UVERworld TAKUYA∞に訊く、新曲「NAMELY」の歌詞に表れたリアリズムとコロナ禍での新たな気づき

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結成20周年およびデビュー15周年となる2020年を、コロナ禍の中で迎えたUVERworldはこれまでライブに費やしていた時間を曲作りに当てながら、バンドにとってエポックメイキングな作品となった『UNSER』の、さらなる先を目指して歩みを進めはじめていた。
その成果が今年3月にリリースしたシングル「HOURGLASS」であり、そこからわずか3か月というスピードでリリースした最新シングル「NAMELY」となるわけだが、TVアニメ『七つの大罪 憤怒の審判』のエンディングテーマとなるその「NAMELY」。美しい歌をじっくりと聴かせるバラードと思わせ、R&B由来のバウンシーなリズムと、バンドサウンドとシーケンスを使ったトラックメイキングの絶妙なバランスが、UVERworldのバラードに一味違う聴き応えを加えている。
奇しくもその「NAMELY」の発売日に行われた今回のインタビュー。バンドを代表して、フロントマンのTAKUYA∞(Vo)に話を訊いたところ、「NAMELY」についてはもちろん、「NAMELY」の歌詞に表れたリアリズムに繋がったと思しきコロナ禍における新たな気づきについても知ることができた。立ち止まるどころか、バンドの意識はすでに「NAMELY」の、さらなる先に向かっている。


――6月12日と13日の横浜アリーナ公演のリハーサルの真っ最中だと思うのですが、セットリストも含め、どんなライブになりそうですか?

昼と夜で1日に2公演やるんですよ。だから、2日間で計4公演ある。今までだったらやりたい曲がたくさんある中から20曲ぐらいに絞らなきゃいけなかったんですけど、自分たちがやりたい曲がほぼすべてできるという楽しみがあるんです。セットリストはこの15年間にリリースしたシングルとアルバムから選んだバラエティに富んだものになっているので、ファンにとっても、僕たちにとっても楽しいライブになると思います。

――軸になる曲は共通していると思うのですが、それ以外は4公演それぞれに変えるんですか?

めちゃめちゃ変えますよ。前回、1日2公演やった時は、かぶっている曲は1曲ぐらいしかなかったと思います。

――コロナ禍以降、UVERworldのライブは、ほぼ1日2回公演ですよね?

もう完全に味をしめました(笑)。楽しいですよ。やりたい曲を全曲できるってことももちろん、いいライブを目指すという意味で、1回目の修正がすぐ2回目でできるし、1回目が最高のライブだったら、それをもう1回できるんだという感覚で夜(の公演)が楽しみになるし。今まで普通に自分たちのライフスタイルにあったものが取り上げられたというか、いつまたできなくなるかもしれないと考えると、その時間の貴重さっていうのがやっぱり自分たちの中で大きくなったし、ライブができるだけでも本当にうれしいと思えるから、すごくいい時間を過ごせていると思います。

――変な質問してもいいですか? 1日2公演の場合、どっちを観にいったらいいのかなって迷うファンもいると思うんですよ。

あぁ~(笑)。

――もちろん、1回目と2回目どちらも良いとは思うんですけど、UVERworldの場合、どちらがオススメでしょう?(笑)

昼に来るのはコアなというか、UVERworldのことをより深く知っている人たちが来るのかなという勝手な予想で、昼のほうがセットリストはちょっとだけマニアックなんですよ。僕たちの中では。たとえば、7年ぶりにやる曲があるけど、昼と夜、どっちにする?ってなったとき、昼に持ってくることが多い。あと、喉のコンディションは絶対、昼のほうがいいんですよ。ピッチなんかの正確さでいうと、昼のほうがオススメなんですけど、夜のほうが残ったエネルギーを全部使いきれるので、昼よりもアグレッシブなものになる。そういう意味で、同じライブはできないですね。ちょっと違いがあるんですけど、それも自分の中では楽しめているので、ファンの人たちもそういう角度から楽しんでもらえたらと思います。

――なるほど。それぞれに違う見どころがあるわけですね。ライブができるだけでうれしいとおっしゃったんですけど、UVERworldはライブに軸足を置いて活動してきたバンドです。新型コロナウイルスの影響でライブが思うようにできなくなった時はやはり、これからどうしたらいいんだろうと悩んだんじゃないかと思うのですが。

悩んだというか、その後、感染予防の方法がわかってきて、対応できるようになりましたけど、最初は、どういうことなのか全然わからなかった。だから未来に対する漠然とした不安があったし、亡くなった方がいらっしゃるぐらいですから、ライブ云々どころじゃなかったですよね。

――その不安は、どんなふうに乗り越えてきたのでしょうか?

もう自然にですよね。最初の40日間ぐらいは、曲も書く気がしなかったし、実際、何もしなかったし。その後、有り余った時間をどう使っていくか考えながら、でも、不安だったし。わからなかったじゃないですか? どんなウイルスなのかとか、若い人でもかかったら死んじゃうのかなとか。だからモラルを守りつつ、誰にも会わずにバイクで写真を撮りに行ったりとか、スケボーしたりとかして時間を潰してましたね。そんなこんなで半年ぐらい経った頃にはいろいろなことがわかってきて、徐々に不安も消えていった気がします。

――いまだに以前のようなやり方でライブはできませんが、それでもライブを楽しむコツみたいなものは、ライブをしながら徐々に掴んでいったのでしょうか?

徐々に掴んでいったところもありますけど、過去の楽しかった時間をひきずらないようにしました。だって、しかたないですから。楽しかった時間は楽しかった時間として、今できることを、自分たちで見つけていったんです。アプリがあるんですよ、ファンの人たちの歓声を募って、それをライブの時に会場で流すっていう。そういったことで解消できる部分って意外とあって。昔と今を比べることはできないですけど、今は今で、できることをやりながら本当に楽しめてますね。

――未来に対する不安はなくなりましたか?

なくはないですけど、それはコロナ禍の前もあったと思うし。でも、不安の種類は変わったかもしれないですね。よけいなものが増えたかもしれない。やっぱり今も多少ありますね。どうなっていくのか、まだ明確に見えてないという意味では。でも、誰にもわからないじゃないですか。半年先のことが。そこを考えて、躊躇したり、落ち込んだりするぐらいなら、1週間後ぐらいのことだけ考えて、できることだけやっていればいいかなと思うようになりました。何があるかわからないから、正直、6月12日と13日の横アリ公演も確実にできるとは思ってないですけど、リハーサルは思いっきり楽しんでますよ。


自分の中に言葉があって、それをメロディに乗せて歌うと楽しい。そこが一番の原動力という気がします。


――今のお話は、今回の「NAMELY」のメッセージと通じるところがあるのかなと思いながら聞いていたのですが、その「NAMELY」。一聴してとても良い曲だと思いました。

ありがとうございます。

――曲の魅力を端的に伝えるために、レコード会社の案内では“ミッドテンポのロッカバラード”と表現されていましたが、バラードの一言には収まりきらない聴きどころがいろいろ散りばめられています。TAKUYA∞さん的には、どんな曲になったという手応えがありますか?

そもそもはTVアニメのエンディングに使ってもらえるということで、元々あった曲をアニメの世界観に寄せていったんですけど。そこに自分たちの今の気持ちも投影しつつ、きれいな曲ができたなと思います。

――コロナ禍以降、有り余る時間を曲作りに使っているとおっしゃっていましたが、そこでできた曲なのでしょうか?

ギターの彰が作ってきたネタがけっこう前からあって。ただ、当時はひっかかることなく流れていったんですけど。時間が経って、もう1回聴き直したら、“あ、これ、シングルで出したい”と思いました。世界観とかテンポ感とか、アニメサイドから軽い要望があって、それに合っていたんです。

――具体的には、どんな要望があったんですか?

エンディングに相応しいミドルテンポの曲ってことぐらいだったかな。あんまりこのテンポの曲を作ることってないんですよ。

――歌詞はアニメのエンディングテーマに決まってから書いたのですか?

そうです。

――作品の世界観に寄り添う上で、どんなところに共感する部分を見つけたんでしょうか?

同じアニメの第3期のオープニングテーマに「ROB THE FRONTIER」を提供させてもらったとき、原作(のマンガ)を読んだんですけど、今回、原作の30巻以降が描かれると聞いたので、そこからもう1回読み直して。自分たちとの共通項で言うと、強い絆で結ばれた仲間たちが集まって、一つの目的に向かっていくんですけど、決してずっと一緒にいるわけではないんですよ。自分たちにもそんな気持ちがあって。バンドはずっと、永遠に続けていきたいですけど、死ぬ時まで一緒にいるのか? と考えたらどうなるかわからない。もちろん、家族を超えた存在ではあるんですけど、人生とか、バンドとかってそういうものなのかなと思いつつ、そのことに一喜一憂せず、むしろそういうことに気づかないふりをしてでも、今という時間を楽しんでいきたいということを思いました。この曲を乗っけてもらっているエンディングの画も曲に寄り添ってくださっているのか、仲間たちが宴をしているシーンなんですよ。コロナ禍になって、終わりというものを意識するようになったのか、そういう感覚が出てきましたね。


――確かに何事にも終わりがあることを前提に歌詞は書かれていますね。歌詞を書くことがたやすいとは思わないのですが、「NMAELY」に関しては、そんな悩んだり、迷ったりすることはなかったわけですね?

僕、歌詞を書く時、全然悩まないんですよ。元々、ポエムを書くのが好きだったから、自分の思いを言葉にするのが得意だったんです。それを歌詞とどう結びつけるか、デビューしてから3、4年ぐらいは試行錯誤したんですけど。それが繋がってからは歌詞を書くのが楽しくて、曲を書いている時も、いい曲になってきたら、歌詞を書くのが楽しみで、ちょっとソワソワするぐらいなんですよ(笑)。“これ、いい歌詞を書いて、曲に乗ったら楽しいだろうな”みたいなところがあります。もちろん、時間をかけるし、考えるんですけど、苦労するっていう感覚にはならないですね。

――それはやっぱりTAKUYA∞さんの中に歌いたい気持ちや誰かに伝えたいメッセージが常にあるからなんでしょうね。

それももちろんあると思うんですけど、自分の中に言葉があって、それをメロディに乗せて歌うと楽しい。そこが一番の原動力という気がします。

――言葉があるというのは、歌詞を書く時、具体的な言葉がまず浮かぶっていうことですか?

普段から自分の心に残った言葉を書き記すっていう習慣が10代の頃からあって。それを自分はポエムを書くと言っているんですけど、自分の心に残った言葉を書くと、理解が深まるような気がして。昔からそういうのが好きだったんですよ。

――「NAMELY」の歌詞の中で、元々あった言葉というと?

ほぼほぼそうだと思います。携帯の中にいろいろな言葉が書き留めてあって、メロディやオケを聴きながら、何を歌うべきなのか考えつつ、書き留めてあるいろいろな言葉から抜粋していくっていう作業なんですよ。

――「NAMELY」の歌詞には《君》という言葉が出てきます。その《君》というのは、アニメの登場人物のことだとは思うのですが、最初に聴いたとき、バンドメンバーのことなのか、ファンのことなのか、それともTAKUYA∞さんにとって、もっと近い大事な人なのかといろいろ想像しました。でも、さっきのお話からすると、TAKUYA∞さんとしてはバンドメンバーに歌っていたんですか?

いや、書いた時も歌う時ももっと大きなものとして考えてました。だからこそ、聴いた人それぞれにいろいろな人に当てはまるんだと思います。


僕もそろそろ言いづらいなと思い始めたタイミングで、彰がぼそっと“歌詞がステキだから、とことんやりたいですね”って言ってくれたんです。


――バンドメンバーはこの歌詞について、どんなことを言っていましたか?

彰の曲だったので、最初に彰に聴かせたんですけど。彰が作ってきたオケに対して、僕が歌を乗せて、それに対して、歌詞がこう来るなら、メロディがこう来るならってまたアレンジしなおしてくるんですね。そのキャッチボールの中で、今回、僕は彰から戻ってきたものに対して、なかなかいいと思えなかったんです。そこは彰が作った曲であっても、そうじゃない、そうじゃないって遠慮なくダメ出ししていったんですけど、僕もそろそろ言いづらいなと思い始めたタイミングで、彰がぼそっと“歌詞がステキだから、とことんやりたいですね”って言ってくれたんです。それはうれしかったですね。メンバーの半分は幼稚園の頃からの付き合いなので、お互いを気持ちよくさせるために褒め合ったりってしないんですよ。でも、本当にいいものに対しては、改まって言うことはないんですけど、そんなふうに不意に言ってくれることがありますね。

――《どんなに悲しい終わりだって 素敵な思いに変えるから》と歌っていますが、変えられる自信があるということなんですよね、きっと。

うーん、そこはミュージシャンのけっこうずるいところだと思うんですけど、イヤな思いも歌にすると、ちょっと良くなっちゃたりするんですよね。いい思い出に変わったりする。そういう思いもあります。今まで、イヤなことも全部、いい思い出に変えられてきているっていうのは、歌詞を書いて、曲にすると一つ納得できるものになるからっていうところもあるんだと思います。

――ところで、“つまり”“すなわち”を意味する「NAMELY」というタイトルはどんなところから? 最初、あれこれ考えた結果、この答えに辿りついたからと想像したのですが、歌いたいことがあらかじめ決まっていたことを考えると、そうではなさそうですね?

言葉の響きです(笑)。タイトルって大体、最後に決まるんですけど、歌詞の中から出てくる時もあれば、出てこない時もある。出てこないとき、困りますよね(笑)。そういうとき僕らが大事にするのが言葉の響き。今回は自分たちにとって、“すなわち”という意味もあって、響きもよかったから「NAMELY」になりました。

――中には、前のアルバムのタイトルが『UNSER』だったことを踏まえ、そこからのさらなる答えと受け止めたファンもいるようですよ。

あぁ~、そう答えればよかった(笑)。でも、そういうのいいですよね。いろいろ考えてくれるところが。ファンのみんなのほうがけっこう深かったりしますからね(笑)。

――彰さんのアレンジに対して、なかなかいいと思えなかったとおっしゃっていましたが、TAKUYA∞さんはどんなこだわりがあったんですか?

その時々の好みなんですけど、大きく言えば、バンドサウンドを中心にするか、シーケンスを含め、ギター、ベース、ドラム、サックス以外のものを持ってくるかっていうところのバランスですね。今は気持ちがバンドサウンドに寄っているんですよ。生っぽいものに寄っているんですけど、彰はこの曲に関しては、そうではないほうにイメージするものがあったみたいで。

――彰さんが作ってきたものはシーケンスが多めだったわけですね。

傍から聴いたら、同じぐらいのバランスに思われるかもしれないですけど、微妙な差があったんです。

――個人的には、その2つに関しては絶妙なバランスになっていると思いました。

ありがとうございます。お互いが歩み寄って、中途半端にするのではなく、2人が納得するまでとことんやりましたからね。


歌よりもパッションが大事だと思い続けてきたボーカリストである僕が、現時点で見出した答えみたいなものをしっかりと反映させたという感じですね。


――シングルには「NAMELY」のインストゥルメンタルバージョンも収録されているので、アレンジとトラックのおもしろさにも耳を傾けてほしいと老婆心ながら思ってしまいました。

極々たまに、歌を抜いたほうがいい時があるんですよね(笑)。

――いやいや、「NAMELY」に限らず、歌が入っていたほうが絶対に良いと思いますよ(笑)。

自分もそれを感じたことがあって、もっとがんばらなきゃいけないなと思った時期もありましたね。

――「NAMELY」では、工夫も含め、ボーカルはどんなふうにアプローチしたのでしょうか?

最近、自分の歌い方をしっかりと理解できるようになったというか、今までは自分のクセでずっとやってきて、いいところも、悪いところもどうしてそうなるのかわからずにやってきたところもあったんです。それをちゃんと分析して、自分の歌のどこがいいと自分は思っているのか、どこがいまいちだと思っているのか、ようやく真剣に考えだしたんですけど、それがわかるようになったんですよ。その良い部分を伸ばして、悪い部分をなくしていきました。ただ、小手先だけにならないようにしなきゃいけないんですけど、歌よりもパッションが大事だと思い続けてきたボーカリストである僕が、現時点で見出した答えみたいなものをしっかりと反映させたという感じですね。

――この歌、符割が難しくないですか?

そうですね。難しいですね。そうなると、一番いい声のトーンで歌うのが難しくなるんですけど、この歌を録った時の100点では録れているはずです。ただ、まだ歌い方の研究は続いていて、今は100点以上で歌えると思います。

――では、そこはライブで。

そうですね。CDももちろんですけど、ライブで聴いてもらいたいですね。

――「NAMELY」のアレンジおよびサウンドの聴きどころを挙げるとしたら?

UVERworldとしては割とストレートな曲なので、ストレートなものをそのまま聴いてもらったらいいのかな。珍しくこういう感じで来たなとファンのみんなは思っているんじゃないですか? いつもの僕たちならもっと展開を増やしていくと思うんですけど、それを削ぎ落として、音数も少なめにしたので、かなりシンプルに聴こえるはずです。今っぽいボーカルのエフェクトも織りまぜつつ、サビでソリッドになってガンと入ってくる歌もいいと思います。

――ある意味、新境地なのでは?

いや、むしろオーソドックスな、古き良きものを持ってきた感じですね。それをいいと思うバンドもいれば、それを嫌って、どんどん新しいものを求めるバンドもいる。僕らはどちかというと後者なので、古き良きオーソドックスなものってなかなかできないんですけど、改めてそういうものに取り組んでみたら、単純にきれいな楽曲ができるなと思いました。


今年から来年にかけて3か月に1枚のペースでシングルがリリースできるくらい曲が揃っているから、安心して、さらに新しい曲に取り組むことができる。


――そして、カップリングの「LIVIN’ IT UP」はラップやシンガロングもフィーチャーしたミクスチャー・ロックナンバーですが、最近作ったものなのでしょうか?

いえ、これもベースの信人がずいぶん前に1回聴かせてくれていたものをスルーしてて。僕、メンバーが出してきたものも本当にガツンと来ないと、けっこうスルーするんですよ。前回のアルバムの『UNSER』はシーケンスを中心にバンドサウンドから逸脱したサウンドを作っていきたかったので、その時はバンドっぽい曲は今は違うかなってスルーしてたんですけど、それをやりきると、今度はバンドサウンドがやりたくなる。ずっとそのサイクルなんですけど、そういうタイミングでこの曲を聴いたとき、かっこいいと思えたので、“これ、やろう”ってなりました。

――1回スルーした曲を改めて聴き直す作業がどこかのタイミングであるんですか?

僕は聴き直さないんですけど、メンバーがもう1回出してくるんですよ。“やっぱり、これ、いいと思うんだけど、どう?”みたいに。

――スルーされた時に悔しい思いをしているわけですね?(笑)

しているんだと思いますよ(笑)。

――「LIVIN’ IT UP」の他には候補曲はなかったんですか?

いや、なくはなかったですよ。一応、今年リリースするものに関してはほぼ出来上がっているので……と言えるぐらいのストックがあるんですよ。

――その中からこの曲を選んだのは?

「NAMELY」とのコントラストもそうですけど、その時のモードですね。

――前回のシングから3か月という短い間隔のリリースなので、今後の展開を期待してしまうファンも多いと思います。今年、リリースするものに関してはほぼ出来上がっているともおっしゃっていましたが、どんなふうにリリースしていこうと考えているのでしょうか?

デビューから3年ぐらいまでは、3か月に1枚というペースを守ってきたんですけど、段々、制作に時間をかけるようになって、気づいたらアルバムも2、3年おきになっていて。でも、今回、時間がたくさんあったせいか、今年から来年にかけて3か月に1枚のペースでシングルがリリースできるくらい曲が揃っているんですよ。だから、レコード会社の人もいろいろ計画が立てやすいでしょうし、僕らも安心して、さらに新しい曲に取り組むことができる。これまではこんなふうに取材を受けながら、カップリングの曲がまだできてないなんてこともありましたから(苦笑)。でも、今回はすでに気持ちはこれから作る曲に向かっている。実は、今日が「NAMELY」の発売日だってことも忘れていたぐらいなんですよ(笑)。

取材・文=山口智男 撮影=森好弘


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