【ADHD女子#52】トラブルを未然に防ぐための建設的な話し合いは別の日に

OTONA SALONE



じっとしているのが苦手、集中が続かない、衝動的に行動してしまう…ADHDと診断されていなくても、このような特性をかかえることで「生きにくさ」を感じている人は多くいます。今回は、臨床心理士による著作「ADHD脳で困っている私がしあわせになる方法」から、「ツライ」を「楽」に変えるヒントをお送りします。


問題が発生してからでは遅い。平和な日常の中で話し合う


夏休みの宿題がたまりにたまって、

親に 「なんでもっと前に始めなかったの!」 と怒られた経験のある人は少なくないと思います。

でもちょっと冷静に考えてみてください。

8月31日にしかられても、 もうどうしようもないのです。

親がすべきことは、夏休みが始まった時点で「宿題の計画を立てよう」とスケジュールをいっしょに立てることです。

そして定期的に進捗状況を確認してくれれば、 夏の終わりの親子バトルは避けられたはずです。

私たちが親しい人とのバトルを避けるときも同じです。

必要な対策を立てるのは、トラブルが発生してからではありません。

夏休みの最初のような、 気持ちが明るく前向きなタイミングにしましょう。

夫婦やパートナーとの話し合いは、 休日にのんびりランチでも食べているときなどがおすすめです。

「部屋がなかなか片づかなくてごめんね。 でも、 いっしょに暮らしているんだから家事を少し分担してもらうことはできない?」

ポイントは具体的に提案することです。

漠然と 「家事を手伝って」 ではなく、「夕食後の食器洗いをお願いしたい」と提案します。

そしてさらに重要なのは選択肢を示すことです。

「平日がムリなら、 日曜日だけでもお願いできない?」

「むずかしい場合には、 食洗機を次のボーナスで購入したいんだけどどうだろう?」

このほうが、 相手は逃げられなくなるはずです。

1回でうまくいくことはないかもしれません。

でも、 相手の反応を見ながらあの手この手を使って、トライ&エラーを積み重ねるのがコミュニケーション。

あきらめずにがんばってください。

ADHDの特性を持つことで「生きにくさ」を感じて苦しむ大人の女性はたくさんいます。自らADHD脳という臨床心理士の中島美鈴先生からの超驚きの具体的な解決法とエールが満載です。


ADHD脳で困っている私がしあわせになる方法

中島美鈴・著 主婦の友社・刊

当記事はOTONA SALONEの提供記事です。

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