道中発見した警告文、その内容に衝撃 「大いに危険」の先で待ち受けていたのは…

しらべぇ


人間とは不思議なもので「しろ」と命令されればやる気がなくなるし、「するな」と指示されれば逆に首を突っ込みたくなってしまうもの。ただ今ツイッター上では、なんとも風変わりな「注意書き」が話題となっていることをご存知だろうか。

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■看板に書かれていたのは…


注目を集めているのは、写真作品の展示活動を営むキョンさんが、8日に投稿したツイート。投稿には一枚の写真が添えられ、写真には枝から吊り下がった看板が確認できる。

看板には大きな文字で「この先行かれるのはご自由ですが大いに危険」とだけ記されており、この様子を受けてキョンさんも思わず「めっちゃ怖い道あった」と心境をつづっていた。



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■下手な「立入禁止」より効果抜群?


看板が錆びついていたり「大いに危険」の箇所だけやけに強調されていたりと、怖さを増幅させる要素の多い注意書きだが、やはり最も気になるのは「何が危険なのか?」という点に尽きるだろう。

同ツイートは投稿から2日足らずで1万件以上ものRTを記録し、他のユーザーからは「理由が書いてないのが怖い…」「この先に何があるというのか」などのリプライが寄せられており、「下手な立入禁止より効果ありそう」といった声も少なからず見られた。
(画像提供:キョンさん)
そこで今回は気になる注意書きの「向こう側」へ挑んだキョンさんおよび、看板が設置されている施設に取材を敢行。すると注意書きのプレッシャーとは裏腹に、なんとも微笑ましい舞台裏が明らかになったのだ。

■看板の先にあったものに再度衝撃


まずはツイート投稿主であるキョンさんに、こちらの看板を発見した場所について尋ねたところ、京都府・京都市にある「勧修寺」(かしゅうじ)の庭に設置されていたことが判明。

なおキョンさんは注意を払いつつ看板の先へ進んだようだが、現地の様子について「看板の先は綺麗な蓮の花が咲く池を一周する道で、特に危ないことはなかったですが、途中に使われなくなった橋などがあります」と語っていた。
(画像提供:キョンさん)
さらに進んだ先には全く同じ文言の「大いに危険」看板を発見し、再度衝撃を受けてしまうが、いったい何が危険というのだろうか…。

■判明した「危険」が盲点だった


続いては、勧修寺の受付を担当している女性に「いったい何が危険なのか?」という質問をストレートにぶつけてみる。

すると、女性は破顔しながら「蛇が出るとか猪が出るとか、そういった危険ではないのですが…」「この先は野鳥が飛んでいる影響で、木の枝が落ちやすくなっているんですよ」と注意点について教えてくれた。春先は野鳥が活発に巣作りを行なう時期のため、頭上には特に注意を払う必要があったそう。

また他にも「池の囲いがないので、うっかり落ちないよう注意して頂きたいです」「奥の方に行かれてしまうと、入り口にいる我々の方からは見えなくなってしまうので…」と、注意点を語ってくれた。

なお、順路は池をぐるりと一周できるような形になっているため、どちら側から回っても早期に確認できるよう、注意書きが2つ設置されていたようである。

■日本の「四季」が堪能できるスポット


やはり件の注意書きが気になって「何が危険なんですか?」と質問してくる観光客も多いそうで、受付の女性は「若い方なんかは物怖じせずに入っていかれますね」と笑顔で答えてくれた。ちなみに件の看板は、20年ほど前から設置されているそうだ。
(画像提供:キョンさん)
注意点ばかりが目立ってしまったが、勧修寺は四季折々の自然が鑑賞できるスポット。ツイート投稿主のキョンさんも「春夏秋冬違った自然の景色が楽しめるお気に入りの場所です」とその魅力を語り、現地の美しさが確認できる写真を複数投稿していた。
(画像提供:キョンさん)
やはり看板を初めて見た際はかなり衝撃を受けたようだが、池をぐるりとまわって写真を撮っていると、その美しさの前に看板のインパクトも霞んでしまうとのこと。

数々の素敵な写真を提供してくれたキョンさんの作品は、今夏開催の「JPS展2021」にて鑑賞可能。6月22日から27日にかけては京都市美術館別館、7月27日から8月1日にかけては愛知県美術館にて出展されるそうなので、ぜひこちらも足を運んでみてはいかがだろうか。

・合わせて読みたい→桃鉄「決算」看板設置は嘘じゃなかった メーカーから「注意点」も

(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

当記事はしらべぇの提供記事です。

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