【セルフ診断付き】あなたは大丈夫?「ストレス腸」度チェック

OTONA SALONE



生きていくうえでストレスは、あって当たり前。でもストレスをため込まないことが大事なのです。ストレスをため込まないためには、どうすればいいのでしょうか? ストレスに関する書籍の多くは、「ものごとを前向きに受け止める」「〝こうあるべき〟ではなく、柔軟に考える」など、心からストレスにアプローチする方法を紹介しています。でも本当にストレスできつい思いをしているときに、心の在り様を整えるのはけっこう大変です(以上書籍より抜粋)。そこで今回は、腸研究の第一人者、松生恒夫先生による著書『大丈夫! 何とかなります ストレスは解消できる』から腸の状態を整え、腸へのストレスを減らすことで、脳や心を元気にする方法をピックアップしてお送りします。【腸と健康 #5】

腸がストレスを感じているとき、脳もストレスを感じている




私はこれまで5万人以上の患者さんの大腸内視鏡検査を行ってきましたが、日本人の大腸は大きなストレスにさらされて、慢性的なダメージを受けていると感じています。ストレスにさらされ、かつ何らかのダメージを受けている日本人の腸を、仮に「ストレス腸」と呼ぶことにしましょう。

ストレス腸度 セルフチェック




あなたの腸はストレスを感じていませんか?あてはまるものはすべてチェックしてください。

□朝食を抜いてしまうことが多い

□野菜、果物、きのこ類はあまり食べない

□納豆は苦手

□料理にサラダ油をよく使う

□ヨーグルトやチーズをよく食べる

□魚よりも肉が好き

□水分はそんなにとらない

□外食やコンビニ食をよく利用する

□お酒をつい飲みすぎてしまう

□現在ダイエット中、あるいは今までダイエットの経験がある

□トイレに行きたくても我慢することがある

□1年以上、下剤を使っている

□運動不足ぎみ(週2時間以下しか運動しない)

□睡眠時間は1日6時間以下

□職場や仕事でストレスを感じる

□ねこ背など、姿勢が悪いほう

□暑い季節はエアコンで体を冷やしたり、冷たいものをよく飲んだり食べたりする

□チェック項目の中に、あてはまるものはない

ストレス腸 診断結果



ストレス腸 診断結果



チェックした数が0~3個の人


あなたの腸は健康な状態です。ただ油断は禁物。腸に負担をかけない生活を意識しましょう。

チェックした数が4~8個の人


あなたの生活は腸にストレスをかけている、ストレス腸予備群。このままだと「ストレス腸」へとまっしぐらです。今すぐに腸に負担をかけない生活を心がけましょう。

チェックした数が9~13個の人


あなたの腸はストレス腸状態。便秘や頭痛、イライラなど、気になる症状も現れているのでは? すぐに生活全般を見直して、腸へのストレスを減らしましょう。

チェックした数が14個以上


重度のストレス腸で、腸はもちろん脳にかかっているストレスも相当でしょう。ひどい便秘をかかえていませんか? まずはひとつでも多く腸によい生活を心がけてください。

「ストレス腸」に傾くと、腸の蠕動運動が鈍くなります。そのため便秘は、ストレス腸度をセルフチェックする最もわかりやすい方法と言えるでしょう。生活習慣を見直しても便秘が改善しない場合は、便秘外来などを掲げている医療機関を受診するのもひとつの手です。腸のストレスが減って健康になれば、脳へのストレスも軽減していくでしょう。

便秘に悩むCさんの場合




ストレス腸の持ち主は脳もストレスを感じている、これが臨床の現場にいる私の実感です。たとえば便秘に悩んでいて、市販の下剤が効かなくなったと相談にいらしたCさん。表情は暗く、口数も少なく、問診をすると心療内科で抗うつ剤を処方されているとのことでした。抗うつ剤が必要なほど心(脳)の問題をかかえているCさんでしたが、便秘の治療をして、腸が本来の機能をとり戻していくと、みるみる表情が明るくなり、診察室で軽い世間話をするようになりました。

「便秘が解消しておなかがすっきりしたから、表情が明るくなり、おしゃべりが楽しめるようになったのだろう」。普通はこのエピソードをそんなふうに受け止めるでしょう。でも実はそんな単純な話ではない、と私は考えています。

脳と腸は相関し合っている




人間の体の臓器のほとんどは、脳の指令によってコントロールされています。しかし、腸だけは別です。腸は脳からの指令でも働きますが、独自に動くこともできる(腸神経と自律神経の二重支配)のです。ちなみに脳には約150億個の神経細胞がありますが、腸はそれに次ぐ数の神経細胞を有していて、その数はなんと約1億個もあります。

脳と腸はなぜお互いに相関し合っているのでしょうか? 「脳は発生学的には、腸から生まれた」というのが、ひとつの答えになるかもしれません。腸は原生生物が最初に獲得した臓器で、腸のまわりにセンサーのような働きをする神経細胞が生まれ、そこから脊髄ができ、脳ができたと考えられているのです。

脳と腸は相関し合っている。だから脳のストレスをとり除くには、腸が感じているストレスも除かなければいけない、と私は考えています。

脳や腸がストレスを感じる原因はたくさんありますが、「栄養バランスの偏った食事」「寒さ」「緊張状態が続く」「慢性的な運動不足」「不規則な生活」の5つに分けられます。この5つの要素は脳にも、腸にも影響します。逆に言えば、普段の生活を見直して、この5つの要素をとり除くことができれば脳も腸も元気をとり戻せるでしょう。

腸が健康的に整えば、当然のことながら免疫力もアップして、感染症などの病気にかかりにくくなることが期待できます。

あなたのそのストレス、軽くなります!

腸研究の第一人者、松生恒夫先生による、

腸からはじめるストレス解消アイデアが満載です。



大丈夫! 何とかなります ストレスは解消できる

松生 恒夫 ・著 中村知史・イラスト 主婦の友社・刊

当記事はOTONA SALONEの提供記事です。

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