キラキラネームをつける親がバカな理由/ひろゆき

日刊SPA!

―[ひろゆき連載コラム「僕が親ならこうするね」]―

◆他人が読めない、キラキラネームをつける親がバカな理由

子どもが産まれて、最初に親が悩むのが名前決め。キラキラネームなるものをつける親がいますが、僕は親がやってはいけない代表格だと思うのです。

キラキラネームをつけられた子どもは、将来的にデメリットやハンディを背負う可能性が高くなります。他人が読むためにつける名前が読めないって時点でハンディですが、それがイジメに繋がるケースもあります。イジメであれば本人次第で何とかできる部分もありますが、社会人になるとき、就職活動で不利になることがあるのです。

というのも、キラキラネームを持っている人の親の中には、変な人がいる可能性が潜んでいるからです。コロナ前は就職説明会に親が来るパターンもあれば、職場に親が乗り込んでくるなど、いわゆるモンスターペアレントの存在が言われていました。

雇用する側からすれば、リスクでしかありません。リスクはなるべく減らしたいと考えるのが普通。なら、同じ能力を持った就職希望者がいた場合、キラキラネームではなく、一般的な名前の人を選ぶことになりますよね。

◆ハンディを危惧する必要がない場合もあるが…

もちろん、5か国語を話せたりプログラミングができたり、弁護士の資格を持っていたりなど、高度なスキルを身につけていれば話は別です。キラキラネームとは無関係になれるわけですが、このスキルは相当の努力をしないと得られないですよね。

また、キラキラネームをつけても生きていける子どもに育てられるのであれば問題ありません。

例えば、芸能人の子ども。奇抜な名前でも、将来的に芸能人として生きていける可能性は高いので、むしろキラキラネームが相手にインパクトを与えます。

さらに芸能人でなくても、資産家で子どもが一生働かなくても生きていけるお金を親が残せたり、子どもがズバ抜けて容姿端麗だったりすれば、キラキラネームが背負うハンディを危惧する必要はないわけです。

◆デメリットを想像できない親は頭が悪い

でも、多くの人はそうはいきません。そう考えると、親がキラキラネームをつけた時点で、その努力やハンディを子どもに強いるのはあまりに厳しい。

このデメリットを想像できない親は頭が悪くないですか?

最近の研究結果では知能は遺伝することが判明しています。全員とは言いませんが、キラキラネームの人は頭が悪い可能性を孕んでいるとも言えてしまうわけです。

◆親の思い入れや雰囲気で、名前をつけると損をする

名前をつける際には、読めることが前提の普通の名前にするほうがいいと考えますし、名前の候補で悩んだら周りの人に読めるかを確認するといいです。

加えるなら、その読み方がほかの言語で変な意味を持たないかどうかまで判断します。これからはグローバル化の時代ですから、他国で働いた際に自分の名前の読みが、その国の言葉で忌み嫌われる言葉だとなかなかしんどかったりしますしね……。

名前は、他人が読むためにつけるものです。読めない漢字で名前にすることは名前のつけ方として間違っています。

しかし、バカな親だと親自身の思い入れや、雰囲気がかわいい、特別感を出したい……といった理由で、子どもに変わった名前をつけてしまう。子どもの将来を、もっとよく考えてほしいものです。

―[ひろゆき連載コラム「僕が親ならこうするね」]―

【ひろゆき】

西村博之(にしむらひろゆき)’76年、神奈川県生まれ。フランス在住、たまに日本。2ちゃんねる・ニコニコの元管理人で、英語圏最大の掲示板サイト『4chan』現管理人。SPA!誌面にて11年間にわたり「ネット炎上観察記」を連載。近著に『自分は自分、バカはバカ』(SBクリエイティブ)など

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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