草なぎ剛&小松菜奈、「日本映画プロフェッショナル大賞」で主演賞に

クランクイン!

 「第30回日本映画プロフェッショナル大賞」が発表され、俳優の草なぎ剛が映画『ミッドナイトスワン』で主演男優賞を、女優の小松菜奈が映画『さくら』『糸』で主演女優賞を受賞。作品賞は、『本気のしるし 劇場版』が獲得した。

「日本映画プロフェッショナル大賞」は、1992年にスタートした映画賞で、既成の映画賞とは一線を画しつつ、高い評価を得た作品や個人を中心に、映画関係者による選考委員の投票および、実行委員会の独自の評価で贈賞を決定する。

昨今の状況を鑑み、今年は授賞式が開催されない中結果が発表され、各賞受賞者には独自に制作した記念の楯が贈呈された。

草なぎが主演男優賞を受賞した内田英治監督作品の『ミッドナイトスワン』は、トランスジェンダーとして日々身体と心の葛藤を抱え、新宿の街で生きる凪沙(草なぎ)と、親のネグレクトが原因で、親戚である凪沙のもとに預けられたバレエダンサーを夢見る少女・一果(服部樹咲)の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描くラブストーリー。3月には「第44回日本アカデミー賞」で最優秀作品賞を受賞している。

一方小松が主演女優賞を受賞した映画『さくら』は、直木賞作家・西加奈子の同名小説の実写化。サクラと名付けられた1匹の犬と5人の家族の愛の物語で、長谷川家の兄弟妹を小松、北村匠海、吉沢亮、母を寺島しのぶ、父を永瀬正敏が演じた。映画『三月のライオン』、『ストロベリーショートケイクス』などの矢崎仁司がメガホンを取った。

作品賞を受賞した『本気のしるし 劇場版』は、歌手・俳優の森崎ウィンが主演を、女優の土村芳がヒロインを務め、『淵に立つ』『よこがお』の深田晃司監督が初めてコミック原作の映像化に挑んだドラマを再編集した作品。第73回カンヌ国際映画祭の「Official Selection 2020」作品にも選ばれている。

2020年ベストテンと個人賞は以下の通り
◆2020年ベストテン
1位 『本気のしるし 劇場版』
2位 『37セカンズ』
3位 『アルプススタンドのはしの方』
4位 『アンダードッグ』
5位 『ミッドナイトスワン』
6位 『風の電話』
7位 『海辺の映画館―キネマの玉手箱』
8位 『れいこいるか』
9位 『喜劇 愛妻物語』
10位 『さくら』
10位 『のぼる小寺さん』

◆2020年個人賞
作品賞:『本気のしるし 劇場版』 
主演女優賞:小松菜奈(『さくら』『糸』)
主演男優賞:草なぎ剛(『ミッドナイトスワン』)
監督賞:城定秀夫(『アルプススタンドのはしの方』)
新人監督賞:HIKARI(『37セカンズ』)
特別賞:豊島圭介(『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』を監督)
特別賞:大島新(『なぜ君は総理大臣になれないのか』を監督)
特別功労賞:桂千穂(脚本家としての長年の功績、日プロ大賞選考委員としての功労に対して)
特別功労賞:成田尚哉(プロデューサーとしての長年の功績、日プロ大賞選考委員としての功労に対して)

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