アップル、Siriをサードパーティのスマートホーム機器に開放

Image: Apple

サードパーティとも仲良く。

WWDCのキーノートの最中、Apple(アップル)はデジタルアシスタント「Siri」をサードパーティ製のスマートホーム機器と連携させると発表しました。この機能は、友人と一緒にテレビを見るための新しい機能や、HomePod miniをホームシアターのスピーカーの一部として使用する方法など、スマートホーム関連の新機能の一部として発表されました。またApple WatchとHomeアプリもアップデートされ、より便利なスマートホーム機能が実現します。

サードパーティとSiriとが統合されたことで、スマートサーモスタットのようなアップル以外のデバイスをAlexaで操作できるようになります。例えばキーノートで披露されたように、EcoBeeを通してAlexaと会話することも可能です。

またアップルは、ライバル会社のスマートホーム機器ときちんと連携するためのスマートホーム規格「Matter」への取り組みを確認しました。

しかし、WWDCでの登場が噂されていたスマートホーム用OS「homeOS」の発表はありませんでした。その代わり、アップルは家庭向けの小規模ですが便利なアップデートを紹介しました。

友達や家族と一緒にテレビを見たいという人のために、アップルは「SharePlay」を発表しました。これはあなたと友達1~2人が同じストリームを共有できるというものです。仕組みとしては、視聴セッションに参加している全員がFaceTimeを通じて同期されます。他の人と一緒にテレビを見る機会が増えると、Apple TVのアプリには他の人が興味を持っているものを見ることができる項目が表示されるようになります。全員が同じ部屋にいる場合は「For All of You」機能を使って、みんなが興味を持つ番組や映画がApple TVに集約されます。

Apple TV 4KとHomePod miniを持っていれば、HomePod miniをリビングルームのバックグラウンドスピーカーとして使うことができます。またHomePod miniは、Apple Musicのロスレスオーディオにも対応しています。さらに音声認識機能により、家族のうちの誰かを見分けることができます。
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Apple Watchユーザーは、スマートウォッチをスマートホームのセキュリティコントローラーとして使用できるようになります。それだけでなく、HomeKit対応のライブセキュリティカメラの映像を音声コマンドで呼び出すこともできます。玄関に荷物があれば、Aple Watchが知らせてくれるのです。また、iPhoneもApple Watchを対応するスマートロックと連動するようにプログラムできます。さらに自宅にメッセージをブロードキャストする必要がある場合は、Apple Watchを使って接続されているHomePodスピーカーに音声でアナウンス送れます。

アップルが本日発表したスマートホームに関する発表の中で最も大きなものは、Siriがサードパーティ製品で利用できるようになったことです。アップル製品のユーザーは、同社がSiriをサードパーティ製のアクセサリで使えるように開放することを何年も前から望んでいました。HomeKitは高性能ですが、依然として限定的なエコシステムです。Siriがアップル製品以外のホームデバイスを操作できるようになり、スマートホーム規格「Matter」をサポートすることで、年末に向けてHomeKit対応デバイスが続々と登場する見込みです。

追記:Ecobeeは同社のスマートサーモスタットがSiriをサポートする最初のデバイスのひとつになると発表しました。スマートサーモスタットの新規および既存の所有者はSiriを有効にし、「Hey Siri」のコマンドでアクティベートできます。

当記事はギズモード・ジャパンの提供記事です。

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