィートパワーへ、出版社からスウィートパワーへと転職する人も多数いたの。でも少し経つとみんな何故か辞めていって。

元マネージャーさんたちによると「部下としては、やりにくい点も多かった。何しろワンマンで、スカウトの旅に出ると何日も帰らないし連絡も取れないし。どこにいるかも分からない。でもある日突然、新人を連れて帰ってくる」んだとか。

売れっ子女優には現場に2~3人のマネージャーを投入。朝から晩までの激務に疲れ果てちゃう人も。でも元マネージャーは「女優だけでなく、男性俳優を育成することになって。敵が多いから、新規開拓に躍起になっていて。その分、女優たちは少し自由になってみんな内心ホッとしていたみたい。興味の対象が男性にいったようだったから」と。

さらに元チーフマネージャーだった女性は、「週刊誌の取材に応じたコメントに関して、赤西仁くんからTwitterを通じて『スウィートパワーの社長さんよぉ』と名指しで牽制されたことがあったんだけど、時に何かが掛け違う時があったのよね」と証言。

また、ある民放局のドラマプロデューサーはこう言ってたわ。「今まで以上の熱心な売り込みに根負けした時もあったし、うんざりしていた人がいたのは確か。だけど必ずそれなりの男性俳優を送り込んできてくれたから、一時は『さすがO社長ね。間違いなくやり手だわ』と関心していたんだけど、女優陣のようにはいかなかったみたいで。マネージャーがよく交代するのはあの事務所の恒例行事だから、知っている人は驚かないけれど、所属俳優にしてみれば仕事に専念できず落ち着かないだろうし、自由に泳ぐことができないから、みんなどんどん苦しくなっていっちゃうんだろうね。O社長の思い入れや愛が強すぎて、受け止めきれなくなっちゃうんじゃないかな? 敏腕だし先見の明もあるし、面倒見もよくて姉御肌、兄貴分的な部分も多くて決して嫌いになれない人だけど、ちょっとやりすぎちゃったかも」とのことで、深いため息をついていたわ。

アツも散々お世話になってきたし、O社長のことは嫌いになんかなれないわ。グラビア誌の男性編集長なんか「困った時のO社長頼み」と言ってるし。「ページに穴が空いた時、正直に言ってお願いすると、確実に誰かを出してくれる神」なんだとか。

売り出しには本気だし、常に全力投球100%の力でフル稼働しているしね。強い愛も感じるし、リスペクトする部分も多いのだけど、いったい何が起きたのかしら? 騒動が治まったらじっくり話を聞いてみたいなと思う昨今。

どうか一日でも早く所属する女優さんや俳優さんたちが演技に集中できるようなより良い環境に戻れるよう、今は祈るのみです。エンターテインメントの世界でこんなゴタゴタは興ざめだしね。くのいちO社長、目にも留まらぬ速さでの円満解決をお願いしま~す!

(秘密のアツコちゃん)

著者のこれまでの記事はこちら→秘密のアツコちゃん

当記事はwezzyの提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ