【親子でやりたい】水辺の事故を防ぐ「サンダルバイバイおやこ条約」って? - 「命を守る素敵なアイディア」「とても大事なこと」と賛同も


これから夏になると、水辺で遊ぶ機会が増える季節。一方、子どもの水難事故が起きる可能性も高くなります。

そういった水難事故を防止するために、「サンダルバイバイおやこ条約」が話題となっています。呼びかけをするのは、NPO法人「AQUAkids safety project(水の事故から子どもを守ろうPJ)」(@aqua_project721)さん。この「おやこの条約」について、お話を伺いました。

【サンダルバイバイおやこ条約 始まる!】
サンダルなど流された物を追いかけ溺れてしまう事故。物は買えても命は買えません。物が流されたら追いかけずバイバイしよう(#サンダルバイバイ)でも「叱られちゃう!」と追いかける子も? そこで条約を作成! 物が流された時の事を親子で確認するきっかけに(@aqua_project721より引用)

【サンダルバイバイおやこ条約 始まる!】サンダルなど流された物を追いかけ溺れてしまう事故。物は買えても命は買えません。物が流されたら追いかけずバイバイしよう(#サンダルバイバイ)でも「叱られちゃう!」と追いかける子も????そこで条約を作成!物が流された時の事を親子で確認するきっかけに pic.twitter.com/WukwcdBJFT— NPO法人AQUAkids safety project(水の事故から子どもを守ろうPJ)代表 (@aqua_project721) May 31, 2021

投稿されたツイートの動画では「ぼく・わたしは、サンダルやぼうしやおもちゃがながされたら、じぶんのいのちをまもるため、おいかけずに、バイバイします。」という条文に男の子がサインをしています。

サインをした条文にはさらに続きがあり、「なくしたからって しからないでください。(できれば、ぬげにくいあたしいサンダルをかってもらえたらうれしいです)」というメッセージも。さらに、大人がサインする欄があります。

「サンダルバイバイおやこ条約」の「サンダルバイバイ」とは、「サンダルやおもちゃが流されたら、追いかけずにバイバイしよう!」という呼びかけの言葉。また、「#サンダルバイバイ」のハッシュタグはSNSにも投稿されています。

この「サンダルバイバイおやこ条約」、AQUAkids safety projectのTwitterなどのSNSや、公式のホームページでダウンロードすることができます。

こちらは、ご家庭で、学校の授業や宿題としてもご活用下さい。ホームページより証書をダウンロードできます。

■こどもは、サンダルが流されても追いかけずに、バイバイすること
■大人は、サンダルが流されてなくなっても叱らないこと
■お互いが約束できたら、名前を書いて、玄関に貼っておこう!(@aqua_project721より引用)

pic.twitter.com/9DJaIJiG6l— NPO法人AQUAkids safety project(水の事故から子どもを守ろうPJ)代表 (@aqua_project721) May 31, 2021

条約を紹介する投稿に、「命を守る素敵なアイディアですね!」「帽子やサンダルを買うお値段で我が子を助けられるなら、お安いものです」「めっちゃ大切。子どもの頃2回ほどやらかした。(学習しろ)」「大人もね!」とお子さんのいる親をはじめ、多数の賛同のリプライや引用リツイートが寄せられています。

なかには「これ、親と子でのやりとりもだけど、学校単位でやってくれないかなあ」とより広く知ってほしい、という意見も。

「サンダルバイバイおやこ条約」の特徴は子どもが約束するだけでなく、大人も「サンダルを流しても叱らない」という内容。この点について「子どもたちが物を追いかける時の理由で1番多いのは『ママに叱られる!』、もちろん『大事だから』もあったけど、ダントツだったもの」というコメントもある通り、「叱られる!」と思うとなりふり構わず飛び出してしまうのかもしれません。

この条約について、AQUAkids safety project 代表のすがわらえみさんに話を伺いました。
○「サンダルバイバイおやこ条約」ができた理由は?

――AQUAkids safety projectさんでは、普段どのような取り組みをされているのでしょうか?

「AQUAkids safety project」は、水辺の安全教育の啓発をしています。泳ぎ方は学校やスイミングで習っても「溺れた人を見たらどうしたらいいのか?」「自然の水辺では具体的に何をどう気をつけるのか?」といったことは、学ぶ機会が少ないのが現状です。

水辺の安全教育を広めるために、「パパママ向け、お子さま向け出張講座」「教職員やスイミングコーチへの研修(水辺の安全教育ができる人材を増やす)」といった活動を行っています。

――「サンダルバイバイおやこ条約」始められたきっかけをお教えいただけますでしょうか。

「#サンダルバイバイ」は、昨年より当プロジェクトからの発信で、僅かながら広がりを見せてきたワードです。

もっと広げるために、何をしたらよいのか? そもそも、なぜサンダルなど流されたものを追いかけてしまうのか? と考えたときに「もし、私が子どもの立場なら、親に叱られないように必死に追いかけるだろう」と思ったことがきっかけです。

――子どもだけではなく、親の側にも「叱らない」と約束するところがユニークです。

どんなに「追いかけないで!」と伝えても、子どもたちの「それでも、やっぱり叱られるかも」という不安を取り除かなければ、やはり追いかけるだろうと考えました。

「子どもたちが、ある意味安心して流されたものをバイバイするにはどうしたらいいだろう?」と考えたとき、親からの「叱りません」という言葉が事前に必要だと思いました。

正直、やりすぎかな? とも思いましたが、多くの方にご賛同いただき良かったと感じています。

また、こうした事故予防の発信は、広げなければならない反面、内容がどうしても重くなってしまいます。情報を広げるには、どこか面白かったり、楽しかったりする側面がないと、なかなか広げることは難しいです。

そのため、「おやこのおやくそく」ではなく、親子間で結ぶ「条約」にすることで、ちょっとしたイベント感や面白さを加えました。条約(締結)という言葉を使うことで、親としても、しっかり守ろうという意識が働いたらいいなと思いました。

――これから夏の時期になり、水辺で遊ぶ機会が増えます。注意しておきたいことを教えてください。

水辺の楽しさは「安全」の向こう側にあります。水難事故は、事前に「気をつけるポイントを知ること」で防げる事故も多くあります。水辺で遊びに行く前には、ご家族で水辺の安全についての動画を見るなど「水難事故の予防」をしていただきたいですね。

そして、サンダル、帽子など何か流されたらバイバイしよう! と、ぜひご家庭で条約を締結してください。

当記事はマイナビニュースの提供記事です。

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