全国に広がるコンカフェ人気。大阪には元NMBメンバーの店も

日刊SPA!

今、繁華街で異様な盛り上がりを見せている業態がある。それがコンセプトカフェ(コンカフェ)だ。新店が次々に出るだけでなく、コロナ禍なのに過去最高益を出す店も少なくない。その”強さ”の謎に迫った!

◆全国に広がるコンカフェ人気

東京だけでなく、全国的にもコンカフェは広がりを見せている。特に関西のオタクの聖地、大阪の日本橋からミナミにかけてコンカフェが集中。今では80軒近くあるとも言われている。

「日本橋は、もともと秋葉原と同じ電気街が変貌してサブカルの中心となった場所。以前はナスカというメイドやコスプレカフェを何十店舗も経営するグループがあったんですが、風営法違反の疑いで’17年に摘発の憂き目に。個性的なコンカフェが大阪で根づきだしたのは、元従業員らがそれらの店舗を安く譲り受けてからですね」(大阪のコンカフェ・オーナー)

◆元NMBメンバーの店も登場!

また、新大阪駅最寄りの歓楽街、西中島にもコンカフェブームの波は押し寄せている。元NMB48の川上礼奈さんがプロデュースする「あにまるふぁ~む」が’20年12月にオープン。元有名アイドルが手がけるお店とあって、ファンに限らず業界からも話題を呼んだ。

「お店のキャストを動物に見立てたコンセプトカフェなんです(笑)。見ての通り、衣装がアニマルで全13種類。SNSで探して私自らスカウトしたコもいるので、ご覧の通りの美女揃いです。将来的にはあにまるふぁ~む発のアイドルグループをつくろうと考えています」

ちなみに、一定期間に客からもらったポイントを競う「総選挙」も導入しているとか。さすがはAKBグループ出身である。

「来店するNMBファンの方も、すでにウチのキャストに“推し”をつくって楽しんでくれている人が多いです。あと、最近は近隣で働く女性のお客さんも増えましたね」

◆名古屋や中洲でもコンカフェが席巻中

目線を名古屋に移すと、さすがは全国屈指の喫茶店文化の街。ここでもコンカフェの勢いはすごい。

「名古屋のコンカフェはお店のストーリー設定だったり、内装だったり世界観へのこだわりが強い店が多いですね。19世紀の英国貴族を思わせるカフェやロングスカートが特徴的なゴシックファッションがベースのカフェもあって、カップルでも普通に通えるコンカフェも多い」(地元の飲食店経営者)

ほかに福岡の中洲でもコンカフェの勢いは強まっているという。

「ここ3、4年で若者が多い天神よりも中洲にコンカフェが増えた感じです。ウチは長年、アニソンをテーマに営業してきましたが、少し前まではコスプレキャバが流行っていたんです。それが今は名前をコンセプトカフェ&バーにして営業する店が多いですから」(アニソンバー「萌魂」のオーナー)

所変わればコンカフェ事情も変わるのだ。

<取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/菊竹 規 渡辺秀之>

―[[コンカフェ]の舞台裏に密着]―

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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