三田麻央が初イラスト展! 「自分の『なかみ』を表したら暗めのものが出てきて…」


元NMB48でタレントや声優として活躍し、今年4月にはライトノベル『夢にみるのは、きみの夢』(ガガガ文庫)で小説家デビューを果たした三田麻央が、自身初となるイラスト展『なかみ』を東京・新宿マルイ アネックスで開催しています。タイトルが示すとおり、三田の“心のうち”に迫る本展。晴れて初個展を開いた本人に、展覧会の見どころや、作品に込めた思いについてたっぷり語ってもらいました。

出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

物心ついたときから絵を描くことが好きで、これまでもLINEスタンプ「三田麻央、生きねばならぬ」とLINE絵文字「ちびきゅん(三田麻央)の日常」の発売や、番組でのオリジナルイラストの制作など、ジャンルにとらわれず“描くことに執着”してきたという三田。6月20日(日)まで開催されている個展では、これまで描き溜めてきたなかから選び抜いたデジタル作品と、今回のために初挑戦したアクリル画を多数展示するとともに、作品やオリジナルグッズの販売もしています。

「心のうち」を表現した作品群


——初の個展を開催した、いまの心境を聞かせてください。

絵の制作中は1人ですけど、たくさんの方が協力してくださっているなって改めて感じています。今回の個展のタイトルが『なかみ』だというのもあって、新しく描き下ろしているイラストは、自分の心のうちを表してるものが多く、少し恥ずかしいです。

——どんな作品を展示しているんですか?

新作のほか、(NMB48を卒業した)2019年から描いていたイラストで、単独イベントで出したグッズのイラスト、年賀状として出したイラスト、番組で出したグッズの絵、表には出してないけど「こんな絵描いてました」っていうものだったり、個人的に作ったグッズの絵だったり……。いろいろ見応えがあると思います。

——自身の絵がずらりと並ぶのを見て、どう思いましたか?

淡いか、パキッとしているかのどちらかなので、「私の好きな色、わかりやす!」って感じですね(笑)。恥ずかしくなっちゃいます。

出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

——グッズもたくさん販売されていますね。

ステッカーと、フォトグレイっていういわゆるしおりみたいに使えるアイテム、トートバッグ、Tシャツ、マグネット、アクリルブロックなどをご用意しています。今回、グッズめっちゃ可愛いんで、めっちゃ買ってほしい(笑)。

完成するまでイメージが湧かなかったんですけど、マグネットがむちゃくちゃ可愛いんですよ。私は全種類ほしいくらい! ステッカーもいろんなサイズがあって、どこにでも貼りやすいと思います。アクリルブロックは迫力あってカッコいいですし、インテリアにもできるデザインにしたつもりなので、ぜひ見ていただきたいし……。なんか、通販番組みたいになっちゃった(笑)。

自分が何を描きたいのか苦戦した


——新作は、デジタル作品だけでなく、アクリル絵の具を使ったアナログ作品も展示されていますね。

(アクリル画は)今回、初挑戦だったので、最初は勉強をしました。中学生のころに部活で油絵をやっていて、NMBに入る前に行ってた高校も美術系だったんですけど、本当に久しぶりに筆を持ちましたね。

真っ白い紙に練習したり、描き方を調べたりして、感覚を取り戻そうと思ったんですけど、やっぱりセオリーに則るのも違うなって思って、すぐに(キャンバスに)描き始めました。いろんな絵の具を混ぜて、キャンバスに向かうのはすごく楽しかったです。

——アクリル画の制作には時間がかかりましたか?

1つの作品で6日間くらいですね。アクリルって乾かないと次が塗れないので、(制作時間が)長くはなるんですけど、私自身、アウトプットするまでがすごく長くて……。描き始めるまでが長いんですよ。

——作品としてアウトプットするためには、何らかのインプットも必要になりそうです。

個展のお話をいただいたときから、いろんなものを見るようにしました。舞台、漫画、人の話のなかにも勉強できるものがあって……。“作品に落とし込むなら”っていう観点で、全部を入れるようにしましたけど、難しいですね(笑)。

出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

——どのようなコンセプトで描いたんですか?

それぞれの作品にタイトルをつけてはいないんですけど、『なかみ』っていう大きなテーマがあって、本当のタイトル(裏テーマ)みたいなものはあります。暗めな印象を受けると思うんですけど、これまで私が話をしてきたことを作品にしたものがあるので、むかしから知ってくださっている方には、探していただきたいです。

——「こういうことを思いながら描いているのかな」と想像しながら見るのも楽しいでしょうね。

描く人の気持ちを考えながら見られるのって、絵のいいところですよね。ぜひ楽しんでいただけたらなって思いますし、受け取った方が考えたものが正解だと思います。

——制作中の出来事で、何か印象に残っているエピソードはありますか?

久々に体中、顔中、絵の具だらけになって描いたので(笑)、いい思い出になりました。これまでは、お仕事で、テーマに沿って描くことが多かったんですけど、今回のように「自由に描いていい」っていうのは初めてなんじゃないかな? そういった点で難しかったです。

今回のテーマ『なかみ』は、しばらくして決まったんですけど、自分が何を描きたいのか、自分の心のうちを表に出す一歩がなかなか踏み出せなかったので、そういった意味で苦戦はしました。

——苦労の甲斐あって、自信作が出そろったのでは?

自分としては珍しいんですけど、「これは見ないでほしい」っていうものがないんですよ。そういった点では、うまくいったなって思います。

お気に入り作品は?


——新作のうち、特に気に入っている作品があれば教えてください。

マジで全部なんですけど、デジタルとアナログで1点ずつ出すとしたら……。あ~全部やな~。ちょっと待ってください(笑)。

ずっと応援してくださっているファンの方にわかっていただきたいなって思うのが、後ろ姿の女の子が釘バットを持っているデジタルの絵です。ずっと「私は心のなかに釘バットを持っているんです。どんなこと言われても、心のなかで釘バットを持って対抗するくらいの強い気持ちでやっているんです」って言ってきたんですけど、それを初めてイラストにしました。

出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

アナログでいうと、「バツ札」を持った女の子の絵。私、悪い意味で完璧主義で。いつも「これに手を出したらダメなんじゃないか」、新しい仕事をする前も「私には無理なんじゃないか」って、なんでも慎重になりすぎる自分がいて……。その心のなかの自分を描きました。

アナログって近くで見ると面白いんですよ。いろんな手法を使っているので、じっくり見てほしいです。

——制作中、特に悩んだ作品は?

制服姿の女の子の影が海を眺めている絵ですかね。じつはその海は、自分で撮った写真を加工したものなんですよ。女の子の影については、人っていろんなところに向かっているように見えるけど、じつは同じところを歩いているっていう。そういったものをぼーっと見ている様子です。

小さいころから何事も俯瞰している自分がいて。「なんで真っ直ぐ行かなアカンのやろ?」とか、「ここで落ちたらどうなる?」とか、そういったものを見ている自分っていうイメージですね。それをいちばん考えていたのが学生のころだったので、制服を着ています。いちばん悩みましたね。

——個展開催に際して「絵を描くことが、いちばん素直に自分を出せる手段のような気がします」とオフィシャルコメントを発表していましたね。三田さんにとって“描く”とはどういうことですか?

「呼吸」ですね。大それたことを言っているんですけど、台本の端なり、白い紙なり見つけると、気づいたら手を動かしているんですよね。これまで、歌、ダンス、小説、舞台の演技などもしてきたんですけど、いちばん(自分を)出していてスッキリするのがイラストですね。

——作品制作で今後、挑んでみたいテーマはありますか?

いまの自分の『なかみ』を表したときに、“暗め”のものが出てきて「厨二臭い」って思っちゃって(笑)。いつまでたってもそういう気持ちが抜けないのか? っていう検証はしてみたいですけどね。

もっと大人になりたいなーとは思いますけど、こんな絵を25年間、描き続けてきたので、変わらないのかなーとも思います(笑)。(そうした考えも)ぜんぜん嫌じゃないんですけどね(笑)。

——最後に、読者にメッセージをお願いします。

私にとって、自分の『なかみ』を出せるのが「絵」という手段で、生まれたころからやってきているからこそ、正直に(作品に)出したつもりです。特に会場の新宿マルイ アネックスさんは、いろんな方に観ていただけるスペースなので、「これ誰が描いたん?」って思ってもらえるといいなって思うし、初めての三田麻央が見られると思うので、そういった点で楽しんでいただけたらと思います。

——ありがとうございました!

出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

東京の個展は6月20日(日)まで。作品展示だけでなく、グッズ販売、お買い上げ抽選会、自由に感想や質問を書き込めるメッセージボードの設置など、いろいろと楽しめる内容になっています。

当記事はラフ&ピースニュースマガジンの提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ