【40代編集部長の婚活記#253】初めての結婚相談所で、直面した大問題とは?

OTONA SALONE



40代の婚活は、自分を見つめ直すプロセスかもしれない。婚活歴4年10カ月のOTONA SALONE編集部長・アサミ(49歳)は、これまでに100人以上もの男性と出会ってきた。

ここ最近新たな活動をしていないことを反省し、まだ未体験ゾーンだったお見合いや結婚相談所に足を踏み入れてみることを決意。約1年前、仕事で知り合った仲人のクミさんに連絡をしてみたのだが……!?

この話は40代独女の「実名 顔出し」で書いている、リアル婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。

「結婚する気ありますか?」


30代前半の年末年始のこと。実家に帰省したら、お見合い写真が届いていた。写真もプロフィールもたいしてチェックもせずに断ったので、お見合いは未遂に終わった。

アサミ「当時は結婚とかまったく興味もなくて『その気がないので』とお断りしました(苦笑)」

仲人クミ「当時は結婚する気がなかったんですね」

アサミ「結婚どころか、恋愛もしてなかったと思います」

仲人クミ「それじゃ、いまは結婚する気があるってことでいいですよね」

アサミ「!!!」

クミさんの言葉に閉口してしまった。結婚する気がある!? あれ、結婚相談所の仲人であるクミさんに連絡したってことは、結婚する気ある……のか?

言いよどむアサミ


私、本当に結婚したいのか? あれ、婚活改めパー活とかいってるし、結婚相手っていうよりパートナーがほしいと思っているんだよね。ってことは結婚する気ってどうなんだろう?

思考回路がものすごい勢いでグルグルしている。

仲人クミ「アサミさ~ん、声、聞こえますか?」

おっと、クミさんとはオンラインでのミーティングだった。うっかり無言になっていた。

アサミ「失礼しました。ちょっと考えてしまって」


回答に悩むアサミ




仲人クミ「結婚するお気持ちは、いかがですか?」

最初にその確認するよね。そりゃ、そうだよね。

アサミ「そう聞かれて、ちょっと考え込んでしまいました」

仲人クミ「あら? どうしてですか?」

アサミ「改めて『結婚する気があるか』って考えると……悩んでしまいました」

仲人クミ「悩んだってことは、結婚する気はあまりないってことかしら」

コロナ禍で気づいてしまった


アサミ「コロナ禍の状況になって、気づいたことがあるんですよ」

仲人クミ「どんなことに?」

アサミ「在宅勤務が増えたんですよね。今日もそうだったんですけど。もし、この家にもう一人誰かいたら在宅勤務しにくいなって思って」

仲人クミ「誰かいるとお仕事しにくいですか?」

アサミ「会社で誰かがいるとかは気にならないんですけどね。家にいるのが二人だけってなると、なんかやりにくいなと」

仲人クミ「なるほど」

アサミ「他人と家で暮らせる自信がないので……結婚じゃないのかと思って」

この連載で何度も書いているが、20代の頃から他人と一緒に暮らすのは難しいと感じていた。

やっぱり、他人と暮らせる自信がない


仲人クミ「いまは多様性の社会ですから、結婚のカタチもいろいろありますよ」

アサミ「例えばどんなですか?」

仲人クミ「別居婚・週末婚みたいなスタイルの夫婦もいらっしゃいます」

アサミ「なるほど」

仲人クミ「別居婚、それもいいねっていう男性を探せばいいんです」

アサミ「いますかね?」

仲人クミ「私が仲人したカップルにもいらっしゃいますよ」


別居婚なら、アリ?




アサミ「そうですか。別居婚OKな人もいますか」

そういえば、知人にも別居婚しているカップルが2組いたな。

仲人クミ「たくさんいる、とは言えませんけどね。いなくはないです」

仲人クミ「その条件さえクリアできるなら、結婚するお気持ちありますか?」

アサミ「うーん……」

仲人クミ「まだ何かありそうですね」

実は他にも理由が…


アサミ「実は、名字も変えたくないんです」

仲人クミ「あら。じゃお婿さん」

アサミ「いや、相手に変えてほしいってわけでもなくて」

アサミ「まだ議論されている途中ですけど、夫婦別姓が認められるようになったらいいなと」

仲人クミ「なるほど。まだ法律としては認められていませんからね」

アサミ「はい」

仲人クミ「名字を変えたくない理由、聞かせていただいてもいいですか?」

夫婦別姓を希望します!


アサミ「ひとつはシンプルにめんどくさいからです(苦笑)」

仲人クミ「めんどくさいこと、苦手っておっしゃってますよね」

アサミ「はい。身分証明書や銀行口座、クレジットカード……たくさん手続き必要なものがあるじゃないですか。
そのめんどくさいのを、どっちかだけがやらなきゃいけないっていうのが」

仲人クミ「それは確かに。改姓すると結婚したときも、それこそ離婚したときも大変だったりしますよね」

アサミ「うちの会社はビジネスネームは旧姓で続けられますけど、でも戸籍の名字とは違うわけで。
男女平等とかの前に、男女関係なく個人としてのアイデンティティがあると思うんですよね」


男女平等というより「個の尊重」




仲人クミ「アサミさんはご自身の名字に思い入れがあるのですか?」

アサミ「思い入れというか、49年間この名字でやってきているので。大切にしたいなと。私はアサミエツコという人間であって、某エツコではないですから」

仲人クミ「アイデンティティですね」

アサミ「いまさら他の名字で呼ばれても反応できないと思うんです」

仲人クミ「それもわかります。私は改姓した人間ですけど、選べるなら旧姓でもよかったなと思いますね」

アサミ「もちろん、変えたい方は改姓していいと思うんです。だから、どっちか選択できればいいんですよね」

仲人クミ「法律の改正が望まれますね」

別居婚&法改正ができたら?


仲人クミ「仮に法律が改正される見通しがつくか、もしくは婿養子に入っていいという男性がいたら、結婚してもいいですか?」

アサミ「うーん……。後者はちょっと違うんですよね。さっきも申しましたけど、どっちかがめんどくさい手続きになるというのがそもそも」

仲人クミ「じゃ、法改正したら結婚したいですか?」

アサミ「どうだろう。そしたら結婚していい……んでしょうか?」

仲人クミ「質問を返されちゃった(笑)」

アサミ「あ、すみません」


何度も聞かれる「結婚したいですか?」




仲人クミ「なんで私が何度も『本当に結婚したいですか?』ってお聞きするかというとですね」

アサミ「はい」

仲人クミ「何事にも強い意思って大事だからなんですよ。これは結婚だけじゃなくて、仕事でも、勉強でも、趣味を極める場合でも」

アサミ「確かにそうですね」

仲人クミ「この質問に、言い訳なしにYESって言える人じゃないと、私はお見合いのお相手を紹介できないんです」

アサミ「そうですよね…」

まさかの展開に…!


仲人クミ「どうしてかって言うと、登録されている方はみなさん真剣だからです。その方の貴重な時間を割いて紹介して、お会いしてもらうわけですから、まず結婚したい意思が同じくらいでないと紹介できないんです。

ぼんやりした結婚願望の方を紹介したら、真剣な方に失礼だと思いませんか?」

アサミ「おっしゃる通りです…」

仲人クミ「アサミさんにうちの結婚相談所に登録してもらったら、宣伝効果もあるし、アサミさんとお見合い希望される方もいると思います。

でも、アサミさんの結婚の意思がぼんやりしているうちは、うちの結婚相談所では紹介できません!」

なんと、入会を相談したのに結婚相談所に断られた……! 婚活歴4年10カ月の49歳、編集部長アサミ。これはこれで、なかなかのダメージを食らったのであった。

運命の人と出会うには!?




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当記事はOTONA SALONEの提供記事です。

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